■ Apache 2.0.54 メモ (apache_2.0.54-win32-x86-no_ssl.msi)

= ページ内目次 =
■前置き
■インストール環境
■ダウンロード
■インストール
■追加設定
■公式サイト以外の情報源
■感想

■前置き

Windows 版の Apache です。
ローカルで動かすためのインストール手順です。インターネットに公開することは考慮していません。
デフォルトでポート 80 を使用するので、IIS などの別の Web サーバーがインストールされていると競合して起動しないはずです。その場合は httpd.conf を変更します(追加設定 参照)。
公式サイト:http://httpd.apache.org/

■インストール環境

OS:Windows XP Professional(SP2)
Memory:256MB

■ダウンロード

公式サイトの左の「Download」をクリックし、Win32 Binary (MSI Installer): apache_2.0.54-win32-x86-no_ssl.msi をダウンロードします。

■インストール

1.ダウンロードしたファイル をダブルクリックします。

2.インストーラが起動し Welcome 画面が表示されます。
「Next」をクリックします。

3.License Agreement の画面に移ります。
「I accept the terms in the license agreement」を選択して「Next」をクリックします。
ライセンス規約に同意したことになります。

4.Read This First の画面に移ります。
「Next」をクリックします。
readme 的な情報です。ざっとでも目を通した方が良いです。

5.Server Information の画面に移ります。
「Network Domain」… 適当で良いです。
「Server Name」… これも適当で良いです。
「Administrator's Email Addres」…自分のメールアドレスを入力します。

公開するなら正式な値を入れないといけませんが、今回はローカルで動かすだけなので適当です。

「for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended」を選択します。
「Next」をクリックします。

6.Setup Type の画面に移ります。
「Typical」を選択し、「Next」をクリックします。

7.Destination Folder の画面に移ります。
インストール先のディレクトリを選択します。今回は "c:\app\Apache Group\" にインストールしたかったので、インストール先を変更するために「Change」をクリックしました。
普通はデフォルトで良いと思います。その場合は「Next」をクリックして 8 に進みます。

7-1.Change Current Destination Folder の画面が開きます。
インストール先を選択するか直接「Folder name」に入力します。今回は "c:\app\Apache Group\" にしました。
「OK」をクリックします。

7-2.Destination Folder の画面に戻ります。
インストール先を確認し、間違いなければ「Next」をクリックします。

8.Ready to Install the Program の画面に移ります。
「Install」をクリックします。

9.Installing Apache HTTP Server 2.0.54 の画面に移ります。
インストールが開始されます。この画面は待っているだけで自動的に次に進みます。

10.Installation Wizard Completed の画面に移ります。
インストール終了です。「Finish」をクリックすると画面が閉じます。

11.確認します。
ブラウザで http://localhost/ に移動します。Apache のページが表示されれば成功です。

■追加設定

インストールが終わるとタスクトレイに Apache のアイコンが現れます。このアイコンを右クリックして表示されるメニューから「Open Apache Monitor」をクリックすると、Apache Service Monitor が開きます。この画面から Apache の状態の確認や、サービスの停止・開始・再起動が行えます。

デフォルトではポート 80 を使用します。他の Web サーバーなどと競合する場合は、[インストールディレクトリ]\Apache2\conf\httpd.conf の122行目あたりの「Listen 80」を変更し、Apache を開始(再起動)します。

■公式サイト以外の情報源

JAPAN APACHE USERS GROUP ←このところ更新されていません。

その他、メジャーなソフトなので Google で検索すれば山ほど情報が見つかります。

■感想

簡単ですね。
とは言え、Web サーバーは中身があってはじめて使えるもの、これだけでは何もできません。