原文:ftp://ftp.rfc-editor.org/in-notes/rfc3805.txt
訳注:
プリンタ関連の用語に詳しいわけではないです。聞いたことがある気がする言葉を勝手に使っています。
どこまで日本語にするかが定まらず、日本語と英語とが中途半端に共存しています。そのうち直したいです。


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Network Working Group
Request for Comments: 3805
Obsoletes: 1759
Category: Standards Track




R. Bergman
Hitachi Printing Solutions
H. Lewis
IBM Corporation
I. McDonald
High North Inc.
June 2004

Printer MIB v2

この文書の位置付け

この文書はインターネットコミュニティのためのインターネット標準トラックプロトコルについて述べており、改良に向けての議論と提案を求めている。このプロトコルの標準化の状態と状況は "Internet Official Protocol Standards"(STD 1)を参照して欲しい。この文書の配布は無制限である。

著作権情報

Copyright (C) The Internet Society (2004).

要約

この文書は、印刷環境のためのモデルと管理可能なオブジェクトの定義を提供する。この MIB に含まれるオブジェクトとは、印刷デバイスの中の論理的・物理的な実体に相当する。この文書は RFC 1759 を廃止する。

目次

1. 導入
1.1. ネットワーク印刷環境
1.2. プリンタデバイス概観
1.3. プリンタ情報のカテゴリ
1.3.1. 説明
1.3.2. 状態
1.3.3. 警告
1.4. インターネット標準管理フレームワーク
1.5. 要求レベル
2. プリンタモデル
2.1. プリンタモデル概観
2.2. プリンタのサブユニット
2.2.1. General Printer
2.2.1.1. 国際化考察
2.2.2. Inputs
2.2.3. Media
2.2.4. Outputs
2.2.5. Finishers
2.2.6. Markers
2.2.7. Media Paths
2.2.8. System Controller
2.2.9. Interfaces
2.2.10. Print Job Delivery Channels
2.2.11. Interpreters
2.2.12. Console
2.2.13. Alerts
2.2.13.1. 状態と警告
2.2.13.2. 総合的なプリンタステータス
2.2.13.2.1. Host Resources MIB Printer Status
2.2.13.2.2. Sub-unit Status
2.2.13.3. Alert Tables
2.2.13.4. Alert Table の管理
2.3. Read-Write Objects
2.4. 列挙型
2.4.1. 新しい列挙値の登録
3. 他の MIB 仕様由来のグループ
3.1. System Group
3.2. System Controller
3.3. Interface Group objects
3.3.1. Interface Types
4. RFC 1759との違い
5. The IANA Printer MIB
6. The Printer MIB
-- Textual conventions for this MIB module
-- The General Printer Group
-- The Responsible Party group
-- The Auxiliary Sheet Group
-- Administrative section (The General V2 Group)
-- General alert table section (Alert Table V2 Group)
-- The Cover Table
-- The Localization Table
-- The System Resources Tables
-- The Input Group
-- The Extended Input Group
-- The Input Media Group
-- The Input Switching Group
-- The Output Group
-- The Extended Output Group
-- The Output Dimensions Group
-- The Output Features Group
-- The Marker Group
-- The Marker Supplies Group
-- The Marker Colorant Group
-- The Media Path Group
-- The Print Job Delivery Channel Group
-- The Interpreter Group
-- The Console Group
-- The Alerts Group
-- Conformance Information
7. IANA 考察
8. 国際化考察
9. セキュリティ考察
10. 参考文献
10.1. 引用規格
10.2. 参考規格
Appendix A - 用語集
Appendix B - メディアサイズ名称
Appendix C - メディア名称
Appendix D - ユーザーの役割
Appendix E - 全プリンタステータス一覧
Appendix F - 参加者
重要な貢献者
著者のアドレス
Full Copyright Statement

1. 導入

1.1. ネットワーク印刷環境

あらゆるコンピュータ環境において印刷文書の生成を管理することは複雑な問題である。基本的にこの問題は重複する二つの部分、印刷の管理とプリンタの管理とに分けられる。印刷は印刷されるファイルの生成に始まり、プリンタの選択、印刷属性の選択、キューイング、リソース管理、スケジューリング、そしてユーザーへの通知を含む最終的な印刷までの、印刷文書を提供する全てのプロセスを網羅する。印刷プロセスの大半はここで示すモデルの範囲外であり、プリンタの管理のみが対象である。

                図 1 - プリンタから見たネットワーク

   システム プリンタ    資源      ユーザー      ユーザー       ユーザー
    管理者  オペレータ  管理者
      O         O         O         O             O              O
    /|\     /|\     /|\     /|\         /|\          /|\
    / \     / \     / \     / \         / \          / \
      |         |         |         |             |              |
+---------+ +-------+ +-------+ +-------+   +-----------+ +-----------+
|configur-| |printer| | asset | |printer|   |   user    | |   user    |
|ator     | |manager| |manager| |browser|   |application| |application|
+---------+ +-------+ +-------+ +-------+   +-----------+ +-----------+
   ^            ^         ^         ^             |             |
   |R/W         |R/W      |R        |R      +-----------+ +-----------+
   |            |         |         |       |  spooler  | |  spooler  |
   |            |         |         |       +-----------+ +-----------+
   |            |         |         |             |             |
   |            |         |         |       +-----------+ +-----------+
   |            |         |         |       |supervisor | |supervisor |
   |            |         |         |       +-----------+ +-----------+
   |            |         |         |        ^       ^     ^       ^
   |            |         |         |        |R      |R/W  |R      |R/W
   v            v         |         |        |       |     |       |
==================================================   |   =====     |
                     |                          print|        print|
                     |SNMP                       data|         data|
  +-----+        +-------+                        PCL|          PCL|
  | MIB |<------>| agent |                 PostScript|   PostScript|
  +-----+        +-------+                       NPAP|         NPAP|
                     |unspecified                etc.|         etc.|
              +=============+  +-----------------+   |             |
              |             |--|channel/interface|<--+             |
              |             |  +-----------------+                 |
              |   PRINTER   |                                      |
              |             |  +-----------------+                 |
              |             |--|channel/interface|<----------------+
              +=============+  +-----------------+

1.2. プリンタデバイス概観

プリンタは、入力元からメディアを取り出し、ページ記述言語やページ制御言語に従ってそのメディア上に描画を行い、場合によっては仕上げ加工を行いながらその結果を何らかの出力先に出力する物理的装置である。プリンタは消耗品を消費し、廃棄物を生成し、機械的な問題を持つ複雑な装置である。物理的装置の管理において、プリンタやその様々なサブパーツに関する説明や状態や警告といった情報は、消耗品の補充や装置のメンテナンスなどのためにエンドユーザーやキーオペレータに報告されるように、管理アプリケーションから利用可能でなければならない。物理的なプリンタの管理に必要な情報と印刷ジョブの管理に必要な情報とはかなり重複しており、それぞれの管理領域でのタスクの多くは同一、または類似の情報を必要とする。

1.3. プリンタ情報のカテゴリ

プリンタに関する情報は三つの基本的なカテゴリ、説明・状態・警告に分類される。

1.3.1. 説明

説明は、プリンタとその様々なサブパーツの構成と能力に関する情報を伝達する。この情報の大部分は静的なものであり、一般にシステムの運用中には変化しないが、プリンタの修理や再構成、アップグレードの際には変化するかもしれない。説明はプリンタの目に見える状態の一部である。ここで言う状態とは、任意のタイミングにおけるプリンタの恒久的な状態を意味している。

1.3.2. 状態

状態は、プリンタとその様々なサブパーツの現在の動作状態に関する情報である。状態の使用例としては、管理アプリケーションは様々なサブパーツが印刷可能な状態なのか、あるいは印刷できない状態や将来的に印刷できなくなるかもしれない状態なのかを判断出来なければならないというものがある。

1.3.3. 警告

警告は、プリンタ内の報告可能なイベントの説明である。イベントとはプリンタの状態の変化である。これらの状態の変化の幾つかは管理アプリケーションの興味を引くものであり、それゆえに報告可能である。典型的には、これらはプリンタの印刷能力に影響を与えるイベントである。警告は通常、プリンタが接続されているコンピュータシステムの操作に対して非同期に発生する。簡便のため、これ以降 "警告"を、プリンタの状態の変化によって起こされたイベントと、そのイベントの説明との、両方の意味で使用する。

警告は二つの基本的なカテゴリ、致命的警告と非致命的警告に分類することができる。致命的警告はプリンタが停止状態に入ることがきっかけとなって起こり、その致命的警告を引き起こした条件が取り除かれない限り、印刷を続けることは出来ない。"用紙切れ"、"トナー切れ"、"排紙トレイフル"などが致命的警告の例である。非致命的警告は、印刷が停止しない状態に入るイベントによって起こる。そのような非致命的状態は、近い将来、印刷が停止する状態へと陥る原因となるかもしれない。この種の非致命的警告の例は、"用紙不足"、"トナー不足"、"排紙トレイ警告(output bin nealy full)"などである。あるいは非致命的警告は、プリンタの構成が変更されたことを示すような単なる情報提供であっても良い。

プリンタに関する説明・状態・警告の情報は、プリンタを説明するデータベースと見なすことが出来る。プリンタ用の管理アプリケーションは、そのデータベース内の情報がどのように、あるいは何の目的で必要とされるのかに基づく、異なるプリンタデータベースを参照したいだろう。

1.4. インターネット標準管理フレームワーク

現在のインターネット標準管理フレームワークを説明する詳細な概観については、RFC 3410[RFC3410]のセクション7を参照して欲しい。

被管理オブジェクトは、Management Information Base または MIB と名付けられた仮想情報ストアを通してアクセスされる。一般に MIB オブジェクトは、Simple Network Management Protocol(SNMP) を通してアクセスされる。MIB 内のオブジェクトは Structure of Management Information(SMI) で定義される手法を用いて定義される。この文書は、STD 58、RFC 2578[RFC2578]、STD 58、RFC 2579[RFC2579]、STD 58、RFC 2580[RFC2580] で説明されている SMIv2 に準拠した MIB モジュールを規定している。

1.5. 要求レベル

この文書におけるキーワード "MUST" "MUST NOT" "REQUIRED" "SHALL" "SHALL NOT" "SHOULD" "SOULD NOT" "RECOMMENDED" "MAY" "OPTIONAL" は、RFC 2119 で説明されているように解釈される。

準拠する実装はこの規約に従わなければならない。

2. プリンタモデル

プリンタの管理を成し遂げるには、プリンタを構成するサブユニットを表現するためのプリンタの抽象モデルが必要となる。プリンタは13種類のサブユニットから構成されるものとして記述できる。プリンタのサブユニットが物理的に認識できる装置と直接関連する必要はないという点に注目することは重要である。またサブユニットは、ページ記述言語のインタープリタや、プリンタの様々な操作モードをセットするコマンドプロセッサのような、定義可能な論理的プロセスの集合であっても良い。

図2は、プリンタとその基本的な13のサブユニットのブロック図である。

                       図 2 - プリンタブロック図

                               物理接続
                                   |
                                +-----------+
                                |           |
                            +-------------+ |
                            |  Interface  |-+
                            |    MIB-II   |
                            +-------------+
                                   |
                                +-----------+
                                |           |
                            +-------------+ |    +-----------+
                            | Channel     |-+    | Operator  |
                            |             |      |  Console  |
                            +-------------+      +-----------+
                                   |
                                +-----------+        +---------+
                                |           |        |         |
        +-----------+       +-------------+ |    +-----------+ |
        |  General  |       | Interpreter |-+    |  Alerts   |-+
        |  Printer  |       |             |      |           |
        +-----------+       +-------------+      +-----------+
                                   |
                   +-------------------------------+
                   |        System Controller      |
                   |        HOST-RESOURCES-MIB     |
                   +-------------------------------+

   +------+                    +--------+                  +--------+
   |      |                    |        |                  |        |
+-------+ |    +-------+    +---------+ |    +-------+   +--------+ |
| Input |-+  +--------+|    |  Marker |-+  +--------+|   | Output |-+
|       |===>|        |+<==>|         |<==>|        |+==>|        |
+-------+    +--+  +--+     +---------+    +--+  +--+    +--------+
   \            |  ||                         |  ||         \
    \           |  ||                         |  ||          \
     \          |  ||                         |  ||           \
    +--------+  |  |+-------------------------|  ||         +---------+
    |        |  |  +--------------------------+  ||         |         |
+----------+ |  |            Media Path          |+      +----------+ |
|  Media   |-+  +--------------------------------+       | Finisher |-+
|(optional)|                                             |(optional)|
+----------+                                             +----------+

2.1. プリンタモデル概観

このモデルは三つの基本的なパーツを持つ:(1)インタプリタへと投入されマーカーに入る印刷ファイルの流れ、(2)マーカーを通るメディアの流れ、(3)前二つの制御と手助けを行う補助的なサブユニット群。印刷データの流れは、何らかの形式のトランスポートプロトコルスタックが実行されている物理的な接続から始まる。トランスポートプロトコル(インターフェース)から提供されたデータはチャネル上に現れ、インタープリタへの入力となる。インタープリタはその印刷データをメディア上への描画に適した形式に変換する。

メディアは、そのメディアが選ばれた Input サブユニットに存在し、その後、最初に Media Path を経由して Marking サブユニットへ、そして(任意で)何らかの仕上げ処理を伴って Output サブユニットへと運ばれる。補助のサブユニットは、プリンタの制御、操作パネルの問合せ/制御、警告の報告、様々な自然言語と文字セットへのプリンタの適合を手助けする。全てのソフトウェアサブユニットは、Printer のプロセッサ・メモリ・ストレージシステムに相当する System Contoller 上で実行される。各サブユニットについては、以降で詳細に議論する。

Alerts 以外の全てのサブユニットは、状況を表す情報(説明または状態のどちらか)のみを報告する。Alerts サブユニットはイベント情報を報告する。

2.2. プリンタのサブユニット

プリンタは、グループと称される13種類のサブユニットから構成される。以下のセクションで様々な種類のサブユニットについて説明する。

2.2.1. General Printer

General Printer サブユニットは、プリンタの全般的な制御と状態に関する責任を持つ。1つのプリンタに対して正確に1つのGeneral Printerサブユニットが存在する。モデル中の General Printer Group が、General Printer サブユニットを表している。プリンタ全体の状態を提供したり、プリンタのリセットを可能にしたりするのに加え、このグループは、プリンタのパッケージ(具体的にはカバー)の状態に関する情報も提供する。General Printer サブユニットは、通常 System Controller 上に実装される。

2.2.1.1. 国際化考察

General Printer サブユニットの現地語化に関する部分は、MIB 内で使用されている特定の文字列の自然言語・国・文字セットを識別する責任を持つ。文字セットは、IANA Character Set MIB[CHARMIB] から取り込まれた IANACharset のテキスト表現を用いて識別される。

プリンタ毎に1つまたは複数の現地語化をサポート出来る。利用可能な現地語化は、Localization テーブル内で特定される。現地語化は、'xxxDescription' (サブユニットの説明)または 'prtConsoleDisplayBufferText' (ローカルコンソールの文字列)の名称を持つ文字列オブジェクトに対してのみ使用されるべきである(SHOULD)。

エージェントは、コード0〜127(10進)がUS-ASCII[ASCII]であるコード化された文字セットにおけるその他の全ての文字列を返すべきである(SHALL)。文字セットと言語に関する IETF のポリシーに従うために、エージェントはその他の全ての文字列を、ISO 10646[ISO10646] の UTF-8[RFC3629] 変換して返すべきである。オブジェクトの DESCRIPTION で特に要求されるのではない限り、制御コード(10進数でコード0-31および127)を使用するべきではない(SHALL NOT)。

General Printer の Localization テーブルの文字セットに関する部分は、オペレータコンソールに使用可能な文字セットと、表示オブジェクトのためのネットワーク管理要求を識別する責任を持つ。1つのプリンタに対して1つまたは複数の文字セットが存在して良い。Interpreter ユニットのためにコード化される文字セットと出力オクテットのデフォルトは、Interpreter サブユニット内の prtInterpreterDefaultCharSetIn および prtInterpreterDefaultCharSetOut によって表される。これらの入出力用文字セットは、インタープリタ言語内のコマンドによって上書きされても良い。

2.2.2. Inputs

Input サブユニットは、描画が行われるメディアをプリンタ内へと搬送するメカニズムである。1つのプリンタが1つまたは複数の Input サブユニットを持つ。モデル中の Input Group がそれらを表現している。モデルは、固定された給紙ビンと脱着可能なトレイを区別しない(脱着可能なトレイが取り外された時の報告を除く)。

独立して選択可能な給紙 "アドレス" と同じ数だけ Input サブユニットが存在する。例えばあるトレイが手動給紙と自動給紙の両方の機能を持っている場合、その二つの給紙を個別に選択出来る(選択しなければならない)場合には、それは二つの Input サブユニットということになる。しかしながら、手動給紙スロットに用紙を置くことが上記のトレイからの給紙よりも優先されるのであれば、それは1つの Input サブユニットと見なされるだろう。後者の場合、手動給紙スロットを独立して選択または指示する方法が存在しないためである。

2.2.3. Media

1つの Input サブユニットは、描画が行われる1つまたは複数のメディアの実体を保持することが出来る。一般的に、1つの Input サブユニットに対し、利用可能なメディアの大きな集合が存在する。Media Group は Input Group の拡張であり、Input サブユニット内のメディアを表している。Media Group は各 Input サブユニットの現在の内容を表しているだけであり、Input サブユニットに収容可能な内容は表しているのではない。

2.2.4. Outputs

Output サブユニットは、描画が行われたメディアを受け取るメカニズムである。モデル中の Output Group が、プリンタの持っている1つまたは複数の排紙メカニズムを表している。モデルは、固定された排紙ビンと脱着可能な排紙ビンを区別しない(脱着可能なビンが取り外された時の報告を除く)。

独立して選択可能な出力 "アドレス" と同じ数だけ Output サブユニットが存在する。Output サブユニットは2つ方法 (1) ビン番号またはビン名などの特定のメールボックスセレクタによって示される "メールボックス" の集合として、または(2) 複数のコピーが丁合を取られる "スロット" の集合として、という2つの手法で指定される。同じプリンタに両方のモードの Output サブユニットが使用されることもある。モデル化の観点から見て重要なことは、その Output サブユニットが個別に選択できるということだけである。

2.2.5. Finishers

Finisher は、メディアに対して描画以外の何らかの操作を行うサブユニットである。モデル中の Finisher Group が Finisher サブユニットを表している。仕上げ(finishing)プロセスの例には、ステイプル留め・パンチ・製本・挿入・折りたたみ等がある。仕上げプロセスは、そのプロセスに関連する消耗品を使用しても良い。ステイプル留め・製本・パンチは、消耗品を使用するプロセスの例である。1つのプリンタが1つ以上の Finisher サブユニットを持っても良く、各 Finisher サブユニットが1つまたは複数の Output サブユニットに関連しても良い。Finisher に付いては関連文書 Finisher MIB[RFC3806] で説明されている。

このモデルでは、排紙装置とそれに対応するフィニッシャとの間の正確な会話とシーケンスに付いては規定しない。それは仕上げプロセスの種類とプリンタシステムの正確な実装に依存する。この標準は、仕上げプロセスと排紙装置との論理的な対応は考慮しているが、対応する排紙装置との綿密なシーケンスや対話には何の制限も課さない。プリンタの正確な実装によっては、Output サブユニットと Finisher サブユニットとは個別に認識可能な物理的メカニズムに分けられても良いし、分けられなくても良い。さらに、1つの排紙装置が複数の Finisher サブユニットに関連しても良いし、1つの Finisher サブユニットが複数の排紙装置に関連しても良い。

2.2.6. Markers

Marker は印刷メディアに描画を行うメカニズムである。モデル中の Marker Groupが、Marger サブユニットとそれに関連する消耗品を表している。1つのプリンタが1つまたは複数の描画メカニズムを持つことが出来る。複数 Marker サブユニットの例としては、通常インク用と磁気インク用に別々のマーカーを持つプリンタや、補強加工デバイス(proofing device)と最終フィルムの両方に出力できるイメージセッター等がある。各描画デバイスは、それに関連する特性(描画技術や解像度など)の集合を持つことが出来る。

モデル中の Marker サブユニットは非常に一般化されたものと見なされており、描画プロセスの全ての側面を網羅している。例えば静電プロセス(xerographic process)の場合、融解プロセスと同時に描画プロセスも Marker の一般化されたコンセプトに含まれる。描画プロセスの一般化されたこのコンセプトの結果、1つの Marking サブユニットに関連する複数の描画用消耗品の概念が生じる。例えば乾燥印刷プロセスでは、トナーだけではなく融解用消耗品(例えば融解オイル)のような、個々に消費や交換が可能な他の消耗品が存在しても良い。さらにカラー印刷のプロセスの場合には、単一の描画デバイスに対して複数のトナーが存在するだろう。

2.2.7. Media Paths

Media Path は、メディアをプリンタ内で移動させ、メディアに関連する他の全てのサブユニット(Input、Output、Marker、Finisher)へと繋げるメカニズムを網羅する。1つのプリンタが1つ以上の Media Path を持つ。Media Path Group は全てのPathに適用されるいくつかのオブジェクトに加え、個々の Media Path のテーブルを持つ。

一般に Medhia Path の設計は、プリンタが扱える最大メディアサイズと同時に、プリンタの最高速度を決定する。Medhia Path は複雑なメカニズムであり、メディア搬送装置やメディアバッファ、両面ユニット、インターロックなどの、個々に識別可能なサブメカニズムを含むことが出来る。これら全てのサブメカニズムが全てのメディアパスに存在するわけではない。例えば、あるメディアパスではメディアの片面だけに印刷し、別のメディアパスではメディアを裏返して描画サブユニットに再度搬入するサブメカニズム(両面パス)を持っても良い。さらに両面パスでは、裏面を描画する前に表面だけ描画された複数のコピーをバッファするためのメカニズムを持っても良い。

2.2.8. System Controller

System Controller はプリンタのソフトウェアコンポーネントが実行されるサブユニットである。モデル中のHost Resources MIB[RFC2790] が System Controller を表している。Host Resources MIB はプリンタのプロセッサやメモリ、ディスク、ファイルシステム、およびその他の下位のサブメカニズムの仕様を考慮している。コントローラは単純なシングルプロセッサシステムからマルチプロセッサシステムまで網羅できる。さらにコントローラは、ハードディスクのような資源全体も網羅することが出来る。プリンタが複数のプロセッサと複数の資源を持っている場合でも、プリンタは1つの System Controller を持つようにモデル化される。

2.2.9. Interfaces

Interface は、プリンタへのデータ送信に責任を持つ通信部分と、それに関連するプロトコルである。1つのプリンタが1つ以上の Interface サブユニットを持つ。Interface は MIB-II[RFC1213],[RFC2863] の Interface Group によって表される。Interface の例としては、(簡単なプロトコルを持つか全くプロトコルを持たない)シリアルポートや、インターネットの IP や Novell の IPX 等が動作するイーサネットポートなどがある。

2.2.10. Print Job Delivery Channels

Print Job Delivery Channel サブユニットは、独立した印刷データソースを識別する(ここでの印刷データとは、印刷されるページを生成するために使用され、データおよび制御の両方を持つことが出来る情報である)。1つのプリンタが1つ以上のチャネルを持つ。モデル中の Print Job Delivery Channel Group がチャネルサブユニットを表している。プリンタへの印刷データの配送に使用される各チャネルとサービスプロトコルは、典型的には電子パスによって識別される。チャネルサブユニットは独立して利用可能(印刷データが流れることが可能な状態)または利用不可能(印刷データが流れることを止められた状態)であることが許される。これは、どのインタープリタが使用されるのかを特定したり、インタープリタ(およびSNMP)による環境変数の問い合わせや変更に使用されたりする、現在の制御言語(Control Language)を持つ。制御言語により明示的にインタープリタが指定されなかった場合に使用されるデフォルトのインタープリタも存在する。Print Job Delivery Channel サブユニットは、下層のインターフェイスに基づくことが出来る(通常はそうである)。

2.2.11. Interpreters

Interpreter サブユニットは、印刷データの内容をメディアに描画されるイメージへと変換する責任を持つ。1つのプリンタが1つ以上のインタープリタを持つ。モデル中の Interpreter Group が Interpreter サブユニットを表している。一般に各インタープリタは、System Controller サブユニット上で実行されるソフトウェアと共に実装される。Interpreter Table は、ページ記述言語インタープリタ(Page Description Language(PDL) Interpreter)と制御言語インタープリタ(Control Language Interpreter)の両方を含む1つのインタープリタ毎に1つのエントリーを持つ。

2.2.12. Console

多くのプリンタはプリンタ上にコンソール(プリンタの状態の表示や変更に使われるオペレータコンソール)を持つ。コンソールは数個のインジケータとスイッチだけといった簡単なものでも良いし、フルスクリーンディスプレイとキーボードといった複雑なものでも良い。このようなコンソールは高々1つだけ存在する。モデル中の Console Group がコンソールサブユニットを表している。そこに表示される情報の多くは様々な Group によって示されるプリンタの状態からも知ることが可能であるが、遠隔地からオペレータコンソールを問い合わせたり変更したり出来ることは有用である。例えば、管理アプリケーションはリモートプリンタのオペレータコンソール上のメッセージを利用者に示したいかもしれないし、管理アプリケーションの利用者はリモートプリンタのオペレータコンソール上の現在のメッセージを修正したいかもしれない。また別の例として、リモートアプリケーションがワークステーションの画面上に仮想コンソールを表示することも出来る。プリンタステータスのコンソールへのマッピングとその逆のマッピングの規則は標準化されていないため、コンソールのボタンとメニューの動作やコンソールの状態を再現することは不可能である。それゆえ、Console Group はコンソールへのアクセス手段を提供する。オペレータコンソールは通常、入力と表示のための追加のハードウェアと共に System Controller 上に実装される。

2.2.13. Alerts

Alert サブユニットは、報告可能なイベントの検出と警告テーブルへのエントリーの作成、そしてそのイベントが致命的なイベントであった場合には(その場合にのみ)トラップを起動する責任を持つ。この規則の例外は、トラップ "alertRemovalofBinaryChangeEntry" が生成された場合である。Alert サブユニットは Alerts Group と、具体的には Alert Table によって表される。このテーブルは、重要度・サブユニット・サブユニット内の詳細な位置情報・警告コード・プリンタ内でアクティブな各警告の説明を含む。報告可能なイベント毎に、Alert Table へ追加されるエントリーが発生する。

2.2.13.1. 状態と警告

プリンタの状態に関するサマリー情報は三つのレベル: (1) 全体としてのプリンタの状態、(2) サブユニットを表す Group のテーブル内で報告される様々なサブユニットの状態、(3) Altert Table内で報告される Alertコード、で報告される

2.2.13.2. 総合的なプリンタステータス

プリンタが取ることの出来る多くの状態のうち、管理者による特別な操作を必要とするような特定の状態は、より "興味深い(interesting)" ものと言える。このような状態は、全体としてのプリンタ、または特定のサブユニットに適用されることが許される。これら名前の付けられた状態とは以下の通りである:

非致命的警告(Non Critical Alert Active) - プリンタ全体の場合、1つ以上のサブユニットが非致命的警告を含んでいることを意味する。サブユニットの場合、そのサブユニットが非致命的警告を含んでいることを意味する。

致命的警告(Critical Alert Active) - プリンタ全体の場合、1つ以上のサブユニットが致命的警告を含んでいることを意味する。サブユニットの場合、そのサブユニットが致命的警告を含んでいることを意味する。

利用不可(Unavailable) - プリンタまたはサブユニットが利用出来ない(別の用語で "故障(broken)" あるいは "ダウン(down)" と同じ意味である)。一般にこれを利用可能にするには、訓練されたサービスマンが必要とされる。

オンラインまたはオフラインへの移行中(Moving on-line or off-line) - プリンタはオフライン、オフラインへの移行中、オンラインへの復帰中の何れかである。例えば電動ホッパーを持つプリンタでの用紙の補充は、用紙ビンを開くためにオフラインへの移行を発生させ、ホッパーに補充を行い最後に用紙ビンが印刷用に再配置されることでオンラインへと移行する。

スタンバイ(Standby) - プリンタまたはサブユニットは、すぐには利用できないが、次の指示を受け付けることは出来る。

利用可能(Available) - プリンタまたはサブユニットは通常通り機能している。

アイドル(Idle) - プリンタまたはサブユニットはすぐに利用可能である。

アクティブ(Active) - プリンタまたはサブユニットは、その主要な機能を実行中である。

使用中(Busy) - プリンタまたはサブユニットは何らか動作(主要な動作である必要はない)を実行中であり、主要な機能をすぐに利用可能な状態ではない。

Host Resources MIB [RFC2790] はプリンタの状態を説明するために使用される3つの状態オブジェクトを提供している: (1) hrDeviceTable 内のエントリーの hrDeviceStatus、(2) hrPrinterTable 内の hrPrinterStatus、(3) hrPrinterTable 内の hrPrinterDetectedErrorState 。これらのオブジェクトはプリンタが取り得る多くの状態を説明する。以下のテーブルは、Host Resources MIB 内のこれら三つのプリンタ関連オブジェクトの値が上記の状態とどのように関連するのかを示している。

プリンタの状態 hrDeviceStatus hrPrinterStatus hrPrinterDeteced-ErrorState
アイドル 実行中(2) アイドル(3) セットされない
使用中/アクティブ 実行中(2) 印刷中(4)
非致命的警告 警告(3) アイドル(3) または 印刷中(4) lowPaper, lowToner, serviceRequeted の何れか
致命的警告 ダウン(5) その他(1) jammed,noPaper, noToner, coverOpen, serviceRequested の何れか
利用不可 ダウン(5) その他(1)
オフラインへの移行中 警告(3) アイドル(4) または 印刷中(4) オフライン
オフライン ダウン(5) その他(1) オフライン
オンラインへの移行中 ダウン(5) ウォームアップ(5)
スタンバイ 実行中(2) その他(1)

これらの状態は起こり得る状態のサブセットに過ぎない - すなわち、これらは起こり得る状態の完全なリストではない。それでも注意するべき事柄がいくつかある。これらの状態を利用する時、致命的警告と非致命的警告とが同時に保留(pending)されていることを検出するのは不可能である - 両方が保留の場合には致命的警告の状態が優先される。さらに Host Resources MIB におけるスタンバイ状態のプリンタは、デバイスステータスが実行中(2)でプリンタステータスがその他(1)という、この重要なプリンタの状態を一意には識別しない状態の集合として表されるだろう。

サブユニット毎の詳細な状態は、サブユニット状態フィールド内に報告される。

2.2.13.2.1. Host Resources MIB Printer Status

網羅性のため、Host Resources MIB [RFC2790] のプリンタステータスオブジェクトの定義を以下に示す。

hrDeviceStatus OBJECT-TYPE
SYNTAX INTEGER {
unknown(1),
running(2),
warning(3),
testing(4),
down(5)
}
ACCESS read-only(読取専用)
STATUS mandatory(必須)
DESCRIPTION
"テーブルのこの行で説明されているデバイスの現在の状態。unknown(1) は、そのデバイスの現在の状態が不明であることを示す。running(2) は、そのデバイスが実行中であり、エラーは見つかっていないことを示す。warning(3) は、エージェントがソフトウェア(例 ディスクデバイスドライバ)からエラーを受け取ってはいるものの、そのデバイスはまだ '動作可能(operational)' であることを示す。これは、例えばディスクに関する軽度なエラーが多数発生した場合などである。testing(4) は、そのデバイスが試行中のため利用可能ではないことを示す。down(5) は、そのデバイスが全く使用できないという情報をエージェントが受け取った場合にのみ使用される。"
::= { hrDeviceEntry 5 }

hrPrinterStatus OBJECT-TYPE
SYNTAX INTEGER {
other(1),
unknown(2),
idle(3),
printing(4),
warmup(5)
}
ACCESS read-only(読取専用)
STATUS mandatory(必須)
DESCRIPTION
"このプリンタデバイスの現在の状態。idle(3)、printing(4)、warmup(5) の各状態の場合、それに対応する hrDeviceStatus は running(2) または warning(3) になるべきである。unknown(2) の場合、それに対応する hrDeviceStatus も unknown(1) になるべきである。"
::= { hrPrinterEntry 1 }

hrPrinterDetectedErrorState OBJECT-TYPE
SYNTAX OCTET STRING (0..128)
ACCESS read-only(読取専用)
STATUS mandatory(必須)
DESCRIPTION
"このオブジェクトはプリンタによって検出されたエラー状態を表す。エラーの状態は以下の定義に従う OCTET STRING としてエンコードされている。

エラー状態 ビット #
lowPaper(用紙不足) 0
noPaper(用紙切れ) 1
lowToner(トナー不足) 2
noToner(トナー切れ) 3
doorOpen(ドア開放) 4
jammed(紙詰まり) 5
offline(オフライン) 6
serviceRequested(サービス要求) 7
inputTrayMissing(給紙トレイが無い) 8
outputTrayMissing(排紙トレイが無い) 9
markerSupplyMissing(描画消耗品が無い) 10
outputNearFull(排紙ビンが満杯に近い) 11
outputFull(排紙ビンが満杯) 12
inputTrayEmpty(給紙トレイが空) 13
overduePreventMaint(期限切れ防止保守) 14

ビット #15 は未割当てである。

複数のエラー状態が検出されており、かつ hrDeviceStatus が unknown(1) でも testing(4) でもない場合、hrDeviceStatus はそれらの内の最悪の状態に一致するべきである。down(5) は warning(3) よりも悪く、warning(3) は running(2) よりも悪い。

ビット番号は第1バイトの最上位ビットがビット0、第1バイトの最下位ビットがビット7、第2バイトの最上位ビットがビット8である。ビットが1の場合にそのエラー状態が検出されたことを示し、ゼロの場合は検出されなかったことを示す。

このオブジェクトは特定の警告やエラーをオペレータに知らせるのに(特にそれが人の介入を必要とするような場合に)有用である。"

::= { hrPrinterEntry 2 }
2.2.13.2.2. Sub-unit Status

サブユニットのステータスは、そのサブユニットを表すグループ内の主テーブル(principle table)のエントリー内に報告される。このテーブルにはステータスを報告するサブユニットのためにステータス列が存在し、通常その列の値は以下の方法に従う整数値となる。

PrtSubUnitStatusTC は、5つの独立した値(可用性・非致命的警告・致命的警告・オンライン・移行中)の合計となる整数値である:

可用性
利用可能かつアイドル0   000'b
利用可能かつスタンバイ2   010'b
利用可能かつアクティブ4   100'b
利用可能かつ使用中6   110'b
利用不能かつリクエスト受付中1   001'b
故障のため利用不能3   011'b
不明5   101'b
非致命的警告
非致命的警告なし0
非致命的警告あり8
致命的警告
致命的警告なし0
致命的警告あり16
オンライン
オンライン0
オフライン32
移行
その状態にある0
その状態への移行中64

例えば最終用紙の直前に紙詰まりを起こした給紙(トレイ)の場合、ステータスは27(紙詰まりによる 故障(3) + 致命的警告(16)と、用紙不足による非致命的警告(8)とにより利用不能)を示すだろう。

2.2.13.3. Alert Tables

Alert Group は全てのアクティブな警告を表す単一のテーブルから構成される。このセクションではそのテーブルの概要と、それがどのように管理されるかの解説を提供する。Alert Table の基本的な内容は、警告の深刻度(致命的または非致命的)、警告を発生させた状態変化が起こったグループとエントリー、警告に関する追加情報(より詳細な場所・警告コード・説明)、その警告を回復するために必要とされるトレーニングレベルの目安、である。

Alert Table は、冗長な情報(例えばイベントが発生したという情報)と、Alert Table にのみ現れる情報(例えば追加情報)を含んでいる。グループ内の単一のエントリーが2つ以上の警告を発生させ得る(例えば複数箇所での紙詰まり)ため、単一のテーブルが使用されている。追加情報と影響を受けたグループのエントリーとを関連付けるとき、その追加情報をそのエントリーに関連付けることで複数の報告が発生し得る場合には、1つの報告に対してのみ許される。プリンタ内で警告が発生する毎に、プリンタは1つ以上のエントリーを Alert Table に作成する。プリンタは、イベントが致命的・非致命的の何れに分類されるのかを決定する。警告の重要度が "致命的" の場合、プリンタはテーブルが変更されたことを示すトラップまたはイベント通知をホストに送信する。トラップが送信されるかどうかに関わらず、ユーザーに信頼できる情報を提供できるように、管理アプリケーションはどの状態が変化したのかを判断するために定期的にプリンタをポーリングし、このテーブルの読み取りと解析を行うことを期待される。

2.2.13.4. Alert Table の管理

警告テーブルは密度の低いテーブルである。これは、テーブルが現在アクティブな警告のエントリーのみを含み、テーブル内の行数またはエントリー数が動的であることを意味している。プリンタの実装によっては一度に2つ以上のイベントが追加または削除されても良い。

警告を生成するイベントは基本的に2種類存在する: 双変化イベント(binary change events)と単変化イベント(unary change events)である。双変化イベントはリーディングエッジイベントとトレイリングエッジイベントという対になって現れる。リーディングエッジイベントは出口が1つだけの状態へ入る(例えば実行状態から紙詰まりによる停止状態へ)。この状態からの唯一の出口は紙詰まりを修復することであり、それが行われるタイミングは明確である。トレイリングエッジイベントはリーディングエッジイベントで入った状態から出る。先の例の場合なら、紙詰まりの修復がトレイリングエッジイベントとなる。

Alert Table 内の双変化イベントを管理することは比較的容易である。リーディングエッジイベントのみが Alert Table にエントリーを作成する。Alert Table 内のリーディングエッジイベントの削除を示唆するトレイリングエッジイベントが発生するまで、このエントリーは存在し続ける。つまりトレイリングエッジイベントはエントリーを生成せず、対応するリーディングエッジイベントを削除するということである。リーディングエッジのエントリーの削除が単変化イベント "alertRemovalofBinaryChangeEntry" を発生させても良い。双変化イベントは同時に起こり得る最大数を計算することが出来るため、その多数のイベントを保持する Alert Table を作成することが可能である。テーブルがオーバーフローしたり、未解決のイベントに関する情報が失われたりする可能性は無い。

残念ながら、双変化イベントではないイベントが存在する。このもう1つのイベントカテゴリ(単変化イベント)は、構成が変化するイベントによって説明される。この種のイベントでは、機械の状態は変化したが、以前の状態と同程度に有効かつ戻る必要のない状態へと変化している。例えば、オペレータは主給紙ソースの用紙をレター用紙からリーガル用紙に変更するかもしれない。将来その用紙をレターに戻す可能性もあるが、そうではなくエグゼクティブ用紙かもしれない。ここが問題となるところで、Alert Table 内の単変化イベントのエントリーをいつまで保持すれば良いのかが明確ではない。もしそれらのエントリーが永久に削除されなければ、Alert Table は際限なく増加してしまうだろう。

エージェントは(特に双変化イベントの組や単変化イベントがテーブルをオーバーフローさせるかもしれない場合に) Alert Table を管理するために実装されたアルゴリズムを持つ必要がある。テーブルが一杯の時にさらに新しい警告を追加する必要がある場合、削除されるべき古い警告は以下の規則に従って選ばれるべきである:

  1. 非致命的な単変化の警告を探し、それを削除する。複数の非致命的な単変化の警告がある場合、もっとも古いものを選ぶことが推奨される。非致命的な単変化の警告が無い場合は、
  2. 非致命的な双変化の警告を探し、それを削除する。複数の非致命的な双変化の警告がある場合、もっとも古いものを選ぶことが推奨される。非致命的な双変化の警告が無い場合は、
  3. 致命的な(双変化の)警告を探し、それを削除する。複数の致命的警告がある場合、もっとも古いものを選ぶことが推奨される。エージェントの実装者は、同時に起こり得る致命的警告の最大数を保持するのに十分な領域を提供することが推奨される。致命的警告は全て双変化イベントであることに注意してほしい。

Alert Table から削除された致命的な双変化警告のイベント中の場合、領域が空き、かつその警告条件にまだ当てはまるなら、対応する状態への遷移が存在しなかったとしても、Alert Table に再度追加されるべきである。これは、非致命的な双変化の警告でも同様に行われることが推奨される。追加される新しい警告エントリーは、テーブルから削除された元のエントリーと同じインデックスを持たないことに注意してほしい。

Alert Index は単調に増加する整数であるため、警告が削除されるとテーブル内の値に隙間が出来ることに注意してほしい。このような隙間を検出した場合、管理アプリケーションはプリンタの状態を再取得し、自分が観測しなかった状態変更を確認したいだろう。

2.3. Read-Write Objects

Printer MIB のいくつかのオブジェクトは、プリンタ内の特定のリソースの量や存在性を反映する。そのようなリソースの例としては、用紙トレイ内の用紙の数量やサイズ、ある種の出力オプションの存在などがある。プリンタによっては、これらのリソースの自動センサーを持っている。大部分のプリンタは全てのリソースのあらゆる属性のセンサーは持っていない。管理アプリケーションはこれらの値を検出できないプリンタのために、説明的な値または存在性を示す値を保持するオブジェクトへの書き込みを許される。読み書き可能オブジェクトの値を変更する能力は、エージェントの実装に依存しても良い。MIB の多くのオブジェクトは読み書き可能アクセスが許されているが、プリンタの実装は、管理アプリケーションがその値を変更することを、プリンタ自身が値を検出できない場合にだけ許可しても良い。いくつかのオブジェクトは値を変更するこの条件付き能力の振る舞いを明示的に宣言しているが、全ての読み書き可能オブジェクトはこのように振る舞うことを許される。

一般にオブジェクトは、以下の場合にPrinter MIB仕様において読み書き可能アクセスを与えられる:

  1. そのオブジェクトが、ある種のプリンタが自身では検出できないリソースの導入に関連している場合。したがって、その導入をプリンタに知らせるためには外部の手段が必要とされる(ここでの外部とは、オペレータコンソールやリモート管理アプリケーションの利用を含む)。そして、
  2. リソースの導入が報告されるなら、プリンタはリソースの導入が報告されない場合とは異なる振る舞いをするだろう。言い換えると、そのオブジェクトはプリンタが使用しない情報を置く場所としては使用されない。つまり、"sticky-note" ではない(訳注:sticky-note とは、粘着性のあるメモ用紙、つまり付箋紙みたいなもののことですが、適当な訳語が思いつかないのでそのままにしました)。別の言い方をすると、プリンタは与えられた情報を信頼し、その情報が正しいものとして動作するということである。例えばサイズを検出できないプリンタに何らかのサイズの用紙が搭載され、用紙サイズオブジェクトには別のサイズが設定された場合、プリンタは描画や用紙搬送における現在の用紙サイズとして、設定されている方のサイズを使用するだろう。
  3. プリンタは、プリンタが知ることを許されていない特定のリソースの属性や存在についてのヒントを取得しても良い。例えば用紙トレイは取り外しと再装着が許されている。この取り外しと再装着が起きた場合、プリンタはその属性(トレイ上の用紙のサイズなど)が変化していないと仮定するか、対応するオブジェクトの値を"不明(unknown)"に変更するか、どちらかを許される(トレイ上の用紙の量についても同様だろう)。プリンタがオブジェクトの値に従って動作する限り、どちらの方法も受け入れられる。
  4. 電源サイクルやコールドスタートをまたがって MIB オブジェクトの値が永続性を持つかどうかは実装依存である。prtMarkerLifeCount オブジェクトの値がプリンタのライフサイクルを通して持続することは特に重要である。従って、任意の MIB オブジェクトの値が電源サイクルをまたがって永続性を持つなら、prtMarkerLifeCount オブジェクトも永続性を持たなければならない。

2.4. 列挙型

列挙型(enums)は、1つまたは複数のオブジェクトで使用されるために定義されたシンボル値の集合である。共通して使用される列挙型は、各オブジェクト定義の SYNTAX 節で規定されるのではなく、シンボル化されたデータ型名(テキスト仕様(textual convention))を割り当てられる。

Printer MIB または関連する IANA Printer MIB において定義されるテキスト仕様は、RFC の発行または Designated Expert Review(Printer MIB の 'IANA Considerations' セクションおよび IANA Printer MIB の MODULE-IDENTITY の DESCRIPTION 節を参照)によって拡張可能である。これら全てのテキスト仕様は、以下の何れかである:

またPrinter MIB は、"Integer32" のオブジェクトにおいて通常の数値の範囲外の状態を定義するために利用する特別な値を定義している:その他(other(-1))、不明(unknown(-2))、不完全(partial(-3))である。'不完全’は消耗品が多少は残っている状態(しかしその量は不定)、または許容量に多少の余裕がある状態(しかしその量は不定)を意味する。Integer32 の範囲のフィールドは、これらの特別な値がどのオブジェクトにおいて有効であるかを示している。

2.4.1. 新しい列挙値の登録

Printer MIB および関連する IANA Printer MIB は、新しい列挙値の追加を管理するために採用されたプロセスに従って、テキスト仕様のカテゴリをそれぞれ1つずつ定義している。

Type 1 - 全ての正当な値はPrinter MIB において定義される。追加の列挙値は新しいPrinter MIB の発行を必要とする。

Type 2 - 全ての正当な値は IANA Printer MIB において登録される。追加の列挙値は、"Guidelines for Writing an IANA Considerations Section in RFCs" [RFC2434] で定義されている Designated Expert Review を必要とする。Designated Expert は Application Area の IETF Area Director によって選出される。

3. 他の MIB 仕様由来のグループ

このセクションでは、Printer MIBの実装を補完して完成させるためにサポートされるべき、その他の MIB が提供しているグループを確認する。またこのセクションでは、それらの MIB グループの包含に関連する、Printer MIB 構造のそれほど明確ではないいくつかの特徴も説明している。

3.1. System Group

MIB-II [RFC1213] の system group に含まれる全てのオブジェクトは実装されるべきである。しかしながら 2.4 で説明したように、実装者は、何が "system" を構成するのかを注意深く考察するべきである。

3.2. System Controller

Host Resources MIB [RFC2790] のストレージとデバイスグループは、プリンタのシステムコントローラと任意の補助デバイスをサポートするために実装されるべきである。実装者が妥当と考えるなら、Host Resources MIB のその他のグループ(System、Running Software、Running Software Performance、Installed Software)も実装されて良い。Host Resources MIB の構造のため、システムコントローラを構成するデバイスはプリンタと同じレベルになる。

3.3. Interface Group objects

MIB-II [RFC1213] の Interfaces Group の全てのオブジェクトは、プリンタへの全ての印刷情報インターフェイス(ネットワーク以外のインターフェイスを含む)のために実装されるべきである。

3.3.1. Interface Types

RFC 1213 [RFC1213] のインターフェイスグループは、"ifType" オブジェクトにおいて指定できる部分的なインターフェイスタイプのリストしか含んでいない。インターフェイスタイプの完全なリストは、"ftp://ftp.isi.edu/mib/iana.mib/ianaiftype.mib " の IANA レジストリを参照してほしい。

4. RFC 1759 との違い

この文書は RFC 1759 を廃止し、置き換わる。しかしながら、RFC 1759 準拠の実装はこの文書にも準拠する。RFC 1759 に対し、以下の変更が行われている:(変更に関する詳細は printmib の REVISION/DESCRIPTION 節を参照)

5. The IANA Printer MIB

IANA-PRINTER-MIB DEFINITIONS ::= BEGIN
-- http://www.iana.org/assignments/ianaprinter-mib

IMPORTS
MODULE-IDENTITY,
mib-2
FROM SNMPv2-SMI -- [RFC2578]
TEXTUAL-CONVENTION
FROM SNMPv2-TC; -- [RFC2579]

ianaPrinterMIB MODULE-IDENTITY
LAST-UPDATED "200406020000Z" -- 2004/06/02
ORGANIZATION "IANA"
CONTACT-INFO
"Internet Assigned Numbers Authority
Postal: ICANN
4676 Admiralty Way, Suite 330
Marina del Rey, CA 90292
Tel: +1 310 823 9358
E-Mail: iana@iana.org "

DESCRIPTION
"この MIB モジュールは、Printer MIB(RFC 3805)、Finisher MIB(3806)、および印刷メカニズムの詳細な規定を必要とするその他のMIBで利用するための、印刷関連の TEXTUAL-CONVENTION の集合を定義する。

この MIB モジュールの内容の追加や変更は全て、RFC の発行または RFC 2434 で定義されている Designated Expert Review、Guildelines for Writing an IANA Considerations Section in RFCs を必要とする。Designated Expert は、Application Area のIESG Area Director によって選出されるだろう。

Copyright (C) The Internet Society (2004).この MIB モジュールの初期バージョンは、RFC 3805 において公開された。正式な告知全体は、その RFC 自身または以下を参照してほしい。
http://www.ietf.org/copyrights/ianamib.html"

REVISION
"200406020000Z" -- 2004/06/02
DESCRIPTION
"Original version, published in coordination with Printer MIB (RFC 3805)." "Printer MIB(RFC 3805) と共に公開されたオリジナルバージョン"
::= { mib-2 109 }

--
-- Generic TEXTUAL-CONVENTIONs
--

PrtCoverStatusTC ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- この TC は RFC 1759 の prtCoverStatus から抜粋された。
STATUS current
DESCRIPTION
"プリンタのケースまたは筐体上の、特定のカバーやアクセスパネルの状態をエンコードするための値。"
SYNTAX INTEGER {
other(1),
coverOpen(3),
coverClosed(4),
interlockOpen(5),
interlockClosed(6)
}

--
-- General Group TEXTUAL-CONVENTIONs
--

PrtGeneralResetTC ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- このTCは RFC 1759 の prtGeneralReset から抜粋された。
STATUS current
DESCRIPTION
"Values for reading and writing the prtGeneralReset object. "prtGeneralResetオブジェクトの読み取りと書き込みのための値。

デバイスが NVRAM を持っていない場合でも、システム管理者の制御の下、Printer MIB 仕様の範囲外の方法によってデバイスを好ましい実装定義の状態へとリセットするウォームリセットを提供することで、resetToNVRAM(5) に応じるべきである。"
SYNTAX INTEGER {
notResetting(3),
powerCycleReset(4), -- コールドスタート
resetToNVRAM(5), -- ウォームスタート
resetToFactoryDefaults(6) -- NVRAM の内容を工場規定値に戻す
}

--
-- Channel Group TEXTUAL-CONVENTIONs
--

PrtChannelTypeTC ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- この TC は RFC 1759 の prtChannelType から抜粋された。
STATUS current
DESCRIPTION
"この列挙型は、ジョブを受け取るチャネルの種類を示す。"
SYNTAX INTEGER { {
other(1),
chSerialPort(3),
chParallelPort(4),
chIEEE1284Port(5),
chSCSIPort(6),
chAppleTalkPAP(7),
-- AppleTalk Printer
-- Access Protocol (PAP)
--
-- prtChannelInformation のエントリー:
--
-- プリンタ名
--  キーワード: Name
--  文法: Name
--  ステータス: 任意
--  多重度: 単独
--  説明:
--   AppleTalk の命名スコープ範囲内のプリンタ名称
chLPDServer(8),
-- prtChannelInformation のエントリー:
--
-- プリンタキュー名
--  キーワード: Queue
--  文法: Name
--  ステータス: 必須
--  多重度: 単独
--  説明:
--   [RFC1179] で定義されているキュー名称
chNetwareRPrinter(9),
-- Novell, Inc.
-- この型の各エントリーの場合、prtChannelInformation はキーワードの組を持たなければならない。
-- Netware 3.x のチャネルの場合、(PServer, Printer) の組でなければならない。
-- Netware 4.x および IntranetWare のチャネルの場合、(NDSTree, NDSPrinter) の組でなければならない。
--
-- prtChannelInformation のエントリー:
--
-- プリントサーバー名
--  キーワード: PServer
--  文法: Name
--  ステータス: 必須
--  多重度: 単独
--  説明: Pserver の SAP 名
--
-- プリンタ番号
--  キーワード: Printer
--  文法: Integer
--  ステータス: 必須
--  多重度: 単独
--  説明: プリンタ番号
--
-- NDSTree
--  キーワード: NDSTree
--  文法: Name
--  多重度: 単独
--  説明: ツリーの SAP 名
--
-- NDS プリンタオブジェクト
--  キーワード: NDSPrinter
--  文法: Text (Unicode)
--  ステータス: 必須
--  多重度: 単独
--  説明: プリンタの完全限定名
--
-- Netware 3.x 環境では、クライアントは PServer を表す Bindery オブジェクトを確認し、その後、番号付けされたプリンタに対応するキューを確認する。
-- 4.x および IntraNetware 環境では、クライアントは名前付きツリー内の NDS プリンタオブジェクトに対応するキューを検索する。
-- これらのキューへのアクセス権限に従って、クライアントは適切なキューにジョブを投入する。
chNetwarePServer(10),
-- Novell,Inc.
-- この型のエントリーの場合、prtChannelInformation はキーワードの組を持たなければならない。
-- Netware 3.x のチャネルの場合、これは (Server, PServer) の組でなければならない。
-- Netware 4.x および IntranetWare のチャネルの場合、(NDSTree, NDSPServer) の組でなければならない。
--
-- prtChannelInformation のエントリー:
--
-- サーバー名
--  キーワード: Server
--  文法: Name
--  ステータス: 必須
--  多重度: 単独
--  説明:
--   Pserver が定義されているサーバーの SAP 名
--
-- PServer
--  キーワード: PServer
--  文法: Name
--  ステータス: 必須
--  多重度: 単独
--  説明: PServer のバインダリ名称
--
-- NDS ツリー
--  キーワード: NDSTree
--  文法: Name
--  ステータス: 必須
--  多重度: 単独
--  説明: NDS ツリー名称
--
-- PServer
--  キーワード: NDSPServer
--  文法: Text (Unicode)
--  ステータス: 必須
--  多重度: 単独
--  説明:
--   ツリー内の PServer オブジェクトの完全限定名
--
-- 3.x 環境の場合、クライアントは名前付きサーバー上の名前付き PServer を表す Bindery オブジェクトを確認する。
-- 4.x および IntranetWare 環境の場合、クライアントは名前付きツリー内の名前付き PServer を表す NDS オブジェクトを確認する。 -- どちらの場合も、クライアントはその後 PServer オブジェクトに対応する全てのキューを確認する。
-- これらのキューへのアクセス権に従い、クライアントは適切なキューにジョブを投入する。
chPort9100(11),
-- 推奨されない
-- (chPortTCP - 37; chBidirPortTCP - 38 を参照)
chAppSocket(12),
-- 制御には 9101 を使用しデータには9100を使用する双方向の LPD に似たプロトコル
-- Adobe Systems, Inc.
chFTP(13), -- [RFC959]
chTFTP(14), -- [RFC1350]
chDLCLLCPort(15),
chIBM3270(16), -- IBM Coax
chIBM5250(17), -- IBM Twinax
chFax(18),
chIEEE1394(19),
chTransport1(20),
-- TCP ポート 35、予約済み TCP ポートの一覧は [RFC3232] を参照。 -- この RFC は、TCP ポート 0 から 1024 を利用する他のチャネル列挙型も参照するべきである。
chCPAP(21), -- TCP ポート 170
-- Digital Equipment Corp.
chDCERemoteProcCall(22), -- OSF
-- 推奨されない
chONCRemoteProcCall(23), -- SUN Microsystems
-- 推奨されない
chOLE(24), -- Microsoft
-- 推奨されない
chNamedPipe(25),
chPCPrint(26), -- Banyan
chServerMessageBlock(27),
-- IBM 3com や Microsoft などの様々なネットワークオペレーティングシステムによって使用されているファイル/プリント共有プロトコル
--
-- prtChannelInformation のエントリー:
--
-- サービス名
--  キーワード: Name
--  文法: Name
--  ステータス: 任意
--  多重度: 単独
--  説明: プリンタのサービス名
chDPMF(28), -- IBM Infoprint
chDLLAPI(29), -- Microsoft
-- 推奨されない
chVxDAPI(30), -- Microsoft
-- 推奨されない
chSystemObjectManager(31), -- IBM
chDECLAT(32),
-- Digital Equipment Corp.
--
-- prtChannelInformation のエントリー:
--
-- ポート名
--  キーワード: Port
--  文法: Name
--  ステータス: 条件により必須(下記の注記を参照)
--  多重度: 単独
--  説明: LAT ポート名
--
-- サービス名
--  キーワード: Service
--  文法: Name
--  ステータス: 条件により必須
--  多重度: Single
--  説明: LAT サービス名
--
-- LAT チャネルはポートまたはサービスのどちらかによって特定されるため、Port または Service のうちどちらか一方のエントリーが指定されなければならないが、両方同時に指定される必要はない。
chNPAP(33),
chUSB(34),
-- RFC 1759 には含まれない
-- Universal Serial Bus
chIRDA(35),
-- RFC 1759 には含まれない
-- Infrared Data Assoc. Prot.
chPrintXChange(36),
-- RFC 1759 には含まれない
-- PrintXChange Protocol
chPortTCP(37),
-- RFC 1759 には含まれない
-- 管理上割り当てられた TCP ポートアドレスを使用する "生の(raw)" 単方向 TCP チャネル。
--
-- prtChannelInformation のエントリー:
--
-- ポート番号
--  キーワード: Port
--  文法: decimal number
--  ステータス: 必須
--  多重度: 単独
--  説明: TCP ポート番号
chBidirPortTCP(38), -- RFC 1759 には含まれない
-- 双方向バージョンの chPortTCP
--
-- prtChannelInformation のエントリー:
-- (chPortTCP 参照)
chUNPP(39), -- RFC 1759 には含まれない
-- Universal Network Printing Protocol(UNPP).
-- 多重トランスポートプロトコル上で利用可能な、双方向のマルチポートネットワーク印刷アプリケーションプロトコル
-- Underscore, Inc.
-- Contact: info@underscore.com
chAppleTalkADSP(40), -- RFC 1759 には含まれない
-- AppleTalk Data Stream Protocol.
-- ADSP は AppleTalk プロトコルスイートの一部であり、AppleTalk ネットワーク上の2つのソケット間でのデータの完全な双方向ストリームの確立・保守を可能にする対称コネクション志向プロトコルである。
-- [APPLEMAC] 参照。
chPortSPX(41), -- RFC 1759 には含まれない
-- Sequenced Packet Exchange (SPX) ソケット
-- Novell, Inc.
-- トランスポートに Novell SPX を使用する TCP に似た双方向データパイプ
--
-- prtChannelInformation のエントリー:
--
-- ネットワーク番号
--  キーワード: Net
--  文法: HexString
--  ステータス: 必須
--  多重度: 単独
--  説明: ネットワーク番号
--
-- ノード番号
--  キーワード: Node
--  文法: HexString
--  ステータス: 必須
--  多重度: 単独
--  説明: ノード番号
--
-- ソケット番号
--  キーワード: Socket
--  文法: HexString
--  ステータス: 必須
--  多重度: 単独
--  説明: SPX ソケット番号
--
-- "ネットワーク"・"ノード"・"ソケット" の各エントリーが正確に1つずつ存在しなければならない。
-- HexString は、16進表記法による ASCII 文字列として表現されたバイナリ値である。
chPortHTTP(42), -- RFC 1759 には含まれない
-- Hypertext Transfer Protocol。
-- [RFC1945] および [RFC2616] 参照。
chNDPS(43), -- RFC 1759には含まれない
-- Novell, Inc.
--
-- prtChannelInformation のエントリー:
--
-- プリンタエージェント名
--  キーワード: PA
--  文法: Name
--  ステータス: 必須
--  多重度: 単独
--  説明: NDPS プリンタエージェント名
chIPP(44), -- RFC 1759 には含まれない
-- Internet Printing Protocol (IPP)
-- (IPP/1.1 - [RFC2910] および [RFC2911] 参照)
-- 将来の全てのバージョンの IPP にも適用される。
--
-- IPP プリンタ URI
--  キーワード: URI
--  文法: URI ([RFC2396] に従う Unicode UTF-8)
--  ステータス: 必須
--  多重度: 単独
--  デフォルト: 適用されない
--  説明:
--   インターネット命名スコープ範囲内の、IPP プリンタの URI。任意の非 ASCII 文字用に16進エスケープを用いた Unicode UTF-8 [RFC3629] 文字列([RFC2396]に従う)。
--  準拠:
--   IPP プリンタは、サポートする全ての IPP URI をリストするべきである(IPP チャネルエントリー毎に1つ)。
--   URI が 'http:' スキームを含む場合、明示的にポートを指定しなければならない。 --  参照:
--   [RFC3629], [RFC2396], [RFC2910], [RFC2911].
--
-- IPP Printer Client Authentication
--  キーワード: Auth
--  文法: Keyword
--  ステータス: 任意
--  多重度: 単独
--  デフォルト: 'none'
--  説明:
--   この IPP プリンタ用にサポートされるクライアント認証メカニズム:
--    URI:
--    'none'
--     クライアント認証メカニズムは無い
--    'requesting-user-name'
--     'requesting-user-name' において認証されたユーザー
--    'basic'
--     HTTP 基本メカニズム経由で認証されたユーザー
--    'digest'
--     HTTP ダイジェストメカニズム経由で認証されたユーザー
--    'certificate'
--     証明書メカニズム経由で認証されたユーザー
--  準拠:
--   IPP プリンタはサポートする全ての認証メカニズムをリストするべきである(IPP チャネルエントリー毎に1つ)。
--  参照: [RFC2911] および [RFC2910].
--
-- IPP Printer Security
--  キーワード: Security
--  文法: Keyword
--  ステータス: 任意
--  多重度: 単独
--  デフォルト: 'none'
--  説明:
--   この IPP プリンタ URI 用にサポートされるセキュリティメカニズム:
--   'none'
--    セキュリティメカニズムは無い
--   'ssl3'
--    SSL3 セキュア通信チャネルプロトコル
--   'tls'
--    TLS セキュア通信チャネルプロトコル
--  準拠:
--   IPP プリンタはサポートする全ての IPP セキュリティメカニズムをリストするべきである(IPP チャネル毎に1つ)。
--  参照: [RFC2246], [RFC2911]
--
-- IPP Printer Protocol Version
--  キーワード: Version
--  文法: Keyword
--  ステータス: 任意
--  多重度: 複数
--  デフォルト: '1.1'
--  説明:
--   この IPP プリンタ URI 用にサポートされる全ての IPP プロトコルバージョン(major.minor):
--   '1.0'
--    IPP/1.0 適合プリンタ
--   '1.1'
--    IPP/1.1 適合プリンタ
--  準拠: --    IPP プリンタはサポートする全ての IPP バージョンをリストするべきである(IPP チャネルエントリー毎の全てのリスト)。
--  参照: [RFC2911]。
chSMTP(45)
-- Siple Mail Transfer Protocol(SMTP) 経由での印刷ジョブ投入 - [RFC2821] 参照
--
-- prtChannelInformation のエントリー:
--
-- キーワード: Mailto
-- 文法: Name
-- ステータス: 必須
-- 多重度: 単独
-- デフォルト: 適用されない
-- 説明: プリンタの SMTP URL。
}

-- -- Interpreter Group TEXTUAL-CONVENTIONs --

PrtInterpreterLangFamilyTC ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- この TC は RFC 1759 の prtInterpreterLangFamily から抜粋された。
STATUS current
DESCRIPTION
"この列挙型は、ジョブを受け取ったインタープリタの種類を表す"
SYNTAX INTEGER {
other(1),
unknown(2),
-- RFC 1759 には含まれない
langPCL(3),
-- PCL。PCL バージョン 5 から、HP-GL/2 は PCL 言語の一部として含まれている。
-- PCL および HP-GL/2 は Hewlett-Packard 社の商標である。
langHPGL(4),
-- Hewlett-Packard Graphics Language。
-- HP-GL は Hewlett-Packard 社の商標である。
langPJL(5),
-- Peripheral Job Language. ページ記述言語を意味するデータ間のデータストリームの中に現れる。
-- Hewlett-Packard Co.
langPS(6),
-- PostScript (tm) Language
-- Postscript - 特定の権限のもとで登録されることが許可される Adobe Systems 株式会社の商標。
langIPDS(7),
-- Intelligent Printer Data Stream
-- データオブジェクト(テキスト、イメージ、グラフィック、バーコード)、リソース(フォント、オーバーレイ)、ページ、フォーム、フィニッシング操作から構成されるドキュメントのための、双方向プリントデータストリーム。
-- プリント処理全体にわたって、システムレベルデバイスコントロール、ドキュメントトラッキング、エラーリカバリを容易にする。
-- IBM Corporation.
langPPDS(8),
-- IBM Personal Printer Data Stream。
-- 元々は PPDS ASCII と呼ばれていたが、1989年にレーザープリンタが登場したときに名前が変更された。
-- Lexmark International, Inc。
langEscapeP(9), -- Epson Corp.
langEpson(10),
langDDIF(11),
-- Digital Document Interchange Format
-- Digital Equipment Corp., Maynard MA
langInterpress(12),
-- Xerox Corp.
langISO6429(13),
-- ISO 6429。Coded Character Set (ASCII 制御文字とキャラクタイメージングデバイス用の追加制御文字)のための制御機能
langLineData(14),
-- line-data:個々の ASCII または EBCDIC のレコードとしてのデータ行で、コントロール機能(CR、LF、HT、FF 等)を含まない。
-- 伝統的なラインプリンタで使用される。
-- レコードの代わりに、CR や LF を行区切りに使用しても良い。
-- ISO 10175 Document Printing Application (DPA)
-- [ISO10175] 参照。
langMODCA(15),
-- Mixed Object Document Content Architecture
-- データオブジェクト(テキスト、イメージ、グラフィック、バーコード)、リソース(フォント、オーバーレイ)、ページ、フォーム、フィニッシング操作の集合として、最終データの合成・交換・表現を可能にする定義
-- IBM Corporation
langREGIS(16),
-- Remote Graphics Instruction Set
-- Digital Equipment Corp., Maynard MA
langSCS(17),
-- SNA Character String
-- SNA LU-1 モード通信用の双方向印刷データストリーム
-- IBM
langSPDL(18),
-- ISO 10180 Standard Page Description Language
-- ISO 標準
langTEK4014(19), -- Tektronix Corp.
langPDS(20),
langIGP(21), -- Printronix Corp.
langCodeV(22),
-- Magnum Code-V。インパクト/ドットマトリクスプリンタの制御に使用される、イメージおよびプリンタを制御する言語。
-- QMS, Inc., Mobile AL
langDSCDSE(23),
-- DSC-DSE: 非 SNA(DSC) 通信および SNA LU-3 3270 コントローラ(DSE)通信用の、擬似双方向データストリーム互換の印刷データストリーム(DSC)
-- IBM
langWPS(24),
-- Windows Printing System。
-- Microsoft At Work Peripherals によって使用されるリソースベースのコマンド/データストリーム。
-- Microsoft Corporation により開発された。
langLN03(25), -- 初期の DEC-PPL3。Digital Equipment Corp.
langCCITT(26),
langQUIC(27),
-- QUIC(Quality Information Code)
-- レーザープリンタ用のページ記述言語。
-- 他の良く知られたプリンタのグラフィックやプリンタ制御能力のエミュレーションを含む。
-- QMS, Inc
langCPAP(28),
-- Common Printer Access Protocol
-- Digital Equipment Corp.
langDecPPL(29),
-- Digital ANSI-Compliant Printing Protocol
-- (DEC-PPL)
-- Digital Equipment Corp.
langSimpleText(30),
-- simple-text: NUL、CR、LF、HT、FFの制御文字を含む文字コード化されたデータ。
-- ISO 10175 Document
-- Printing Application (DPA) [ISO10175] 参照
langNPAP(31),
-- Network Printer Alliance Protocol(NPAP)。
-- このプロトコルは、IEEE 1284.1 TIPSI Std(LangTIPSI(49) 参照)を基にしている。
langDOC(32),
-- Document Option Commands
-- ページ記述を意図するデータストリームの間に現れる。
-- QMS, Inc.
langimPress(33),
-- ImageServer 製品用に独自に開発されたページ記述言語 imPRESS。
-- テキスト、単純なグラフィック、いくつかの大きなフォーム(単純なビットマップと、CCITT グループ3/4エンコード)の表現を提供するバイナリ言語。
-- この言語は8ビットチャネル越しに送信されることを意図しており、初期のドキュメント生成言語(TeX および TROFF)でサポートされていた。
-- QMS, Inc
langPinwriter(34),
-- USA、ヨーロッパ、日本を除くアジア向けの24ラインドットマトリクスプリンタ。
-- ドイツおよびアジアの数ヶ国で、US よりも広く利用されている。
-- NEC
langNPDL(35),
-- 日本市場向けページプリンタ
-- NEC
langNEC201PL(36),
-- 日本市場で利用されているシリアルプリンタ言語
-- NEC
langAutomatic(37),
-- 自動 PDL 検出。ドキュメントの内容を調べることで、プリンタが自動的にインタープリタ言語ファミリを検出する。
-- 実際にどのインタープリタ言語ファミリが検出されるかはプリンタの実装に依存する。
langPages(38),
-- Page printer Advanced Graphic Escape Set
-- IBM Japan
langLIPS(39), -- LBP Image Processing System
langTIFF(40), -- Tagged Image File Format (Aldus)
langDiagnostic(41),
-- インタープリタへの入力の16進ダンプ。
langPSPrinter(42),
-- 制御用の PostScript Language (任意の PDL と共に使用される)
-- Adobe Systems Incorporated
langCaPSL(43), -- Canon Print Systems Language
langEXCL(44),
-- Extended Command Language
-- Talaris Systems Inc.
langLCDS(45),
-- Line Conditioned Data Stream
-- Xerox Corporation
langXES(46),
-- Xerox Escape Sequences
-- Xerox Corporation
langPCLXL(47),
-- RFC 1759 には含まれない。
-- Printer Control Language。印刷およびプリンタ制御用の拡張言語仕様。
-- Hewlett-Packard Co.
langART(48),
-- RFC 1759 には含まれない。
-- Advanced Rendering Tools (ART)
-- レーザープレスプリンタ用に独自に開発されたページ記述言語。
-- テクニカルリファレンスマニュアル:"ART IV Reference Manual", No F33m。
-- Fuji Xerox Co., Ltd.
langTIPSI(49),
-- RFC 1759 には含まれない。
-- Transport Independent Printer System Interface
-- (IEEE Std. 1284.1 参照)
langPrescribe(50),
-- RFC 1759 には含まれない。
-- ページ記述およびプリンタ制御用の言語。通常の ASCII 文字によって記述出来る。
-- テクニカルリファレンスマニュアル: "PRESCRIBE II Programming Manual"
langLinePrinter(51),
-- RFC 1759 には含まれない。
-- 制御コード LF、VT、FF をサポートする simple-text キャラクタストリーム。
-- Centronics または Detaproducts Vertical Format Unit (VFU) 言語は、多くの古いモデルのラインプリンタやマトリクスプリンタで一般的に使用されている。
langIDP(52),
-- RFC 1759 には含まれない。
-- Imaging Device Protocol
-- Apple Computer
langXJCL(53),
-- RFC 1759 には含まれない。
-- Xerox Job Control Language (JCL)。
-- LaserPress プリンタ用に独自に開発されたジョブ制御言語であり、PDL を切り替える能力を持つ。
-- テクニカルリファレンスマニュアル: "ART IV Reference Manual" No F33M
-- Fuji Xerox Co., Ltd.
langPDF(54),
-- RFC 1759 には含まれない。
-- Adobe Portable Document Format
-- Adobe Systems, Inc.
langRPDL(55),
-- RFC 1759 には含まれない。
-- プリンタ向け Ricoh Page Description Language
-- テクニカルマニュアル: "RPDL command reference" No.307029
-- RICOH, Co. LTD
langIntermecIPL(56),
-- RFC 1759 には含まれない。
-- ラベルプリンタ向けの Intermec Printer Language
-- テクニカルマニュアル:"IPL Programmers Reference Manual"
-- Intermec Corporation
langUBIFingerprint(57),
-- RFC 1759 には含まれない。
-- ラベルプリンタ用のインテリジェントで basic に似たプログラミング言語
-- リファレンスマニュアル: "UBI Fingerprint 7.1", No. 1-960434-00
-- United Barcode Industries
langUBIDirectProtocol(58),
-- RFC 1759 には含まれない。
-- ラベルプリンタ用のインテリジェント制御言語
-- プログラマーズガイド: "UBI Direct Protocol", No. 1-960419-00
-- United Barcode Industries
langFujitsu(59),
-- RFC 1759 には含まれない。
-- Fujitsu Printer Language
-- リファレンスマニュアル: "FM Printer Sequence" No. 80HP-0770
-- FUJITSU LIMITED
langCGM(60),
-- RFC 1759 には含まれない。
-- Computer Graphics Metafile
-- MIME type 'image/cgm'
langJPEG(61),
-- RFC 1759 には含まれない。
-- Joint Photographic Experts Group
-- MIME type 'image/jpeg'
langCALS1(62),
-- US DOD CALS1 (MIL-STD-1840 参照)
-- MIME type 'application/cals-1840'
langCALS2(63),
-- RFC 1759 には含まれない。
-- US DOD CALS2 (MIL-STD-1840 参照)
-- MIME type 'application/cals-1840'
langNIRS(64),
-- RFC 1759 には含まれない。
-- US DOD NIRS (MIL-STD-1840 参照)
-- MIME type 'application/cals-1840'
langC4(65)
-- RFC 1759 には含まれない。
-- US DOD C4 (MIL-STD-1840 参照)
-- MIME type 'application/cals-1840'
}

--
-- Input/Output Group TEXTUAL-CONVENTIONs
--

PrtInputTypeTC ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- このTCは RFC 1759 の prtInputType から抜粋された。
STATUS current
DESCRIPTION
"ある特定のコンポーネントにより採用された(主に給紙メカニズムの種類によって判別される)テクノロジーの種類"
SYNTAX INTEGER {
other(1),
unknown(2),
sheetFeedAutoRemovableTray(3),
sheetFeedAutoNonRemovableTray(4),
sheetFeedManual(5),
continuousRoll(6),
continuousFanFold(7)
}

PrtOutputTypeTC ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- このTCは RFC 1759 の prtOutputType から抜粋された。
STATUS current
DESCRIPTION
"この出力サブユニットがサポートするテクノロジーの種類"
SYNTAX INTEGER {
other(1),
unknown(2),
removableBin(3),
unRemovableBin(4),
continuousRollDevice(5),
mailBox(6),
continuousFanFold(7)
}

--
-- Marker Group TEXTUAL-CONVENTIONs
--

PrtMarkerMarkTechTC ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- このTCは RFC 1759 の prtMarkerMarkTech から抜粋された。
STATUS current
DESCRIPTION
"この描画サブユニットが使用する描画テクノロジーの種類"
SYNTAX INTEGER {
other(1),
unknown(2),
electrophotographicLED(3),
electrophotographicLaser(4),
electrophotographicOther(5),
impactMovingHeadDotMatrix9pin(6),
impactMovingHeadDotMatrix24pin(7),
impactMovingHeadDotMatrixOther(8),
impactMovingHeadFullyFormed(9),
impactBand(10),
impactOther(11),
inkjetAqueous(12),
inkjetSolid(13),
inkjetOther(14),
pen(15),
thermalTransfer(16),
thermalSensitive(17),
thermalDiffusion(18),
thermalOther(19),
electroerosion(20),
electrostatic(21),
photographicMicrofiche(22),
photographicImagesetter(23),
photographicOther(24),
ionDeposition(25),
eBeam(26),
typesetter(27)
}

PrtMarkerSuppliesTypeTC ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- このTCは RFC 1759 の prtMarkerSuppliesType から抜粋された。
STATUS current
DESCRIPTION
"この消耗品の種類。"
SYNTAX INTEGER {
other(1),
unknown(2),
-- Printer MIB 用の値
toner(3),
wasteToner(4),
ink(5),
inkCartridge(6),
inkRibbon(7),
wasteInk(8),
opc(9), -- 感光体
developer(10),
fuserOil(11),
solidWax(12),
ribbonWax(13),
wasteWax(14),
fuser(15), -- RFC 1759 には含まれない
coronaWire(16), -- RFC 1759 には含まれない
fuserOilWick(17), -- RFC 1759 には含まれない
cleanerUnit(18), -- RFC 1759 には含まれない
fuserCleaningPad(19), -- RFC 1759 には含まれない
transferUnit(20), -- RFC 1759 には含まれない
tonerCartridge(21), -- RFC 1759 には含まれない
fuserOiler(22), -- RFC 1759 には含まれない
-- ここまでPrinter MIB 用の値
-- フィニッシャMIB用の値
water(23), -- RFC 1759 には含まれない
wasteWater(24), -- RFC 1759 には含まれない
glueWaterAdditive(25),-- RFC 1759 には含まれない
wastePaper(26), -- RFC 1759 には含まれない
bindingSupply(27), -- RFC 1759 には含まれない
bandingSupply(28), -- RFC 1759 には含まれない
stitchingWire(29), -- RFC 1759 には含まれない
shrinkWrap(30), -- RFC 1759 には含まれない
paperWrap(31), -- RFC 1759 には含まれない
staples(32), -- RFC 1759 には含まれない
inserts(33), -- RFC 1759 には含まれない
covers(34) -- RFC 1759 には含まれない
-- フィニッシャ MIB 用の値 ここまで
}

--
-- Media Path TEXTUAL-CONVENTIONs
--

PrtMediaPathTypeTC ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- このTCは RFC 1759 の prtMediaPathType から抜粋された。
STATUS current
DESCRIPTION
"このメディアパスの種類。"
SYNTAX INTEGER {
other(1),
unknown(2),
longEdgeBindingDuplex(3),
shortEdgeBindingDuplex(4),
simplex(5)
}

--
-- Console Group TEXTUAL-CONVENTIONs
--

PrtConsoleColorTC ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- このTCは RFC 1759 の prtConsoleColor から抜粋された。
STATUS current
DESCRIPTION
"このライトの色。"
SYNTAX INTEGER {
other(1),
unknown(2),
white(3),
red(4),
green(5),
blue(6),
cyan(7),
magenta(8),
yellow(9),
orange(10) -- RFC 1759 には含まれない
}

PrtConsoleDisableTC ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- このTCは RFC 1759 の prtConsoleDisable から抜粋された。
STATUS current
DESCRIPTION
"この値はオペレータコンソールからの入力が可能かどうかを示している。値 'enabled' はコンソールからの入力が可能であることを表し、値 'disabled' はコンソールからの入力が不可能であることを表す。"
SYNTAX INTEGER {
enabled(3),
disabled(4)
}

--
-- Alert Group TEXTUAL-CONVENTIONs
--

PrtAlertTrainingLevelTC ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- このTCは RFC 1759 の prtAlertTrainingLevel から抜粋された。
STATUS current
DESCRIPTION
"この警告が人の介入を必要とする場合に、対処するのに要求される訓練のレベル。値 noInterventionRequired は、そのイベントが人の介入を必要としない場合に使用されるべきである。訓練レベルは、この警告に対処するのに必要とされる訓練または情報に基づいて、プリンタの製造者によって決定・割り当てられた列挙値である。プリンタは複数の警告をこれらの個々の訓練レベルへと分割する。ある警告がどのように対処されるのかと、その警告を誰にどのようにして割り振るのかとを決定する作業は、そのシステムの管理アプリケーションの責任である。警告に対する4つの訓練レベルを以下に示す:
  • Field Service - 一般に高度な訓練と、プリンタおよびサブユニットに関する高度な技術的知識とを必要とする警告。技術者の例としては、メーカーのフィールドサービスの代表者や、メーカーまたは類似の代理店による公式の訓練を受けた人などがあるだろう。
  • Trained - プリンタおよびサブユニットに関する中級または適度な知識を必要とする警告。この種の警告の典型的な例としては、トナーカートリッジの交換があげられる。
  • Untrained - その警告に対処する作業が明らかであるか、訓練されていない人でも問題を解決できるようにプリンタが支援するか、どちらかの理由により前述のような訓練なしに解決可能な警告。この種の警告の典型的な例としては、ローエンドプリンタにおける用紙トレイへの補充や、出力トレイを空にする作業などがあげられる。
  • Management - プリンタの全般的な操作と設定に関係する警告。この種の管理イベントとしては、サブユニットの設定変更があげられる。"
SYNTAX INTEGER {
other(1),
unknown(2),
untrained(3),
trained(4),
fieldService(5)
, management(6),
noInterventionRequired(7) -- RFC 1759 には含まれない
}

PrtAlertGroupTC ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- 1 から 29 の範囲の値は、Printer MIB の再発行無しにIANA によって割り当てられてはならない。
-- 30 以上の値は、Printer MIBを増強する MIB(例えば Finisher MIB)において使用される。
-- この TC は RFC 1759 の prtAlertGroup から抜粋された。
STATUS current
DESCRIPTION
"この警告が関連するプリンタモデル内のサブユニットの種類。入力・出力・マーカーは、プリンタのモデルグループの例(すなわちサブユニットの種類の例)である。可能な場合は常に、この列挙値はPrinter MIB 内の関連するテーブルを識別する副識別子(sub-identifier)と一致する。


注意:警告種別コードは、Host Resources MIB のストレージテーブルとデバイステーブル用に追加されてきた。これらの追加の種別は、プリンタのストレージとデバイスオブジェクトが警告(および、場合によっては致命的警告のためのトラップ)を生成しなければならない状況のためのものである。"
SYNTAX INTEGER {
other(1),
-- (2) は Host Resources MIB の適合情報の値のために予約されている
hostResourcesMIBStorageTable(3),
hostResourcesMIBDeviceTable(4),
-- Printer MIB用の値
generalPrinter(5),
cover(6),
localization(7),
input(8),
output(9),
marker(10),
markerSupplies(11),
markerColorant(12),
mediaPath(13),
channel(14),
interpreter(15),
consoleDisplayBuffer(16),
consoleLights(17),
alert(18), -- RFC 1759 には含まれない
-- 値(5)から(29)はPrinter MIB用に予約されている
-- フィニッシャMIB用の値
finDevice(30), -- RFC 1759 には含まれない
finSupply(31), -- RFC 1759 には含まれない
finSupplyMediaInput(32), -- RFC 1759 には含まれない
finAttribute(33) -- RFC 1759 には含まれない
-- 値(30)から(39)は Finisher MIB 用に予約されている
}

PrtAlertCodeTC ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- この TC は RFC 1759 の prtAlertCode から抜粋された。
STATUS current
DESCRIPTION
"テーブル内のこのエントリーの警告の種類を表すコード。双変化イベントの警告はサブユニットの状態を表すのに対し、単変化イベントの警告は単独のイベントを表す。実装によっては、双変化イベントと単変化イベントに同じ警告コードが使用されても良い。同様に実装によっては致命的警告と非致命的警告に同じ警告コードが使用されても良い。prtAlertSeverityLevel の値は、その実装での各イベント毎に、双変化か単変化か、また致命的か非致命的かを特定する。

多くのサブユニット用にいくつかの特定のコードが存在する一方、大半のサブユニットの警告には汎用コードが使用されるべきである。ネットワーク管理ステーションは、サブユニットのより詳しい状態とその他の情報を確認するために、prtAlertGroup により特定されるサブユニットに問合せを行うことが出来る。

エージェントは同じイベントに対して警告テーブルに二つのエントリーを追加するべきではない。イベントの1つが汎用コードを含み、もう1つが固有のイベントコードを含む場合、エージェントは各イベントのために1つのエントリーだけ(両方ではなく、汎用コード(好ましい)または特定コードのどらか一方)を警告テーブルに追加するべきである。

単変化イベント alertRemovalOfBinaryChangeEntry(1801) の実装は任意である。実装された場合この警告コードは、ネットワーク管理ステーションに対し、双変化イベントのトレイリングエッジイベントが発生し、対応する警告エントリーが警告テーブルから削除されたことを示すだろう。全てのイベントと同様、警告 alertRemovalOfBinaryChangeEntry(1801) は警告テーブルの末尾に置かれるべきである。このような警告テーブルのエントリーは、以下の情報を特定するべきである。

prtAlertSeverityLevel warningUnaryChangeEvent(4)
prtAlertTrainingLevel noInterventionRequired(7)
prtAlertGroup alert(18)
prtAlertGroupIndex このイベントが削除した双変化イベントの警告テーブル内における行インデックス。
prtAlertLocation unknown (-2)
prtAlertCode alertRemovalOfBinaryChangeEntry(1801)
prtAlertDescription <説明またはヌル文字列>
prtAlertTime 警告テーブルから双変化イベントが削除された時刻の sysUpTime の値。

エージェントは、警告テーブルから双変化イベントを削除し単変化イベント alertRemovalOfBinaryChangeEntry(1801) を置くと同時に、任意でトラップを生成しても良い。そのようなトラップの場合にそのトラップと共に送られる prtAlertIndex は、prtAlertTable から削除された行のインデックスではなく、prtAlertTable に追加された alertRemovalOfBinaryChangeEvent の行インデックスになるべきである。"
SYNTAX INTEGER {
other(1),
-- 以下に示されている警告コードでは表現できないイベント
unknown(2),
-- 以下の汎用コードは複数のグループに共通のものである。
-- NMS はさらなる情報を問い合わせるグループを決定するために、prtAlertGroup オブジェクトを調べても良い。
coverOpen(3),
coverClosed(4),
interlockOpen(5),
interlockClosed(6),
configurationChange(7),
jam(8),
subunitMissing(9), -- RFC 1759 には含まれない
-- サブユニットのトレイ・ビン等が外された。
subunitLifeAlmostOver(10), -- RFC 1759 には含まれない
subunitLifeOver(11), -- RFC 1759 には含まれない
subunitAlmostEmpty(12), -- RFC 1759 には含まれない
subunitEmpty(13), -- RFC 1759 には含まれない
subunitAlmostFull(14), -- RFC 1759 には含まれない
subunitFull(15), -- RFC 1759 には含まれない
subunitNearLimit(16), -- RFC 1759 には含まれない
subunitAtLimit(17), -- RFC 1759 には含まれない
subunitOpened(18), -- RFC 1759 には含まれない
subunitClosed(19), -- RFC 1759 には含まれない
subunitTurnedOn(20), -- RFC 1759 には含まれない
subunitTurnedOff(21), -- RFC 1759 には含まれない
subunitOffline(22), -- RFC 1759 には含まれない
subunitPowerSaver(23), -- RFC 1759 には含まれない
subunitWarmingUp(24), -- RFC 1759 には含まれない
subunitAdded(25), -- RFC 1759 には含まれない
subunitRemoved(26), -- RFC 1759 には含まれない
subunitResourceAdded(27), -- RFC 1759 には含まれない
subunitResourceRemoved(28), -- RFC 1759 には含まれない
subunitRecoverableFailure(29), -- RFC 1759 には含まれない
subunitUnrecoverableFailure(30), -- RFC 1759 には含まれない
subunitRecoverableStorageError(31), -- RFC 1759 には含まれない
subunitUnrecoverableStorageError(32), -- RFC 1759 には含まれない
subunitMotorFailure(33), -- RFC 1759 には含まれない
subunitMemoryExhausted(34), -- RFC 1759 には含まれない
subunitUnderTemperature(35), -- RFC 1759 には含まれない
subunitOverTemperature(36), -- RFC 1759 には含まれない
subunitTimingFailure(37), -- RFC 1759 には含まれない
subunitThermistorFailure(38), -- RFC 1759 には含まれない
-- General Printer group
--
doorOpen(501),
-- 非推奨
-- coverOpened(3) を使用すること
doorClosed(502),
-- 非推奨
-- coverClosed(4) を使用すること
powerUp(503),
powerDown(504),
printerNMSReset(505), -- RFC 1759 には含まれない
-- ネットワーク管理ステーション(NMS)が 'prtGeneralReset' に書き込みを行ったことにより、プリンタがリセットされた。
printerManualReset(506), -- RFC 1759 には含まれない
-- プリンタが手動でリセットされた。
printerReadyToPrint(507), -- RFC 1759 には含まれない
-- プリンタは印刷の準備が出来ている(すなわち、ウォーミングアップや省電力モード、印字品質調整中などではない)。
-- Input Group
inputMediaTrayMissing(801),
inputMediaSizeChange(802),
inputMediaWeightChange(803),
inputMediaTypeChange(804),
inputMediaColorChange(805),
inputMediaFormPartsChange(806),
inputMediaSupplyLow(807),
inputMediaSupplyEmpty(808),
inputMediaChangeRequest(809), -- RFC 1759 には含まれない
-- インタプリタが、給紙トレイサブユニットに別のメディアが要求とされていることを検出した。その要求に応えるために必要とされるメディアの可読説明を伝えるために、prtAlertDescription を使用することが出来る。
inputManualInputRequest(810), -- RFC 1759 には含まれない
-- インタプリタは、このサブユニットに手動給紙が必要とされている事を検出した。その要求に応えるために必要とされるメディアの可読説明を伝えるために、prtAlertDescription が使用することが出来る。
inputTrayPositionFailure(811), -- RFC 1759 には含まれない
-- 給紙トレイが正確な位置合わせに失敗した。
inputTrayElevationFailure(812), -- RFC 1759 には含まれない inputCannotFeedSizeSelected(813), -- RFC 1759 には含まれない
-- Output Group
outputMediaTrayMissing(901),
outputMediaTrayAlmostFull(902),
outputMediaTrayFull(903),
outputMailboxSelectFailure(904), -- RFC 1759 には含まれない
-- Marker group
markerFuserUnderTemperature(1001),
markerFuserOverTemperature(1002),
markerFuserTimingFailure(1003), -- RFC 1759 には含まれない
markerFuserThermistorFailure(1004), -- RFC 1759 には含まれない
markerAdjustingPrintQuality(1005), -- RFC 1759 には含まれない
-- Marker Supplies group
markerTonerEmpty(1101),
markerInkEmpty(1102),
markerPrintRibbonEmpty(1103),
markerTonerAlmostEmpty(1104),
markerInkAlmostEmpty(1105),
markerPrintRibbonAlmostEmpty(1106),
markerWasteTonerReceptacleAlmostFull(1107),
markerWasteInkReceptacleAlmostFull(1108),
markerWasteTonerReceptacleFull(1109),
markerWasteInkReceptacleFull(1110),
markerOpcLifeAlmostOver(1111),
markerOpcLifeOver(1112),
markerDeveloperAlmostEmpty(1113),
markerDeveloperEmpty(1114),
markerTonerCartridgeMissing(1115), -- RFC 1759 には含まれない
-- Media Path Device Group
mediaPathMediaTrayMissing(1301),
mediaPathMediaTrayAlmostFull(1302),
mediaPathMediaTrayFull(1303),
mediaPathCannotDuplexMediaSelected(1304), -- RFC 1759 には含まれない
-- Interpreter Group
interpreterMemoryIncrease(1501),
interpreterMemoryDecrease(1502),
interpreterCartridgeAdded(1503),
interpreterCartridgeDeleted(1504),
interpreterResourceAdded(1505),
interpreterResourceDeleted(1506),
interpreterResourceUnavailable(1507),
interpreterComplexPageEncountered(1509), -- RFC 1759 には含まれない
-- インタプリタは、利用可能なリソースに対して複雑すぎるページに遭遇した。
-- Alert Group
alertRemovalOfBinaryChangeEntry(1801) -- RFC 1759 には含まれない
-- 双変化イベントが警告テーブルから削除された。この単変化イベントは警告テーブルの末尾に追加される。
}
END

6. The Printer MIB

Printer-MIB DEFINITIONS ::= BEGIN

IMPORTS
MODULE-IDENTITY, OBJECT-TYPE, Counter32, Integer32, TimeTicks,
NOTIFICATION-TYPE, OBJECT-IDENTITY,
mib-2 FROM SNMPv2-SMI -- [RFC2578]
TEXTUAL-CONVENTION FROM SNMPv2-TC -- [RFC2579]
MODULE-COMPLIANCE, OBJECT-GROUP, NOTIFICATION-GROUP
FROM SNMPv2-CONF -- [RFC2580]
hrDeviceIndex, hrStorageIndex FROM HOST-RESOURCES-MIB -- [RFC2790]
InterfaceIndexOrZero FROM IF-MIB -- [RFC2863]
PrtCoverStatusTC, PrtGeneralResetTC, PrtChannelTypeTC,
PrtInterpreterLangFamilyTC, PrtInputTypeTC, PrtOutputTypeTC, PrtMarkerMarkTechTC, PrtMarkerSuppliesTypeTC, PrtConsoleColorTC, PrtConsoleDisableTC, PrtMediaPathTypeTC, PrtAlertGroupTC, PrtAlertTrainingLevelTC, PrtAlertCodeTC
FROM IANA-PRINTER-MIB
IANACharset FROM IANA-CHARSET-MIB;

printmib MODULE-IDENTITY
LAST-UPDATED "200406020000Z"
ORGANIZATION "PWG IEEE/ISTO Printer Working Group"
CONTACT-INFO
"Harry Lewis
IBM
Phone (303) 924-5337
Email: harryl@us.ibm.com
http://www.pwg.org/index.html

printmib WG へのコメントは、Printer MIBプロジェクト(PMP)メーリングリストを利用して送ってほしい:pmp@pwg.org
さらなる情報は、'Printer MIB' 配下のPWGのウェブページにアクセスしてほしい:http://www.pwg.org/
この仕様の実装者は、明確性を必要とする議論と同意を得るためにレビューされる登録プロトコルの議論とに参加するために、pmp のメーリングリストに参加することが推奨される。"
DESCRIPTION
"プリンタ管理のための MIBモジュール。
Copyright (C) The Internet Society (2004). MIBモジュールのこのバージョンは RFC 3805 において公開された。完全な法定通知は、その RFC 自身を参照してほしい。"
REVISION "200406020000Z" DESCRIPTION
"Printer MIB v2.
IANA によって全ての列挙型グループが保守されるために、ianaPrinterMIB 内の新しい TC へと移動された。それらはこの文書に含まれている。
New TCs created from enums defined within RFC 1759 Objects:
PrtPrintOrientationTC, PrtLocalizedDescriptionStringTC, PrtConsoleDescriptionStringTC, PrtChannelStateTC, PrtOutputStackingOrderTC, PrtOutputPageDeliveryOrientationTC, PrtMarkerCounterUnitTC, PrtMarkerSuppliesSupplyUnitTC, PrtMarkerSuppliesClassTC, PrtMarkerAddressabilityUnitTC, PrtMarkerColorantRoleTC, PrtMediaPathMaxSpeedPrintUnitTC, PrtInterpreterTwoWayTC, and PrtAlertSeverityLevelTC.
以下の4つのTCは非推奨となった。
MediaUnit (PrtMediaUnitTC に置き換えられた),
CapacityUnit (PrtCapacityUnitTC に置き換えられた),
SubUnitStatus (PrtSubUnitStatusTC に置き換えられた),
CodedCharSet (IANA Charset MIB 内の IANACharset に置き換えられた)
5つの新しい OBJECT-GROUP:
prtAuxilliarySheetGroup, prtInputSwitchingGroup, prtGeneralV2Group, prtAlertTableV2Group, prtChannelV2Group.
これらのグループに9つの新しいオブジェクトが追加された:
prtAuxiliarySheetStartupPage, prtAuxiliarySheetBannerPage, prtGeneralPrinterName, prtGeneralSerialNumber, prtAlertCriticalEvents, prtAlertAllEvents, prtInputMediaLoadTimeout, prtInputNextIndex, prtChannelInformation.
インデックスオブジェクト prtStorageRefSeqNumber, prtDeviceRefSeqNumber, prtConsoleLightIndex の文法上の範囲が、 (0..65535) から (1..65535) へと変更された。
Host Resources MIB と一致させるために、オブジェクト prtStorageRefIndex と prtDeviceRefIndex の文法上の範囲が (0..65535) から (0..2147483647) へと変更された
以下のオブジェクトの文法上の範囲が Integer32 で定義された:
prtOutputDefaultIndex, prtInputMediaDimFeedDirDeclared, prtInputMediaDimXFeedDirDeclared, prtInputMaxCapacity, prtInputCurrentLevel, prtInputMediaDimFeedDirChosen, prtInputMediaDimXFeedDirChosen, prtInputMediaWeight, prtInputMediaFormParts, prtOutputIndex, prtOutputMaxCapacity, prtOutputRemainingCapacity, prtOutputMaxDimFeedDir, prtOutputMaxDimXFeedDir, prtOutputMinDimFeedDir, prtOutputMinDimXFeedDir, prtMarkerAddressibilityFeedDir, prtMarkerAddressibilityXFeedDir, prtMarkerNorthMargin, prtMarkerSouthMargin, prtMarkerWestMargin, prtMarkerEastMargin, prtMarkerSuppliesMaxCapacity, prtMarkerSuppliesLevel, prtMarkerColorantTonality, prtMediaPathMaxSpeed, prtMediaPathMaxMediaFeedDir, prtMediaPathMaxMediaXFeedDir, prtMediaPathMinMediaFeedDir, prtMediaPathMinMediaXFeedDir, prtChannelIndex, prtChannelCurrentJobCntlLangIndex, prtInterpreterIndex, prtChannelDefaultPageDescLangIndex, prtConsoleOnTime, prtInterpreterFeedAddressibility, prtConsoleOffTime, prtInterpreterXFeedAddressibility, prtAlertIndex, prtAlertGroupIndex, prtAlertLocation.
prtChannelIfIndex の文法が Integer32 から InterfaceIndexOrZero へと変更された。
prtAlertIndex の MAX-ACCESS が not-accessible から Read-only へと変更され、通知用アクセス可能性(accessible-for-notify) のための MIN-ACCESS を可能にするように、適合性宣言が追加された。
1つの新しい NOTIFICATION-GROUP: prtAlertTrapGroup(printerV2Alert を含んでいる)
MODULE-COMPLIANCE prtMIBCompliance における新しい OBJECT-GROUP と NOTIFICATION_GROUP。全てが(MANDATORY-GROUPではなく) GROUP 節である。9つの新しいオブジェクトは任意である。従って、この文書は RFC 1759 と後方互換性を持つ。"
REVISION "199411250000Z"
DESCRIPTION
"RFC1759 として公開された、この MIB のオリジナルバージョン"
::= { mib-2 43 }

-- TEXTUAL-CONVENTIONs for this MIB module
--
-- 一般的な具体化されていない TEXTUAL-CONVENTION
--

PrtMediaUnitTC ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- RFC 1759 の MediaUnit を置き換える
STATUS current
DESCRIPTION
"メディアの寸法の単位"
SYNTAX INTEGER {
tenThousandthsOfInches(3), -- .0001
micrometers(4)
}

MediaUnit ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- PrtMediaUnitTC に置き換えられた
STATUS deprecated
DESCRIPTION
"Units of measure for media dimensions." "メディア寸法の単位"
SYNTAX INTEGER {
tenThousandthsOfInches(3), -- .0001
micrometers(4)
}

PrtCapacityUnitTC ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- RFC 1759 の CapacityUnit を置き換える
STATUS current
DESCRIPTION
"メディア容量の単位"
SYNTAX INTEGER {
other(1), -- 新規。RFC 1759 には含まれない
unknown(2), -- 新規。RFC 1759 には含まれない
tenThousandthsOfInches(3), -- .0001
micrometers(4),
sheets(8),
feet(16),
meters(17),
-- Finisher MIB 用の値
items(18), -- 新規。RFC 1759 には含まれない
percent(19) -- 新規。RFC 1759 には含まれない
}

CapacityUnit ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- PrtCapacityUnitTC に置き換えられた
STATUS deprecated
DESCRIPTION
"メディア容量の単位"
SYNTAX INTEGER {
tenThousandthsOfInches(3), -- .0001
micrometers(4),
sheets(8),
feet(16),
meters(17)
}

PrtPrintOrientationTC ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- この TC は RFC 1759 の prtInterpreterDefaultOrientation から抜粋された
STATUS current
DESCRIPTION
"'page' 上の印字方向の汎用表現"
SYNTAX INTEGER {
other(1),
portrait(3),
landscape(4)
}

PrtSubUnitStatusTC ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- RFC 1759 のSubUnitStatus を置き換える
STATUS current
DESCRIPTION
"プリンタサブユニットの状態

SubUnitStatus は整数値で、5つの独立した値(可用性(Availability)・非致命的警告(Non-Critical)・致命的警告(Critical)・オンライン(On-line)・移行中(Transitioning))の合計である。各値は以下の通り:
Availability Value
Available and Idle0"""0000'b
Available and Standby2"""0010'b
Available and Active4"""0100'b
Available and Busy6"""0110'b
Unavailable and OnRequest1"""0001'b
Unavailable because Broken3"""0011'b
Unknown5"""0101'b
Non-Critical
No Non-Critical Alerts0"""0000'b
Non-Critical Alerts8"""1000'b
Critical
No Critical Alerts0"""0000'b
Critical Alerts16"""1 0000'b
On-Line
State is On-Line0"""0000'b
State is Off-Line32"""10 0000'b
Transitioning
At intended state0"""0000'b
Transitioning to intended state64"""100 0000'b"
SYNTAX INTEGER (0..126)

SubUnitStatus ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- PrtSubUnitStatusTC に置き換えられた STATUS deprecated
DESCRIPTION
&quo;プリンタサブユニットの状態

SubUnitStatus は整数値で、5つの独立した値(Availability, Non-Critical, Critical, On-line, Transitioning)の合計である。各値は以下の通り:

AvailabilityValue
Available and Idle0"""0000'b
Available and Standby2"""0010'b
Available and Active4"""0100'b
Available and Busy6"""0110'b
Unavailable and OnRequest1"""0001'b
Unavailable because Broken3"""0011'b
Unknown5"""0101'b
Non-Critical
No Non-Critical Alerts0"""0000'b
Non-Critical Alerts8"""1000'b
Critical
No Critical Alerts0"""0000'b
Critical Alerts16"""1 0000'b
On-Line
State is On-Line0"""0000'b
State is Off-Line32"""10 0000'b
Transitioning
At intended state0"""0000'b
Transitioning to intended state64"""100 0000'b"
SYNTAX INTEGER (0..126)

PresentOnOff ::= TEXTUAL-CONVENTION
STATUS current
DESCRIPTION
"デバイスまたは機能の存在性と設定"
SYNTAX INTEGER {
other(1),
on(3),
off(4),
notPresent(5)
}

PrtLocalizedDescriptionStringTC ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- この TC は RFC 2759 には存在しない
STATUS current
DESCRIPTION
"オブジェクトの 'charset' が prtGeneralCurrentLocalization の値に支配されている場合、そのオブジェクトはこの TEXTUAL-CONVENTION を使用しなければならない(MUST)。"
SYNTAX OCTET STRING (SIZE(0..255))

PrtConsoleDescriptionStringTC ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- この TC は RFC 1759 には存在しない
STATUS current
DESCRIPTION
"オブジェクトの 'charset' が prtConsoleLocalization の値に支配されている場合、そのオブジェクトはこの TEXTUAL-CONVENTION を使用しなければならない(MUST)。"
SYNTAX OCTET STRING (SIZE(0..255))

CodedCharSet ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- IANA Charset MIB の IANACharset TEXTUAL-CONVENTION に置き換えられた
STATUS deprecated
DESCRIPTION
"RFC 1759 [RFC1759] の説明部は技術的に不正確であったため、削除された。"
SYNTAX INTEGER {
other(1)
-- 指定された文字セットが列挙値に含まれない場合に使用される
}

--
-- Channel Group TEXTUAL-CONVENTIONs
--

PrtChannelStateTC ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- この TC は、RFC 1759 の prtChannelState から抜粋された。
STATUS current
DESCRIPTION
"このプリントジョブ配送チャネル(print job delivery channel)の状況。この値は、プリントデータがこのチャネルの通過を許可されるかどうかを決定する。"
SYNTAX INTEGER {
other(1),
printDataAccepted(3),
noDataAccepted(4)
}

--
-- Input/Output Group TEXTUAL-CONVENTIONs
--
PrtOutputStackingOrderTC ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- この TC は、RFC 1759 の prtOutputStackingOrder から抜粋された。
STATUS current
DESCRIPTION
"対応する排紙サブユニットでの束ね順序の現在の状態。'firstToLast' は、次ページの表面が前ページの裏面に接する順で出力されることを意味する。'lastToFirst' は、次ページの裏面が前ページの表面に接する順で出力されることを意味する。"
SYNTAX INTEGER {
unknown(2),
firstToLast(3),
lastToFirst(4)
}
PrtOutputPageDeliveryOrientationTC ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- この TC は、RFC 1759 の prtOutputPageDeliveryOrientation から抜粋された。
STATUS current
DESCRIPTION
"対応する排紙サブユニットへとページが配送される時に、'上側(up)' になり読むことの出来る面。値にはフェイスアップ(Face-Up)とフェイスダウン(Face-Down)がある(注意:一般にこれらの値の解釈はロケールに基づくコンテキスト依存である。エンドユーザーに対するこれらの値の意味合いは、ユーザーの期待する状態になるべきである)。"
SYNTAX INTEGER {
faceUp(3),
faceDown(4)
}

--
-- Marker Group TEXTUAL-CONVENTIONs
--

PrtMarkerCounterUnitTC ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- この TC は、RFC 1759 の prtMarkerCounterUnit から抜粋された。
STATUS current
DESCRIPTION
"この描画サブユニットのカウンタ値を報告する時にプリンタによって使用される単位。回数(time)という単位は、メディアの物理サイズを追跡せず(または追跡できず)文字・行・シートを使用しないストリップレコーダのようなデバイスのために提供されている。"

SYNTAX INTEGER {
tenThousandthsOfInches(3), -- .0001
micrometers(4),
characters(5),
lines(6),
impressions(7),
sheets(8),
dotRow(9),
hours(11),
feet(16),
meters(17)
}

PrtMarkerSuppliesSupplyUnitTC ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- この TC は、RFC 1759 の prtMarkerSuppliesSupplyUnit から抜粋された。
STATUS current
DESCRIPTION
"この描画消耗品の容器の単位。"
SYNTAX INTEGER {
other(1), -- 新規。RFC 1759 には含まれない
unknown(2), -- 新規。RFC 1759 には含まれない
tenThousandthsOfInches(3), -- .0001
micrometers(4),
impressions(7), -- 新規。RFC 1759 には含まれない
sheets(8), -- 新規。RFC 1759 には含まれない
hours(11), -- 新規。RFC 1759 には含まれない
thousandthsOfOunces(12),
tenthsOfGrams(13),
hundrethsOfFluidOunces(14),
tenthsOfMilliliters(15),
feet(16), -- 新規。RFC 1759 には含まれない
meters(17), -- 新規。RFC 1759 には含まれない
-- フィニッシャMIB 用の値
items(18), -- 例えばステイプル。新規。RFC 1759 には含まれない
percent(19) -- 新規。RFC 1759 には含まれない
}

PrtMarkerSuppliesClassTC ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- この TC は、RFC 1759 の prtMarkerSuppliesClass から抜粋された。
STATUS current
DESCRIPTION
"この消耗品の実態が、消費される消耗品なのか、埋められていく容器なのかを示す。"
SYNTAX INTEGER {
other(1),
supplyThatIsConsumed(3),
receptacleThatIsFilled(4)
}

PrtMarkerColorantRoleTC ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- この TC は、RFC 1759 の prtMarkerColorantRole から抜粋された。
STATUS current
DESCRIPTION
"この着色剤が果たす役割。"
SYNTAX INTEGER { -- 着色剤の役割
other(1),
process(3),
spot(4)
}

PrtMarkerAddressabilityUnitTC ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- この TC は、RFC 1759 の prtMarkerAddressabilityUnit から抜粋された。
STATUS current
DESCRIPTION
"マーカーの解像度に適用される距離の単位。"
SYNTAX INTEGER {
tenThousandthsOfInches(3), -- .0001
micrometers(4)
}

--
-- Media Path TEXTUAL-CONVENTIONs
--
PrtMediaPathMaxSpeedPrintUnitTC ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- この TC は、RFC 1759 の prtMediaPathMaxSpeedPrintUnit から抜粋された。
STATUS current
DESCRIPTION
"プリンタの全てのメディアパスの速度を表すために使用される単位"
SYNTAX INTEGER {
tenThousandthsOfInchesPerHour(3),-- .0001/hour
micrometersPerHour(4),
charactersPerHour(5),
linesPerHour(6),
impressionsPerHour(7),
sheetsPerHour(8),
dotRowPerHour(9),
feetPerHour(16),
metersPerHour(17) }

--
-- Interpreter Group TEXTUAL-CONVENTIONs
--
PrtInterpreterTwoWayTC ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- この TC は、RFC 1759 の prtInterpreterTwoWay から抜粋された。
STATUS current
DESCRIPTION
"このインタープリタがホストに情報を返すかどうかを表す"
SYNTAX INTEGER {
yes(3),
no(4)
}

--
-- Alert Group TEXTUAL-CONVENTIONs
--
PrtAlertSeverityLevelTC ::= TEXTUAL-CONVENTION
-- この TC は、RFC 1759 の prtAlertSeverityLevel から抜粋された。
STATUS current
DESCRIPTION
"この警告テーブルエントリーの深刻度。プリンタはテーブル内のエントリー毎に深刻度を決定する。致命的警告は、その性質と定義から双変化である。警告は非致命的警告として定義されている。オリジナルの警告および最も一般的な警告は単変化である。双変化の警告は後から追加され、異なる名前を与えられた。"
SYNTAX INTEGER {
other(1),
critical(3),
warning(4),
warningBinaryChangeEvent(5) -- 新規。RFC 1759 には含まれない }

-- The General Printer Group
--
-- General Printer サブユニットは、プリンタの総合的な状態と制御に対する責任を持つ。
-- 1つのプリンタには正確に1つの General Printer サブユニットが存在する。
--

prtGeneral OBJECT IDENTIFIER ::= { printmib 5 }
prtGeneralTable OBJECT-TYPE
SYNTAX SEQUENCE OF PrtGeneralEntry
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"プリンタ毎の一般的情報のテーブル。このテーブル内のオブジェクトは、この MIB の様々な場所(それが適用されるグループの近く)で定義されている。それらは、存在する必要があるテーブル数が最小になるようにして、全てここで定義されている。"
::= { prtGeneral 1 }
prtGeneralEntry OBJECT-TYPE
SYNTAX PrtGeneralEntry
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"Host Resources MIB デバイステーブル内のデバイス種別が 'プリンタ' のデバイスエントリー毎にこのテーブルに存在するエントリー。

注記:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
INDEX { hrDeviceIndex }
::= { prtGeneralTable 1 }

PrtGeneralEntry ::= SEQUENCE {
-- このシーケンス内の全てのオブジェクトが General Printer Group のものではないことに注意してほしい。
-- 以下のシーケンスにおいてオブジェクトが所属するグループは、各エントリーの後に"General"、"Input"、"Output" などのラベルで示されている。
--
prtGeneralConfigChanges Counter32, -- General
prtGeneralCurrentLocalization Integer32, -- General
prtGeneralReset PrtGeneralResetTC, -- General
prtGeneralCurrentOperator OCTET STRING, -- Responsible Party
prtGeneralServicePerson OCTET STRING, -- Responsible Party
prtInputDefaultIndex Integer32, -- Input
prtOutputDefaultIndex Integer32, -- Output
prtMarkerDefaultIndex Integer32, -- Marker
prtMediaPathDefaultIndex Integer32, -- Media Path
prtConsoleLocalization Integer32, -- Console
prtConsoleNumberOfDisplayLines Integer32, -- Console
prtConsoleNumberOfDisplayChars Integer32, -- Console
prtConsoleDisable PrtConsoleDisableTC, -- Console
prtAuxiliarySheetStartupPage PresentOnOff, -- AuxiliarySheet
prtAuxiliarySheetBannerPage PresentOnOff, -- AuxiliarySheet
prtGeneralPrinterName OCTET STRING, -- General V2
prtGeneralSerialNumber OCTET STRING, -- General V2
prtAlertCriticalEvents Counter32, -- Alert V2
prtAlertAllEvents Counter32 -- Alert V2
}

prtGeneralConfigChanges OBJECT-TYPE
SYNTAX Counter32
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"プリンタ内での設定変更回数。ここでの設定変更とは、状態やレベルを反映するようなアクションや、カウンタやゲージとして振る舞うようなアクションではなく、任意の MIB オブジェクトに変更を加えるアクションであると定義される。さらに、Printer MIB 内の任意のテーブルの行を追加または削除する任意のアクションは、設定変更であると見なされる。多くの場合このような変更は、特定の種類のプリントジョブをプリンタに提供する能力に影響を与えるだろう。管理アプリケーションはプリンタ内のサブユニットに関する変更された設定をキャッシュしても良い場合もある。このデバイスのキャッシュされた設定情報が '古い(stale)' と見なされることをエージェントが管理アプリケーションに通知したい場合には、常にこのオブジェクトは加算されるべきである。そうなる(設定情報が'古い(stale)'と見なされる)と、管理アプリケーションはこのデバイスに関するキャッシュされた設定情報をフラッシュし、新しい設定情報を取得するべきである。

以下に示すのは、prtGeneralConfigChanges オブジェクトの増加を引き起こすであろうアクションの例である:

- 出力トレイの追加
- 検出機能の付いた給紙トレイ上のメディア変更
- prtInputMediaType の値の変更

追加の用紙を補充するために給紙トレイが一時的に外された場合や、入力デバイスのレベルが変化した場合、prtGeneralConfigChanges カウンタは加算されないだろうということに注意してほしい。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtGeneralEntry 1 }

prtGeneralCurrentLocalization OBJECT-TYPE
SYNTAX Integer32 (1..65535)
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"このオブジェクトの値に依存すると示されているローカライズされた文字列値のために使用される現在の言語・国・文字セットに対応する prtLocalizationIndex の値。このオブジェクトは、prtConsole グループや prtGeneralCurrentLocalization に従ってローカライズされることが明示的に示されていないオブジェクトには適用されないことに注意してほしい。オブジェクトの '文字セット(charset)'が prtGeneralCurrentLocalization の値に従う場合、そのオブジェクトは自身の文法として PrtLocalizedDescriptionStringTC を指定しなければならない(MUST)。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtGeneralEntry 2 }

prtGeneralReset OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759では、この列挙値はこのオブジェクトによって暗黙的に定義されていた。
SYNTAX PrtGeneralResetTC
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"この値を 'powerCycleReset'、'resetToNVRAM'、'resetToFactoryDefaults' の何れかにセットすることにより、プリンタはリセットされる。読み取られた場合、このオブジェクトは常に 'notResetting(3)' を返し、'notResetting' を SET することはプリンタに何の影響も与えないべきである。定義済みの値の内いくつかは任意だが、全ての実装は少なくとも 'notResetting' と 'resetToNVRAM' はサポートしなければならない。"
::= { prtGeneralEntry 3 }

-- The Responsible Party group

prtGeneralCurrentOperator OBJECT-TYPE
SYNTAX OCTET STRING (SIZE(0..127))
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"このプリンタの操作に責任を持つ人の名前。この文字列には、ほかの人がオペレータに連絡を取れる情報(例えば電話番号)を含むことが推奨される。エージェントやネットワーク管理ステーションによるオペレータへの自動通知を容易にするための慣例として、電話番号・ファックス番号・メールアドレスはそれぞれ、'tel:'・'fax:'・'mailto:'のように示されるべきである。電話番号・ファックス・メールのどの情報も利用不可能な場合、この情報のための行は含まれないべきである。

注意:相互運用性のために、[RFC2822] の要求に従ってフォーマットされたメールアドレスを利用することが望ましい。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtGeneralEntry 4 }

prtGeneralServicePerson OBJECT-TYPE
SYNTAX OCTET STRING (SIZE(0..127))
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"このプリンタを提供することに責任を持つ人の名前。この文字列には、ほかの人が提供者に連絡を取れる情報(例えば電話番号)を含むことが推奨される。エージェントやネットワーク管理ステーションによるオペレータへの自動通知を容易にするための慣例として、電話番号・ファックス番号・メールアドレスはそれぞれ、'tel:'・'fax:'・'mailto:'のように示されるべきである。電話番号・ファックス・メールのどの情報も利用不可能な場合、この情報のための行は含まれないべきである。

注意:相互運用性のために、[RFC2822] の要求に従ってフォーマットされたメールアドレスを使用することが望ましい。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtGeneralEntry 5 }

-- Default indexes section
--
-- 以下の4つのオブジェクトは、印刷処理中にデフォルトとして使用されるサブユニットのインデックスを指定するために使用される。

prtInputDefaultIndex OBJECT-TYPE
SYNTAX Integer32 (1..65535)
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"デフォルトの給紙サブユニットに対応する prtInputIndex の値:つまり、このオブジェクトは給紙メディアのデフォルトソースを選択する。"
::= { prtGeneralEntry 6 }

prtOutputDefaultIndex OBJECT-TYPE
-- SYNTAX 節に RFC 1759 には含まれていなかった範囲が追加されている。
-- これは SNMP の互換性規則には違反しているが、より妥当な指針を SNMP マネージャに提供する。
SYNTAX Integer32 (1..65535)
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"デフォルトの排紙サブユニットに対応する prtOutputIndex の値:つまり、このオブジェクトはデフォルトの排紙先を選択する。"
::= { prtGeneralEntry 7 }

prtMarkerDefaultIndex OBJECT-TYPE
SYNTAX Integer32 (1..65535)
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"デフォルトの描画サブユニットに対応する prtMarkerIndex の値:つまり、このオブジェクトはデフォルトのマーカーを選択する。"
::= { prtGeneralEntry 8 }

prtMediaPathDefaultIndex OBJECT-TYPE
SYNTAX Integer32 (1..65535)
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"デフォルトのメディアパスに対応する prtMediaIndex の値:つまり、デフォルトのメディアパスの選択。"
::= { prtGeneralEntry 9 }

-- Console general section
--
-- 以下の4つのオブジェクトは、プリンタコンソールサブシステムの総合的なパラメータを説明する。
prtConsoleLocalization OBJECT-TYPE
SYNTAX Integer32 (1..65535)
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"コンソールに使用される言語・国・文字セットに対応する prtLocalizationIndex の値。このローカライゼーションは、管理オペレーションにおけるこれらのコンソールオブジェクトのエンコードだけではなく、コンソール上の実際のディスプレイにも適用される。オブジェクトの '文字セット(charset)' が prtConsoleLocalization の値に従う場合、そのオブジェクトは自身の文法として PrtConsoleDescriptionStringTC を指定しなければならない(MUST)。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtGeneralEntry 10 }

prtConsoleNumberOfDisplayLines OBJECT-TYPE
SYNTAX Integer32 (0..65535)
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"プリンタの物理ディスプレイ上の行数。物理ディスプレイが行を持たない、あるいは物理ディスプレイ自体を持たない場合、この値は0になる。"
::= { prtGeneralEntry 11 }

prtConsoleNumberOfDisplayChars OBJECT-TYPE
SYNTAX Integer32 (0..65535)
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"物理ディスプレイに表示される1行あたりの文字数。物理ディスプレイが行を持たない、または物理ディスプレイ自体を持たない場合、この値は0になる。"
::= { prtGeneralEntry 12 }

prtConsoleDisable OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759では、この列挙値はこのオブジェクトによって暗黙的に定義されていた。 SYNTAX PrtConsoleDisableTC
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"この値は、オペレータコンソールからの入力がどのように受け入れられるか(または受け入れられないか)を示す。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtGeneralEntry 13 }

-- The Auxiliary Sheet Group
--
-- 補助シートグループ(auxiliary sheet group)は、管理者がプリンタによる補助シートの生成を制御することを可能にする。
-- このグループには、"prtAuxiliarySheetStartupPage" と "prtAuxiliarySheetBannerPage" しか含まれない。

prtAuxiliarySheetStartupPage OBJECT-TYPE
SYNTAX PresentOnOff
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"スタートアップページの印刷を有効または無効にするために使用される。有効にした場合、電源オンの直後(デバイスの準備が出来た時点)にスタートアップページが印刷される。典型的なスタートアップページには、テストパターンやプリンタの設定情報が含まれる。"
::= { prtGeneralEntry 14 }

prtAuxiliarySheetBannerPage OBJECT-TYPE
SYNTAX PresentOnOff
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"ジョブ開始時のバナーページの印刷を有効または無効にするために使用される。これはインタープリタに関係なく全てのジョブに適用されるマスタースイッチである。"
::= { prtGeneralEntry 15 }

-- Administrative section (The General V2 Group)
--
-- 以下の2つのオブジェクトは、プリンタに割り当てれている管理情報を指定するために使用される。

prtGeneralPrinterName OBJECT-TYPE
SYNTAX OCTET STRING (SIZE (0..127))
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"管理者が指定したこのプリンタの名前。プリンタの実装に依存して、このオブジェクトの値は MIB-II の 'SysName' の値と同じでも同じではなくても良い。"
::= { prtGeneralEntry 16 }

prtGeneralSerialNumber OBJECT-TYPE
SYNTAX OCTET STRING (SIZE (0..255))
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"デバイスの分類やインベントリ情報を表すこのデバイスのシリアル番号。通常この値はデバイスの製造元によって設定されるが、MIB ではデバイスのインベントリやトラッキングに関するサイト固有の管理を可能にするために、このオブジェクトへの書き込みオプションもサポートする。"
::= { prtGeneralEntry 17 }

-- General alert table section (Alert Table V2 Group)
--
-- 以下の2つのオブジェクトは、Alert Table に対応するカウンタを指定するために使用される。

prtAlertCriticalEvents OBJECT-TYPE
SYNTAX Counter32
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"警告テーブルに記録された致命的警告イベントの数を表す実行時カウンタ。このオブジェクトの値は電源サイクルのイベントによりリセットされる(つまり、この値は永続的なものではない)。"
::= { prtGeneralEntry 18 }

prtAlertAllEvents OBJECT-TYPE
SYNTAX Counter32
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"警告テーブルに記録された(致命的および非致命的)警告イベントエントリーの合計数を表す実行時カウンタ。"
::= { prtGeneralEntry 19 }

-- The Cover Table
--
-- General print サブユニットの網羅する範囲は、プリンタのカバーとインターロックを説明する。
-- Cover Table、はカバーおよびインターロック毎に1つのエントリーを持つ。

prtCover OBJECT IDENTIFIER ::= { printmib 6 }

prtCoverTable OBJECT-TYPE
SYNTAX SEQUENCE OF PrtCoverEntry
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"プリンタのカバーおよびインターロックの一覧。"
::= { prtCover 1 }

prtCoverEntry OBJECT-TYPE
SYNTAX PrtCoverEntry
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"カバーまたはインターロックに関する情報。
このテーブルには、'プリンタ' のデバイス種別のデバイスインデックス毎にエントリーが存在して良い。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
INDEX { hrDeviceIndex, prtCoverIndex }
::= { prtCoverTable 1 }

PrtCoverEntry ::= SEQUENCE {
prtCoverIndex Integer32,
prtCoverDescription PrtLocalizedDescriptionStringTC,
prtCoverStatus PrtCoverStatusTC
}

prtCoverIndex OBJECT-TYPE
SYNTAX Integer32 (1..65535)
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"このカバーサブユニットを特定するためにプリンタによって使用されるユニークな値。これらの値はデバイスの重要な再設定(例えばプリンタへの新しいカバーサブユニットの追加)によって変化しても良いが、連続したプリンタの電源サイクルを通して永続性を持つべきである(SHOULD)。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtCoverEntry 1 }

prtCoverDescription OBJECT-TYPE
-- RFC 1759 では SYTAX は OCTET STRING であった。
-- このオブジェクトのローカライゼーションのより良いサポートのために、TC へと変更された。
SYNTAX PrtLocalizedDescriptionStringTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"prtGeneralCurrentLocalization で特定される、製造元が提供するカバーサブメカニズムの現地語での名称。"
::= { prtCoverEntry 2 }

prtCoverStatus OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では、この列挙型の値はこのオブジェクトによって暗黙的に定義されていたが、現在では IANA-PRINTER-MIB において定義されている。
-- 新しい TC では RFC 1759 の "doorOpen" と "doorClosed" を置き換えるために、"coverOpen" と "coverClosed" を定義している。
-- SMI 規則では名称の変更は公式には許可されていないが、door は cover よりも限定的な意味であり、Cover group は door を cover のサブセットとしてサポートすることを意図しているため、WG グループによって承諾された。

SYNTAX PrtCoverStatusTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"このカバーサブユニットの状態。"
::= { prtCoverEntry 3 }

-- The Localization Table
--
-- General Printer サブユニットのローカライゼーションの部分は、表示される文字列の自然言語・国・文字セットを識別する責任を持つ。
-- プリンタ毎に1つまたは複数のローカライゼーションがサポートされて良い。
-- 利用可能なローカライゼーションは、 Localization テーブルに示される。

prtLocalization OBJECT IDENTIFIER ::= { printmib 7 }

prtLocalizationTable OBJECT-TYPE
SYNTAX SEQUENCE OF PrtLocalizationEntry
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"このプリンタにおいて利用可能なローカライゼーション。"
::= { prtLocalization 1 }

prtLocalizationEntry OBJECT-TYPE
SYNTAX PrtLocalizationEntry
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"ローカライゼーションの説明。
このテーブルには、デバイスの種類が 'printer' のデバイスインデックス毎にエントリーが存在して良い。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
INDEX { hrDeviceIndex, prtLocalizationIndex }
::= { prtLocalizationTable 1 }

PrtLocalizationEntry ::= SEQUENCE {
prtLocalizationIndex Integer32,
prtLocalizationLanguage OCTET STRING,
prtLocalizationCountry OCTET STRING,
prtLocalizationCharacterSet IANACharset
}

prtLocalizationIndex OBJECT-TYPE
SYNTAX Integer32 (1..65535)
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"このローカライゼーションエントリーを識別するためにプリンタによって使用されるユニークな値。これらの値はデバイスの重要な再設定(例えばプリンタへの新しいローカライゼーションデータの追加)によって変化しても良いが、連続したプリンタの電源サイクルを通して永続性を持つべきである(SHOULD)。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtLocalizationEntry 1 }

prtLocalizationLanguage OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では誤って サイズが 0..2 とされていたが、修正された。
SYNTAX OCTET STRING (SIZE(2))
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"ISO 639 由来の2文字の言語コード。例えば en、es、fr、de。注意:これらの例は RFC 1759 では大文字で表記されていたが、現在では ISO 639 に従って小文字で表わされている。"
::= { prtLocalizationEntry 2 }

prtLocalizationCountry OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では誤ってサイズが 0..2 とされていたが、修正された。
SYNTAX OCTET STRING (SIZE(2))
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"ISO 3166 由来の2文字の文字国コード。空白文字列(2つの空白文字)は、国が定義されていないことを表すべきである。例:US、GB、FR、DE、..."
::= { prtLocalizationEntry 3 }

prtLocalizationCharacterSet OBJECT-TYPE
SYNTAX IANACharset
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"このローカライゼーションのために使用されるコード化された文字セット。"
::= { prtLocalizationEntry 4 }

-- The System Resources Tables
--
-- Printer MIB は、プリントグループのストレージとデバイスグループを参照することでシステムリソースを定義するために、Host Resources MIB を利用する。

prtStorageRefTable OBJECT-TYPE
SYNTAX SEQUENCE OF PrtStorageRefEntry
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"このテーブルは(1つのエージェントにより提供される複数のプリンタのうち)、どのプリンタがどのストレージユニットを所有するのかを定義する。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtGeneral 2 }

prtStorageRefEntry OBJECT-TYPE
SYNTAX PrtStorageRefEntry
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"このテーブルは Host Resource MIB のストレージテーブルのエントリー毎に1エントリーを持ち、そのエントリーはこのエージェントによって管理されるプリンタに対応するストレージを表す。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
INDEX { hrStorageIndex, prtStorageRefSeqNumber }
::= { prtStorageRefTable 1 }

PrtStorageRefEntry ::= SEQUENCE {
prtStorageRefSeqNumber Integer32,
prtStorageRefIndex Integer32
}

prtStorageRefSeqNumber OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 から範囲が変更されている。
-- RFC 1759 では最小値としてゼロを許していたが、ゼロは有効なインデックスでは無いため誤りであった。
SYNTAX Integer32 (1..65535)
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"この値は一般的な hrStorageIndex の値を持つ全てのエントリーの中でユニークになるだろう。このオブジェクトは、ストレージエントリーに対応する複数のプリンタデバイスを示すエントリーを許可している。"
::= { prtStorageRefEntry 1 }

prtStorageRefIndex OBJECT-TYPE
-- 注意:hrDeviceIndex の定義済み範囲との互換性のため、この範囲は RFC 1759 から変更された。
SYNTAX Integer32 (0..2147483647)
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この storageEntry に対応するプリンタデバイスの hrDeviceIndex の値。"
::= { prtStorageRefEntry 2 }

prtDeviceRefTable OBJECT-TYPE
SYNTAX SEQUENCE OF PrtDeviceRefEntry
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"このテーブルは(1つのエージェントにより提供される複数のプリンタのうち)、どのプリンタがどのデバイスに対応するのかを定義する。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtGeneral 3 }

prtDeviceRefEntry OBJECT-TYPE
SYNTAX PrtDeviceRefEntry
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"このテーブルは Host Resource MIB のストレージテーブルのエントリー毎に1エントリーを持ち、そのエントリーはこのエージェントによって管理されるプリンタに対応するデバイスを表す。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
INDEX { hrDeviceIndex, prtDeviceRefSeqNumber }
::= { prtDeviceRefTable 1 }

PrtDeviceRefEntry ::= SEQUENCE {
prtDeviceRefSeqNumber Integer32,
prtDeviceRefIndex Integer32
}

prtDeviceRefSeqNumber OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 から範囲が変更されている。
-- RFC 1759 では最小値としてゼロを許していたが、ゼロは有効なインデックスでは無いため誤りであった。
SYNTAX Integer32 (1..65535)
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"この値は一般的な hrDeviceIndex の値を持つ全てのエントリーの中でユニークになるだろう。このオブジェクトは、デバイスエントリーに対応する複数のプリンタデバイスを示すエントリーを許可している。"

::= { prtDeviceRefEntry 1 }

prtDeviceRefIndex OBJECT-TYPE
-- 注意:hrDeviceIndex の定義済み範囲との互換性のため、この範囲は RFC 1759 から変更された。
SYNTAX Integer32 (0..2147483647)
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この deviceEntry に対応するプリンタデバイスの hrDeviceIndex の値。"
::= { prtDeviceRefEntry 2 }

-- The Input Group
--
-- Input サブユニットは、印刷プロセスへ入力されるメディアの提供に関するデバイス能力の、テーブル化・インデックス化された集合として管理される。
-- 典型的に Input サブユニットは、場所・種類・識別子・可能なメディアサイズの制約の集合・その他の潜在的なメディアという特徴を持ち、現在の状態と能力を表すことが出来る。

prtInput OBJECT IDENTIFIER ::= { printmib 8 }

prtInputTable OBJECT-TYPE
SYNTAX SEQUENCE OF PrtInputEntry
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"印刷プロセスへ入力されるメディアの提供に関するデバイス能力の一覧。"
::= { prtInput 2 }

prtInputEntry OBJECT-TYPE
SYNTAX PrtInputEntry
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"印刷プロセスへ入力されるメディアの提供に関するデバイス能力の属性。 このテーブルには、デバイスの種類が 'printer' のデバイスインデックス毎にエントリーが存在して良い。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
INDEX { hrDeviceIndex, prtInputIndex }
::= { prtInputTable 1 }

PrtInputEntry ::= SEQUENCE {
prtInputIndex Integer32,
prtInputType PrtInputTypeTC,
prtInputDimUnit PrtMediaUnitTC,
prtInputMediaDimFeedDirDeclared Integer32,
prtInputMediaDimXFeedDirDeclared Integer32,
prtInputMediaDimFeedDirChosen Integer32,
prtInputMediaDimXFeedDirChosen Integer32,
prtInputCapacityUnit PrtCapacityUnitTC,
prtInputMaxCapacity Integer32,
prtInputCurrentLevel Integer32,
prtInputStatus PrtSubUnitStatusTC,
prtInputMediaName OCTET STRING,
prtInputName OCTET STRING,
prtInputVendorName OCTET STRING,
prtInputModel OCTET STRING,
prtInputVersion OCTET STRING,
prtInputSerialNumber OCTET STRING,
prtInputDescription PrtLocalizedDescriptionStringTC,
prtInputSecurity PresentOnOff,
prtInputMediaWeight Integer32,
prtInputMediaType OCTET STRING,
prtInputMediaColor OCTET STRING,
prtInputMediaFormParts Integer32,
prtInputMediaLoadTimeout Integer32,
prtInputNextIndex Integer32
}

prtInputIndex OBJECT-TYPE
SYNTAX Integer32 (1..65535)
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"この Input サブユニットを識別するためにプリンタによって使用されるユニークな値。これらの値はデバイスの重要な再設定(例えばプリンタへの新しい Input サブユニットの追加)によって変化しても良いが、連続したプリンタの電源サイクルを通して永続性を持つべきである(SHOULD)。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtInputEntry 1 }

prtInputType OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759では、この列挙値はこのオブジェクトによって暗黙的に定義されていた。
SYNTAX PrtInputTypeTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この Input サブユニットによって採用されている(主にフィーダメカニズムの種類に従って区別される)テクノロジーの種類。Input Class は、別の選択肢にさらに資格を与えるために、デスクリプタフィールドを提供することに注意してほしい。"
::= { prtInputEntry 2 }

prtInputDimUnit OBJECT-TYPE
SYNTAX PrtMediaUnitTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この Input サブユニットにおいて寸法の計算や受け渡しに使用される単位。"
::= { prtInputEntry 3 }

prtInputMediaDimFeedDirDeclared OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (-2..2147483647)
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"このオブジェクトは、Input サブユニット内にあるメディア(または Input サブユニットが空の場合は以前にあったメディアか、将来のメディア)の給紙方向に応じた宣言済みの寸法の値を提供する。給紙方向とは、そのメディアがこのサブユニットに給紙される方向である。この寸法は、Input サブユニットの寸法単位(PrtMediaUnitTC を用いた prtInputDimUnit に従う)によって計測される。この Input サブユニットがこの値を確実に検出可能な場合、この値はプリンタによって検出され、管理要求による変更は出来ないだろう。そうでなければこの値は変更されても良い。値 (-1) はその他を意味し、特にこのサブユニットがこのパラメータに制限を課さないことを意味する。値 (-2) は不明(unknown)を表す。"
::= { prtInputEntry 4 }
prtInputMediaDimXFeedDirDeclared OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (-2..2147483647)
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"このオブジェクトは、Input サブユニット内にあるメディア(または Input サブユニットが空の場合は以前にあったメディアか、将来のメディア)の横給紙方向(cross feed direction)に応じた宣言済みの寸法の値を提供する。横給紙方向とは、そのメディアがこのサブユニットに給紙される方向に対して90度回転した方向である。この寸法は、Input サブユニットの寸法単位(PrtMediaUnitTC を用いた prtInputDimUnit に従う)によって計測される。この Input サブユニットがこの値を確実に検出可能な場合、この値はプリンタによって検出され、管理要求による変更は出来ないだろう。そうでなければこの値は変更されても良い。値 (-1) はその他を意味し、特にこのサブユニットがこのパラメータに制限を課さないことを意味する。値 (-2) は不明(unknown)を表す。"
::= { prtInputEntry 5 }

prtInputMediaDimFeedDirChosen OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (-2..2147483647)
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"プリンタは(給紙方向に対応する)選択された寸法のメディアが給紙元にあるかのように動作する。給紙トレイが空の場合でもこの値が使用されることに注意してほしい。給紙寸法の計測は、そのサブユニットに対応する給紙方向に対して行われ、Input サブユニットの寸法単位(PrtMediaUnitTC を用いた prtInputDimUnit に従う)で表される。プリンタが宣言済みの寸法をサポートする場合、許可される寸法はその宣言済みの寸法と同じである。そうではない場合に許可される寸法は、宣言済みの寸法がセットされる場合にプリンタがサポートするものに最も近い寸法がセットされる。値 (-1) はその他を意味し、特にこのサブユニットがこのパラメータに制限を課さないことを意味する。値 (-2) は不明(unknown)を表す。"
::= { prtInputEntry 6 }

prtInputMediaDimXFeedDirChosen OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (-2..2147483647)
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"プリンタは(横給紙方向に対応する)選択された寸法のメディアが給紙元にあるかのように動作する。給紙トレイが空の場合でもこの値が使用されることに注意してほしい。横給紙方向とは、そのメディアがこのサブユニットに給紙される方向に対して90度回転した方向である。この寸法は、Input サブユニットの寸法単位(PrtMediaUnitTC を用いた prtInputDimUnit に従う)で計測される。プリンタが宣言済みの寸法をサポートする場合、許可される寸法はその宣言済みの寸法と同じである。そうではない場合に許可される寸法は、宣言済みの寸法がセットされる場合にプリンタがサポートするものに最も近い寸法がセットされる。値 (-1) はその他を意味し、特にこのサブユニットがこのパラメータに制限を課さないことを意味する。値 (-2) は不明(unknown)を表す。"
::= { prtInputEntry 7 }

prtInputCapacityUnit OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759では、この列挙値はこのオブジェクトによって暗黙的に定義されていた。
SYNTAX PrtCapacityUnitTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この Input サブユニットにおいて容量の計算や受け渡しに使用される単位。"
::= { prtInputEntry 8 }

prtInputMaxCapacity OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (-2..2147483647)
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"Input サブユニットの容量単位(PrtCapacityUnitTC)で表された Input サブユニットの最大容量。メディア自身に対応する慣例は存在しないため、この値は申告されている容量を反映する。この Input サブユニットがこの値を確実に検出可能な場合、この値はプリンタによって検出され、管理要求による変更は出来ないだろう。そうでなければ、この値は(リモートコントロールパネルや管理アプリケーションによって)書き込まれても良い。値 (-1) はその他を意味し、特にこのサブユニットがこのパラメータに制限を課さないことを意味する。値 (-2) は不明(unknown)を表す。"
::= { prtInputEntry 9 }

prtInputCurrentLevel OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (-3..2147483647)
-- 容量単位(PrtCapacityUnitTC)
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"Input サブユニットの容量単位(PrtCapacityUnitTC)で表された Input サブユニットの現在の容量。この Input サブユニットがこの値を確実に検出可能な場合、この値はプリンタによって検出され、管理要求による変更は出来ないだろう。そうでなければ、この値は(リモートコントロールパネルや管理アプリケーションによって)書き込まれても良い。値 (-1) はその他を意味し、特にこのサブユニットがこのパラメータに制限を課さないことを意味する。値 (-2) は不明(unknown)を表す。値 (-3) は、少なくとも1単位は残っていることを表す。"
::= { prtInputEntry 10 }

prtInputStatus OBJECT-TYPE
SYNTAX PrtSubUnitStatusTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この Input サブユニットの現在の状態。"
::= { prtInputEntry 11 }

prtInputMediaName OBJECT-TYPE
SYNTAX OCTET STRING (SIZE(0..63))
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"この Input サブユニットに含まれているメディアの説明。この説明は人間のオペレータ向けに表示される文字列の書式化とローカライズのために、クライアントによって使用される。この説明がプリンタによって処理されることはない。これは、その他のメディア属性(例えば prtInputMediaDimFeedDirChosen、 prtInputMediaDimXFeedDirChosen、 prtInputMediaWeight、 prtInputMediaType)では表現できない情報を提供するために使用される。"
-- 以下の参考情報は RFC 1759 には含まれていなかった。
REFERENCE
"PWG Standardized Media Names specification [PWGMEDIA] は、このオブジェクトに推奨される値を含んでいる。RFC 3805 Appendix C, 'Media Names' (ISO/IEC 10175 で定義されている標準的メディア名称の値がリストされている)も参照してほしい。"
::= { prtInputEntry 12 }

--             INPUT の計測
--
--     _______ |               |
--      ^      |               |
--      |      |               |                 |
--      |      |_ _ _ _ _ _ _ _| _______________ | 方向
--      |      |               |      ^          v
--   最大容量  |  トレイ内の   |      |
--      |      |   残シート    | 現在のレベル
--      |      |               |      |
--      v      |               |      v
--     _______ +_______________+ _______

-- The Extended Input Group

prtInputName OBJECT-TYPE
SYNTAX OCTET STRING (SIZE(0..63))
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"この Input サブシステムに割り当てられている名前。"
::= { prtInputEntry 13 }

prtInputVendorName OBJECT-TYPE
SYNTAX OCTET STRING (SIZE(0..63))
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この Input サブユニットのベンダー名。"
::= { prtInputEntry 14 }

prtInputModel OBJECT-TYPE
SYNTAX OCTET STRING (SIZE(0..63))
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この Input サブユニットのモデル名。"
::= { prtInputEntry 15 }

prtInputVersion OBJECT-TYPE
SYNTAX OCTET STRING (SIZE(0..63))
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この Input サブユニットのバージョン。"
::= { prtInputEntry 16 }

prtInputSerialNumber OBJECT-TYPE
SYNTAX OCTET STRING (SIZE(0..32))
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この Input サブユニットに割り当てられているシリアル番号。"
::= { prtInputEntry 17 }

prtInputDescription OBJECT-TYPE
-- RFC 1759 では SYNTAX は OCTEC STRING であった。
-- オブジェクトのローカライゼーションのより良いサポートのために TC へと変更された。
SYNTAX PrtLocalizedDescriptionStringTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"prtGeneralCurrentLocalization で指定されたローカライゼーションにおける、この Input サブユニットのフリーフォームの説明テキスト。"
::= { prtInputEntry 18 }

prtInputSecurity OBJECT-TYPE
SYNTAX PresentOnOff
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"この Input サブユニットが何らかのセキュリティを持つかどうかを表す。"
::= { prtInputEntry 19 }

-- The Input Media Group
--
-- Input Media Group は、プリンタデバイス上で利用可能または装備されているメディアの識別をサポートする。
-- メディア資源は名前で識別され、その管理と選択とに利用されても良い特徴的な属性の集合を含む。
-- Input Media Group は Input Table 内の任意の "列(columns)" の集合から構成される。
-- したがってメディア資源の報告が不可能なら、最小限に適合する実装はこれをサポートしない選択をしても良い。

prtInputMediaWeight OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (-2..2147483647)
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"この Input サブユニットに対応するメディアの、グラム/立方メートル単位で表された重さ。値 (-2) は不明(unknown)を意味する。"
::= { prtInputEntry 20 }

prtInputMediaType OBJECT-TYPE
SYNTAX OCTET STRING (SIZE(0..63))
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"この Input サブユニットに対応するメディアの種類名称。この名称はプリンタによって処理される必要はなく、単にオペレータに対して表示されるだけで良い。

注意:上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
-- 以下の参考情報は RFC 1759 には含まれていなかった。
REFERENCE
"PWG Standardized Media Names specification [PWGMEDIA] の セクション 3 Medhia Type Names は、このオブジェクトに推奨される値を含んでいる。潜在的な名前の衝突を避けるため、ISO 9070 の命名規則が推奨される。"
::= { prtInputEntry 21 }

prtInputMediaColor OBJECT-TYPE
SYNTAX OCTET STRING (SIZE(0..63))
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"標準化された文字列で表された、この Input サブユニットに対応するメディアの色の名前。
注意:上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
-- 以下の参考情報は RFC 1759 には含まれていなかった。
REFERENCE
"PWG Standardized Media Names specification [PWGMEDIA] の セクション 4 Medhia Color Names は、このオブジェクトに推奨される値を含んでいる。実装者が文字列値を追加しても良い。潜在的な名前の衝突を避けるため、ISO 9070 の命名規則が推奨される。"
::= { prtInputEntry 22 }

prtInputMediaFormParts OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (-2..2147483647)
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"この Input サブユニットに対応するメディアがマルチパートの場合のパート数。値 (-1) はその他を意味し、特にこのサブユニットがこのパラメータに制限を課さないことを意味する。値 (-2) は不明(unknown)を表す。"
::= { prtInputEntry 23 }

-- The Input Switching Group
--
-- Input Switching Group は、管理者が プリンタの Input サブユニットのタイムアウトを設定したり、Input サブユニットが空になった場合にプリンタによる自動的な Input サブユニットの切り替えを制御したりすることを可能にする。

prtInputMediaLoadTimeout OBJECT-TYPE
SYNTAX Integer32 (-2..2147483647)
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"サブユニットが空、または要求されたメディアが手動で補充されなければならないためにプリンタが印刷できない場合、プリンタはこのオブジェクトで特定される期間(秒単位)だけ待機する。タイムアウト後、プリンタは prtInputNextIndex で指定される動作を行う。

プリンタを待機状態に入らせるイベントは製品固有である。プリンタがメディアの手動給紙を待たない場合、プリンタはタイムアウトを待つこと無く、空のサブユニットから別のサブユニットへと切り替えても良い。

値 (-1) は、'その他(other)' または '無限(infinite)'('永久に待つ(wait forever)' と解釈される)の意味を持つ。印刷を再開させる動作は製品固有である。値 (-2) は 'その他(unknown)' を意味する。"
::= { prtInputEntry 24 }

prtInputNextIndex OBJECT-TYPE
SYNTAX Integer32 (-3..2147483647)
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"Input サブユニットが空になり prtInputMediaLoadTimeout で指定されたタイムアウトが経過した時に使用される Input サブユニットに対応する prtInputIndex の値。値ゼロ(0)は、この Input サブユニットが空になった場合に自動給紙切り替えが発生しないことを表す。prtInputLoadMediaTimeout のタイムアウトが発生し、かつこの値がゼロの場合、そのジョブは中止されるだろう。値 (-1) はその他を意味する。値 (-2) は '不明(unknown)' を意味し、このサブユニットが空になり、かつタイムアウトが発生した時、次に使用される Input サブユニットは実装固有の方法で決定されることを示す。値 (-3) は、このサブユニットには給紙切り替えがサポートされていないことを意味する。"
::= { prtInputEntry 25 }

-- The Output Group
--
-- Output サブユニットは、印刷プロセスからメディアを受け取るデバイス能力の、テーブル化・インデックス化された集合として管理される。
-- 典型的に Output サブユニットは、場所・種類・識別子・可能なメディアサイズの制約の集合・その他の潜在的なメディアという特徴を持ち、現在の状態と能力を表すことが出来る。

prtOutput OBJECT IDENTIFIER ::= { printmib 9 }

prtOutputTable OBJECT-TYPE
SYNTAX SEQUENCE OF PrtOutputEntry
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"印刷プロセスからメディアを受け取るデバイス能力のテーブル。"
::= { prtOutput 2 }

prtOutputEntry OBJECT-TYPE
SYNTAX PrtOutputEntry
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"印刷プロセスからメディアを受け取るデバイス能力の属性。このテーブルには、デバイスの種類が 'printer' のデバイスインデックス毎にエントリーが存在して良い。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
INDEX { hrDeviceIndex, prtOutputIndex }
::= { prtOutputTable 1 }

PrtOutputEntry ::= SEQUENCE {
prtOutputIndex Integer32,
prtOutputType PrtOutputTypeTC,
prtOutputCapacityUnit PrtCapacityUnitTC,
prtOutputMaxCapacity Integer32,
prtOutputRemainingCapacity Integer32,
prtOutputStatus PrtSubUnitStatusTC,
prtOutputName OCTET STRING,
prtOutputVendorName OCTET STRING,
prtOutputModel OCTET STRING,
prtOutputVersion OCTET STRING,
prtOutputSerialNumber OCTET STRING,
prtOutputDescription PrtLocalizedDescriptionStringTC,
prtOutputSecurity PresentOnOff,
prtOutputDimUnit PrtMediaUnitTC,
prtOutputMaxDimFeedDir Integer32,
prtOutputMaxDimXFeedDir Integer32,
prtOutputMinDimFeedDir Integer32,
prtOutputMinDimXFeedDir Integer32,
prtOutputStackingOrder PrtOutputStackingOrderTC,
prtOutputPageDeliveryOrientation PrtOutputPageDeliveryOrientationTC,
prtOutputBursting PresentOnOff,
prtOutputDecollating PresentOnOff,
prtOutputPageCollated PresentOnOff,
prtOutputOffsetStacking PresentOnOff
}

prtOutputIndex OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (1..65535)
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"この Output サブユニットを識別するためにプリンタによって使用されるユニークな値。これらの値はデバイスの重要な再設定(例えばプリンタへの新しい Output サブユニットの追加)によって変化しても良いが、連続したプリンタの電源サイクルを通して永続性を持つべきである(SHOULD)。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtOutputEntry 1 }

prtOutputType OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759では、この列挙値はこのオブジェクトによって暗黙的に定義されていた。
SYNTAX PrtOutputTypeTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この Output サブユニットがサポートしているテクノロジーの種類。"
::= { prtOutputEntry 2 }

prtOutputCapacityUnit OBJECT-TYPE
SYNTAX PrtCapacityUnitTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この Output サブユニットにおいて容量の計算や受け渡しに使用される単位。"
::= { prtOutputEntry 3 }

prtOutputMaxCapacity OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (-2..2147483647)
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"Output サブユニットの容量単位(PrtCapacityUnitTC)で表された Output サブユニットの最大容量。メディア自身に対応する慣例は存在しないため、この値は申告されている容量を反映する。この Output サブユニットがこの値を確実に検出可能な場合、この値はプリンタによって検出され、管理要求による変更は出来ないだろう。そうでなければ、この値は(リモートコントロールパネルや管理アプリケーションによって)書き込まれても良い。値 (-1) はその他を意味し、特にこのサブユニットがこのパラメータに制限を課さないことを意味する。値 (-2) は不明(unknown)を表す。"
::= { prtOutputEntry 4 }

prtOutputRemainingCapacity OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (-3..2147483647)
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"Output サブユニットの容量単位(PrtCapacityUnitTC)で表された Output サブユニットの取り得る容量の残容量。この Output サブユニットがこの値を確実に検出可能な場合、この値はプリンタによって検出され、管理要求による変更は出来ないだろう。そうでなければ、この値は(リモートコントロールパネルや管理アプリケーションによって)書き込まれても良い。値 (-1) はその他を意味し、特にこのサブユニットがこのパラメータに制限を課さないことを意味する。値 (-2) は不明(unknown)を表す。値 (-3) は、少なくとも1単位は容量が残っていることを表す。"
::= { prtOutputEntry 5 }

prtOutputStatus OBJECT-TYPE
SYNTAX PrtSubUnitStatusTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この Output サブユニットの現在の状態。"
::= { prtOutputEntry 6 }

--            OUTPUT の計測T
--
--   _______  |                | ________
--      ^     |                |     ^
--      |     |                |     |
--      |     |                |  残許容量
--   最大容量 |                |     |
--      |     |                |     v           ^
--      |     |_ _ _ _ _ _ _ _ | _______________ |方向
--      |     |                |                 |
--      |     |  Output 内の   |
--      v     |     シート     |
--   _______  +________________+

-- The Extended Output Group

prtOutputName OBJECT-TYPE
SYNTAX OCTET STRING (SIZE(0..63))
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"この Output サブシステムに割り当てられている名前。"
::= { prtOutputEntry 7 }

prtOutputVendorName OBJECT-TYPE
SYNTAX OCTET STRING (SIZE(0..63))
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この Output サブユニットのベンダー名。"
::= { prtOutputEntry 8 }

prtOutputModel OBJECT-TYPE
SYNTAX OCTET STRING (SIZE(0..63))
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この Output サブユニットに割り当てられているモデル名。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtOutputEntry 9 }

prtOutputVersion OBJECT-TYPE
SYNTAX OCTET STRING (SIZE(0..63))
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この Output サブユニットのバージョン。"
::= { prtOutputEntry 10 }

prtOutputSerialNumber OBJECT-TYPE
SYNTAX OCTET STRING (SIZE(0..63))
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この Output サブユニットに割り当てられているシリアル番号。"
::= { prtOutputEntry 11 }

prtOutputDescription OBJECT-TYPE
-- RFC 1759 では SYTAX は OCTET STRING であった。
-- このオブジェクトのローカライゼーションのより良いサポートのために、TC へと変更された。
SYNTAX PrtLocalizedDescriptionStringTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"prtGeneralCurrentLocalization で指定されたローカライゼーションにおける、この Input サブユニットのフリーフォームの説明テキスト。"
::= { prtOutputEntry 12 }

prtOutputSecurity OBJECT-TYPE
SYNTAX PresentOnOff
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"この Output サブユニットが何らかのセキュリティを持つかどうか、そしてそのセキュリティが利用可能かどうかを表す。"
::= { prtOutputEntry 13 }

-- The Output Dimensions Group

prtOutputDimUnit OBJECT-TYPE
SYNTAX PrtMediaUnitTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この Output サブユニットの寸法の計算や受け渡しに使用される単位。"
::= { prtOutputEntry 14 }

prtOutputMaxDimFeedDir OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (-2..2147483647)
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"この Output サブユニットに対応する給紙方向に対して平行な方向で計測した場合の、Output サブユニットの寸法単位(PrtMediaUnitTC を用いた prtOutputDimUnit に従う)で表された、このサブユニットによってサポートされる最大寸法。この Output サブユニットがこの値を確実に検出可能な場合、この値はプリンタによって検出され、管理要求による変更は出来ないだろう。そうでなければ、この値は(リモートコントロールパネルや管理アプリケーションによって)書き込まれても良い。値 (-1) はその他を意味し、特にこのサブユニットがこのパラメータに制限を課さないことを意味する。値 (-2) は不明(unknown)を表す。

注意:明確化のため、および、(-1) と (-2) の目的を説明するため、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtOutputEntry 15 }

prtOutputMaxDimXFeedDir OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (-2..2147483647)
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"この Output サブユニットに対応する給紙方向に対して90度回転方向で計測した場合の、Output サブユニットの寸法単位(PrtMediaUnitTC を使用する prtOutputDimUnit に従う)で表された、このサブユニットによってサポートされる最大寸法。この Output サブユニットがこの値を確実に検出可能な場合、この値はプリンタによって検出され、管理要求による変更は出来ないだろう。そうでなければ、この値は(リモートコントロールパネルや管理アプリケーションによって)書き込まれても良い。値 (-1) はその他を意味し、特にこのサブユニットがこのパラメータに制限を課さないことを意味する。値 (-2) は不明(unknown)を表す。

注意:明確化のため、および、(-1) と (-2) の目的を説明するため、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtOutputEntry 16 }

prtOutputMinDimFeedDir OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (-2..2147483647)
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"この Output サブユニットに対応する給紙方向に対して平行な方向で計測した場合の、Output サブユニットの寸法単位(PrtMediaUnitTC を使用する prtOutputDimUnit に従う)で表された、このサブユニットによってサポートされる最小寸法。この Output サブユニットがこの値を確実に検出可能な場合、この値はプリンタによって検出され、管理要求による変更は出来ないだろう。そうでなければ、この値は(リモートコントロールパネルや管理アプリケーションによって)書き込まれても良い。値 (-1) はその他を意味し、特にこのサブユニットがこのパラメータに制限を課さないことを意味する。値 (-2) は不明(unknown)を表す。

注意:明確化のため、および、(-1) と (-2) の目的を説明するため、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtOutputEntry 17 }

prtOutputMinDimXFeedDir OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (-2..2147483647)
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"この Output サブユニットに対応する給紙方向に対して90度回転方向で計測した場合の、Output サブユニットの寸法単位(PrtMediaUnitTC を使用する prtOutputDimUnit に従う)で表された、このサブユニットによってサポートされる最小寸法。この Output サブユニットがこの値を確実に検出可能な場合、この値はプリンタによって検出され、管理要求による変更は出来ないだろう。そうでなければ、この値は(リモートコントロールパネルや管理アプリケーションによって)書き込まれても良い。値 (-1) はその他を意味し、特にこのサブユニットがこのパラメータに制限を課さないことを意味する。値 (-2) は不明(unknown)を表す。

注意:明確化のため、および、(-1) と (-2) の目的を説明するため、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtOutputEntry 18 }

-- The Output Features Group

prtOutputStackingOrder OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759では、この列挙値はこのオブジェクトによって暗黙的に定義されていた。
SYNTAX PrtOutputStackingOrderTC
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"対応する排紙サブユニットでの束ね順序の現在の状態。'firstToLast' は、次ページの表面が前ページの裏面に接する順で出力されることを意味する。'lastToFirst' は、次ページの裏面が前ページの表面に接する順で出力されることを意味する。"
::= { prtOutputEntry 19 }

prtOutputPageDeliveryOrientation OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759では、この列挙値はこのオブジェクトによって暗黙的に定義されていた。
SYNTAX PrtOutputPageDeliveryOrientationTC
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"対応する Output サブユニットにページが搬送されたとき 'up'側 になるであろう印字面。値は faceUp と faceDown である。(一般にこれらの値の解釈はロケールに基づいたコンテキスト依存であり、これらの値のエンドユーザーへの表現はユーザーの期待に沿うべきである。)"
::= { prtOutputEntry 20 }

prtOutputBursting OBJECT-TYPE
SYNTAX PresentOnOff
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"このオブジェクトは Output サブユニットがバースティングをサポートしているかどうか、サポートしている場合はその機能が利用可能になっているかどうかを表す。バースティングとは、典型的には事前に成形された打ち抜き穴に沿ってバースティングされることによって、連続するメディアを独立したシートに分ける処理である。"
::= { prtOutputEntry 21 }

prtOutputDecollating OBJECT-TYPE
SYNTAX PresentOnOff
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"このオブジェクトは Output サブユニットがデコレーティングをサポートしているかどうか、サポートしている場合はその機能が利用可能になっているかどうかを表す。デコレーティングとは、マルチパート形式の中の個々のパートを各パート毎に個別のスタックに分類・ソートする機能である。"
::= { prtOutputEntry 22 }

prtOutputPageCollated OBJECT-TYPE
SYNTAX PresentOnOff
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"このオブジェクトは Output サブユニットが帳合をサポートしているかどうか、サポートしている場合はその機能が利用可能になっているかどうかを表す。この文書が帳合をどのように定義しているかは、RFC 3805 Appendix A, 用語集を参照してほしい。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtOutputEntry 23 }

prtOutputOffsetStacking OBJECT-TYPE
SYNTAX PresentOnOff
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"このオブジェクトは Output サブユニットがオフセットスタッキングをサポートしているかどうか、サポートしている場合はその機能が利用可能になっているかどうかを表す。この文書がオブセットスタッキングをどのように定義しているかは、RFC 3805 Appendix A, 用語集を参照してほしい。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtOutputEntry 24 }

-- The Marker Group
--
-- マーカーは出力メディアに描画を行うメカニズムである。
-- モデル中の Marker Group が Marker サブユニットとそれに関連する消耗品を表している。
-- 1つのプリンタは1つ以上の描画メカニズムを含むことが出来る。
-- 複数 Marker サブユニットの例としては、通常インク用と磁気インク用に別々のマーカーを持つプリンタや、補強加工デバイスと最終フィルムの両方に出力できるイメージセッター等がある。
-- 各マーキングデバイスは、それに関連する特性の集合(描画技術や解像度など)を持つことが出来る。

prtMarker OBJECT IDENTIFIER ::= { printmib 10 }

-- 以下にリストされている印字可能領域マージンは、このマーカー用の Input・Media Path・Interpreter の全ての組み合わせにおいて印字が保証される出力メディアの領域を定義する。

prtMarkerTable OBJECT-TYPE
SYNTAX SEQUENCE OF PrtMarkerEntry
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"マーカーテーブルは、このプリンタに含まれる各 Marker サブユニットの説明を提供する。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtMarker 2 }

prtMarkerEntry OBJECT-TYPE
SYNTAX PrtMarkerEntry
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"このテーブルのエントリーは、このプリンタの各 Marker サブユニットの特徴と状態を定義する。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
INDEX { hrDeviceIndex, prtMarkerIndex }
::= { prtMarkerTable 1 }

PrtMarkerEntry ::= SEQUENCE {
prtMarkerIndex Integer32,
prtMarkerMarkTech PrtMarkerMarkTechTC,
prtMarkerCounterUnit PrtMarkerCounterUnitTC,
prtMarkerLifeCount Counter32,
prtMarkerPowerOnCount Counter32,
prtMarkerProcessColorants Integer32,
prtMarkerSpotColorants Integer32,
prtMarkerAddressabilityUnit PrtMarkerAddressabilityUnitTC,
prtMarkerAddressabilityFeedDir Integer32,
prtMarkerAddressabilityXFeedDir Integer32,
prtMarkerNorthMargin Integer32,
prtMarkerSouthMargin Integer32,
prtMarkerWestMargin Integer32,
prtMarkerEastMargin Integer32,
prtMarkerStatus PrtSubUnitStatusTC
}

prtMarkerIndex OBJECT-TYPE
SYNTAX Integer32 (1..65535)
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"この Marker サブユニットを識別するためにプリンタによって使用されるユニークな値。これらの値はデバイスの重要な再設定(例えばプリンタへの新しい Marker サブユニットの追加)によって変化しても良いが、連続したプリンタの電源サイクルを通して永続性を持つべきである(SHOULD)。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtMarkerEntry 1 }

prtMarkerMarkTech OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759では、この列挙値はこのオブジェクトによって暗黙的に定義されていた。
SYNTAX PrtMarkerMarkTechTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この Marker サブユニットに使用されている描画テクノロジーの種類。"
::= { prtMarkerEntry 2 }

prtMarkerCounterUnit OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759では、この列挙値はこのオブジェクトによって暗黙的に定義されていた。
SYNTAX PrtMarkerCounterUnitTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この Marking サブユニットのカウンタ値を報告する時にプリンタによって使用される単位。回数という単位は、メディアの物理サイズを追跡せず(または追跡できず)文字・行・シートを使用しないストリップレコーダのようなデバイスのために提供されている。"
::= { prtMarkerEntry 3 }

prtMarkerLifeCount OBJECT-TYPE
SYNTAX Counter32
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"prtMarkerCounterUnit によって特定される単位で表された、プリンタの寿命の間カウントされるカウント値。

注意:このオブジェクトはプリンタの寿命を通して信頼できる値を持つ永続的なオブジェクトとして実装されるべきである。"
::= { prtMarkerEntry 4 }

prtMarkerPowerOnCount OBJECT-TYPE
SYNTAX Counter32
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"prtMarkerCounterUnit によって特定される単位で表された、その装置が最後に電源を入れられてからカウントされるカウント値。"
::= { prtMarkerEntry 5 }

prtMarkerProcessColorants OBJECT-TYPE
SYNTAX Integer32 (0..65535)
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"このマーカーによってサポートされる処理色の数。処理色が1の場合、モノクロを意味する。このオブジェクトの値と prtMarkerSpotColorants の値が共に0になることは出来ない。prtMarkerProcessColorants の値は0以上でなければならない。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtMarkerEntry 6 }

prtMarkerSpotColorants OBJECT-TYPE
SYNTAX Integer32 (0..65535)
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"このマーカーがサポートするスポット色の数。このオブジェクトの値と prtMarkerProcessColorants の値が共に0になることは出来ない。0以上でなければならない。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtMarkerEntry 7 }

prtMarkerAddressabilityUnit OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759では、この列挙値はこのオブジェクトによって暗黙的に定義されていた。
SYNTAX PrtMarkerAddressabilityUnitTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"このマーカーの解像度に適用される距離の単位。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtMarkerEntry 8 }

prtMarkerAddressabilityFeedDir OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (-2..2147483647)
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"prtMarkerAddressabilityUnit によって特定される 10000 単位毎に、給紙方向において指定可能な描画位置の最大数。値 (-1) は 'その他(other)' または '無限(infinite)' を意味し、値 (-2) は '不明(uknown)' を意味する。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtMarkerEntry 9 }

prtMarkerAddressabilityXFeedDir OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (-2..2147483647)
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"prtMarkerAddressabilityUnit によって特定される 10000 単位毎に、横給紙方向において指定可能な描画位置の最大数。値 (-1) は 'その他(other)' または '無限(infinite)' を意味し、値 (-2) は '不明(uknown)' を意味する。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtMarkerEntry 10 }

prtMarkerNorthMargin OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (-2..2147483647)
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"メディアの描画面が観測者に向く方向で描画エンジンを流れる場合の、メディアの先端からのマージン(単位は prtMarkerAddressabilityUnit で表される)。先端とは上端(North edge)であり、その他の端は一般的な方位磁石を観測者に向けた場合の方位磁石のレイアウトによって定義される。全てのインタープリタに対し、4つのマージンの境界内への印刷が保証される。値 (-2) は不明(unknown)を意味する。"
::= { prtMarkerEntry 11 }

prtMarkerSouthMargin OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (-2..2147483647)
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"prtMarkerAddressabilityUnit で表される単位の、メディアの下端(prtMarkerNorthMargin 参照)からのマージン。全てのインタープリタに対し、4つのマージンの境界内への印刷が保証される。値 (-2) は不明(unknown)を意味する。"
::= { prtMarkerEntry 12 }

prtMarkerWestMargin OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (-2..2147483647)
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"prtMarkerAddressabilityUnit で表される単位の、メディアの左端(prtMarkerNorthMargin 参照)からのマージン。全てのインタープリタに対し、4つのマージンの境界内への印刷が保証される。値 (-2) は不明(unknown)を意味する。"
::= { prtMarkerEntry 13 }

prtMarkerEastMargin OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (-2..2147483647)
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"prtMarkerAddressabilityUnit で表される単位の、メディアの右端(prtMarkerNorthMargin 参照)からのマージン。全てのインタープリタに対し、4つのマージンの境界内への印刷が保証される。値 (-2) は不明(unknown)を意味する。"
::= { prtMarkerEntry 14 }

prtMarkerStatus OBJECT-TYPE
SYNTAX PrtSubUnitStatusTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この Marker サブユニットの現在の状態。"
::= { prtMarkerEntry 15 }

-- The Marker Supplies Group

prtMarkerSupplies OBJECT IDENTIFIER ::= { printmib 11 }

prtMarkerSuppliesTable OBJECT-TYPE
SYNTAX SEQUENCE OF PrtMarkerSuppliesEntry
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"このプリンタ上で利用可能な描画消耗品のテーブル。"
::= { prtMarkerSupplies 1 }

prtMarkerSuppliesEntry OBJECT-TYPE
SYNTAX PrtMarkerSuppliesEntry
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"描画消耗品の属性。このテーブルには、デバイスの種類が 'printer' のデバイスインデックス毎にエントリーが存在して良い。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
INDEX { hrDeviceIndex, prtMarkerSuppliesIndex }
::= { prtMarkerSuppliesTable 1 }

PrtMarkerSuppliesEntry ::= SEQUENCE {
prtMarkerSuppliesIndex Integer32,
prtMarkerSuppliesMarkerIndex Integer32,
prtMarkerSuppliesColorantIndex Integer32,
prtMarkerSuppliesClass PrtMarkerSuppliesClassTC,
prtMarkerSuppliesType PrtMarkerSuppliesTypeTC,
prtMarkerSuppliesDescription PrtLocalizedDescriptionStringTC,
prtMarkerSuppliesSupplyUnit PrtMarkerSuppliesSupplyUnitTC,
prtMarkerSuppliesMaxCapacity Integer32,
prtMarkerSuppliesLevel Integer32
}

prtMarkerSuppliesIndex OBJECT-TYPE
SYNTAX Integer32 (1..65535)
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"この描画消耗品を識別するためにプリンタによって使用されるユニークな値。これらの値はデバイスの重要な再設定(例えばプリンタへの新しい描画消耗品の追加)によって変化しても良いが、連続したプリンタの電源サイクルを通して永続性を持つべきである(SHOULD)。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtMarkerSuppliesEntry 1 }

prtMarkerSuppliesMarkerIndex OBJECT-TYPE
SYNTAX Integer32 (0..65535)
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この描画消耗品サブユニットが関連する Marking サブユニットに対応する prtMarkerIndex の値。"
::= { prtMarkerSuppliesEntry 2 }

prtMarkerSuppliesColorantIndex OBJECT-TYPE
SYNTAX Integer32 (0..65535)
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この描画消耗品サブユニットが関連する着色剤に対応する prtMarkerColorantIndex の値。着色剤のテーブルが存在しない場合や、この消耗品が特定の1つの着色剤に依存しない場合、この値は0になるべきである。
注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtMarkerSuppliesEntry 3 }

prtMarkerSuppliesClass OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759では、この列挙値はこのオブジェクトによって暗黙的に定義されていた。
SYNTAX PrtMarkerSuppliesClassTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この消耗品の実態が消費される消耗品なのか、あるいは満たされる容器なのかを示す。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtMarkerSuppliesEntry 4 }

prtMarkerSuppliesType OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759では、この列挙値はこのオブジェクトによって暗黙的に定義されていた。
SYNTAX PrtMarkerSuppliesTypeTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この消耗品の種類。"
::= { prtMarkerSuppliesEntry 5 }

prtMarkerSuppliesDescription OBJECT-TYPE
-- RFC 1759 では SYNTAX は OCTEC STRING であった。オブジェクトのローカライゼーションのより良いサポートのために TC へと変更された。
SYNTAX PrtLocalizedDescriptionStringTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"prtGeneralCurrentLocalization によって特定されるローカライゼーションにおける、この消耗品のコンテナ/容器の説明。
::= { prtMarkerSuppliesEntry 6 }

prtMarkerSuppliesSupplyUnit OBJECT-TYPE
-- RFC 1759 では SYNTAX は OCTEC STRING であった。オブジェクトのローカライゼーションのより良いサポートのために TC へと変更された。
SYNTAX PrtMarkerSuppliesSupplyUnitTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この描画消耗品のコンテナ/容器の単位。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtMarkerSuppliesEntry 7 }

prtMarkerSuppliesMaxCapacity OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (-2..2147483647)
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"prtMarkerSuppliesSupplyUnit によって表された、この消耗品のコンテナ/容器の最大容量。この消耗品のコンテナ/容器がこの値を確実に検出可能な場合、この値はプリンタによって報告され、読み取り専用となる。そうでなければ、この値は(リモートコントロールパネルや管理アプリケーションによって)書き込まれても良い。値 (-1) はその他を意味し、特にこのサブユニットがこのパラメータに制限を課さないことを意味する。値 (-2) は不明(unknown)を表す。
::= { prtMarkerSuppliesEntry 8 }

prtMarkerSuppliesLevel OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (-3..2147483647)
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"この消耗品がコンテナの場合は現在のレベル、この消耗品が容器の場合は残りのスペース。この消耗品のコンテナ/容器がこの値を確実に検出可能な場合、この値はプリンタによって報告され、読み取り専用となる。そうでなければ、この値は(リモートコントロールパネルや管理アプリケーションによって)書き込まれても良い。値 (-1) はその他を意味し、特にこのサブユニットがこのパラメータに制限を課さないことを意味する。値 (-2) は不明(unknown)を表す。値 (-3) は、いくらかの消耗品/残スペースがあることをプリンタが知っていることを意味する。"
::= { prtMarkerSuppliesEntry 9 }

-- The Marker Colorant Group

prtMarkerColorant OBJECT IDENTIFIER ::= { printmib 12 }

prtMarkerColorantTable OBJECT-TYPE
SYNTAX SEQUENCE OF PrtMarkerColorantEntry
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"このプリンタ上で利用可能な全ての着色剤のテーブル。"
::= { prtMarkerColorant 1 }

prtMarkerColorantEntry OBJECT-TYPE
SYNTAX PrtMarkerColorantEntry
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"このプリンタ上で利用可能な着色剤の属性。このテーブルには、デバイスの種類が 'printer' のデバイスインデックス毎にエントリーが存在して良い。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
INDEX { hrDeviceIndex, prtMarkerColorantIndex }
::= { prtMarkerColorantTable 1 }

PrtMarkerColorantEntry ::= SEQUENCE {
prtMarkerColorantIndex Integer32,
prtMarkerColorantMarkerIndex Integer32,
prtMarkerColorantRole PrtMarkerColorantRoleTC,
prtMarkerColorantValue OCTET STRING,
prtMarkerColorantTonality Integer32
}

prtMarkerColorantIndex OBJECT-TYPE
SYNTAX Integer32 (1..65535)
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"この着色剤を識別するためにプリンタによって使用されるユニークな値。これらの値はデバイスの重要な再設定(例えばプリンタへの新しい着色剤の追加)によって変化しても良いが、連続したプリンタの電源サイクルを通して永続性を持つべきである(SHOULD)。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtMarkerColorantEntry 1 }

prtMarkerColorantMarkerIndex OBJECT-TYPE
SYNTAX Integer32 (0..65535)
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この着色剤エントリーが関連する Marker サブユニットに対応する prtMarkerIndex の値。"
::= { prtMarkerColorantEntry 2 }

prtMarkerColorantRole OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759では、この列挙値はこのオブジェクトによって暗黙的に定義されていた。
SYNTAX PrtMarkerColorantRoleTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この着色剤が果たす役割。"
::= { prtMarkerColorantEntry 3 }

prtMarkerColorantValue OBJECT-TYPE
-- 文字列長の範囲は RFC 1759 より増やされている。
SYNTAX OCTET STRING (SIZE(0..255))
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"ISO 10175 (DPA) と ISO 10180 (SPDL) 由来の標準化された文字列の名前による、この着色剤の色の名称。例:
other
unknown
white
red
green
blue
cyan
magenta
yellow
black
実装者が文字列値を追加しても良い。潜在的な名前の衝突を避けるため、ISO 9070 の命名規則が推奨される。"
::= { prtMarkerColorantEntry 4 }

prtMarkerColorantTonality OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (2..2147483647)
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この着色剤を使用するときに Marking サブユニットで実現可能な区別できる色調のレベル。この値は、ハーフトーンなどの技術によってインタープリタが獲得できる色調差のレベル数を含まない。この値は少なくとも2でなければならない。
::= { prtMarkerColorantEntry 5 }

-- The Media Path Group
--
-- Media Path は、プリンタ内でメディアを移動させ、他の全てのメディア関連ユニット(Input、Output、Marker、Finisher)に接続するメカニズムを網羅する。
-- 1つのプリンタは1つ以上の Media Path を含む。モデル中、これらは Media Path Group によって表されている。

prtMediaPath OBJECT IDENTIFIER ::= { printmib 13 }

prtMediaPathTable OBJECT-TYPE
SYNTAX SEQUENCE OF PrtMediaPathEntry
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"Media Path テーブルには、プリンタ内の物理的なパスと論理的なバスの両方が含まれる。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtMediaPath 4 }

prtMediaPathEntry OBJECT-TYPE
SYNTAX PrtMediaPathEntry
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"このテーブルには、デバイスの種類が 'printer' のデバイスインデックス毎にエントリーが存在して良い。各エントリーは、Media Path の物理的な特徴と状態を定義する。提供される情報は、これらのサブユニットの最大スループットとメディアサイズの制限を表している。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
INDEX { hrDeviceIndex, prtMediaPathIndex }
::= { prtMediaPathTable 1 }

PrtMediaPathEntry ::= SEQUENCE {
prtMediaPathIndex Integer32,
prtMediaPathMaxSpeedPrintUnit PrtMediaPathMaxSpeedPrintUnitTC,
prtMediaPathMediaSizeUnit PrtMediaUnitTC,
prtMediaPathMaxSpeed Integer32,
prtMediaPathMaxMediaFeedDir Integer32,
prtMediaPathMaxMediaXFeedDir Integer32,
prtMediaPathMinMediaFeedDir Integer32,
prtMediaPathMinMediaXFeedDir Integer32,
prtMediaPathType PrtMediaPathTypeTC,
prtMediaPathDescription PrtLocalizedDescriptionStringTC,
prtMediaPathStatus PrtSubUnitStatusTC
}

prtMediaPathIndex OBJECT-TYPE
SYNTAX Integer32 (1..65535)
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"この Media Path を識別するためにプリンタによって使用されるユニークな値。これらの値はデバイスの重要な再設定(例えばプリンタへの新しい Media Path の追加)によって変化しても良いが、連続したプリンタの電源サイクルを通して永続性を持つべきである(SHOULD)。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtMediaPathEntry 1 }

prtMediaPathMaxSpeedPrintUnit OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759では、この列挙値はこのオブジェクトによって暗黙的に定義されていた。
SYNTAX PrtMediaPathMaxSpeedPrintUnitTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"このプリンタ内の全ての Media Path の速度を表す単位。"
::= { prtMediaPathEntry 2 }

prtMediaPathMediaSizeUnit OBJECT-TYPE
SYNTAX PrtMediaUnitTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"このプリンタ内の全ての Media Path の寸法の計算や受け渡しに使用されるメディアサイズの単位。"
::= { prtMediaPathEntry 3 }

prtMediaPathMaxSpeed OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (-2..2147483647)
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"prtMediaPathMaxSpeedUnit によって表された、この Media Path の最高印刷速度。値 (-1) は 'その他(other)' を意味する。"
::= { prtMediaPathEntry 4 }

prtMediaPathMaxMediaFeedDir OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (-2..2147483647)
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"PrtMediaPathMediaSizeUnit によって特定される単位により表された、この Media Path の給紙方向における最大物理メディアサイズ。値 (-1) は '無制限(unlimited)' を意味する。値 (-2) は '不明(unknown)' を意味する。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtMediaPathEntry 5 }

prtMediaPathMaxMediaXFeedDir OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (-2..2147483647)
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"PrtMediaPathMediaSizeUnit によって特定される単位により表された、この Media Path の横給紙方向における最大物理メディアサイズ。値 (-1) は '無制限(unlimited)' を意味する。値 (-2) は '不明(unknown)' を意味する。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtMediaPathEntry 6 }

prtMediaPathMinMediaFeedDir OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (-2..2147483647)
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"PrtMediaPathMediaSizeUnit によって特定される単位により表された、この Media Path の給紙方向における最小物理メディアサイズ。値 (-2) は '不明(unknown)' を意味する。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtMediaPathEntry 7 }

prtMediaPathMinMediaXFeedDir OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (-2..2147483647)
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"PrtMediaPathMediaSizeUnit によって特定される単位により表された、この Media Path の横給紙方向における最小物理メディアサイズ。値 (-2) は '不明(unknown)' を意味する。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtMediaPathEntry 8 }

prtMediaPathType OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759では、この列挙値はこのオブジェクトによって暗黙的に定義されていた。
SYNTAX PrtMediaPathTypeTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この Media Path の種類。"
::= { prtMediaPathEntry 9 }

prtMediaPathDescription OBJECT-TYPE
-- RFC 1759 では SYNTAX は OCTEC STRING であった。オブジェクトのローカライゼーションのより良いサポートのために TC へと変更された。
SYNTAX PrtLocalizedDescriptionStringTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"prtGeneralCurrentLocalization によって特定されるローカライゼーションにおける、製造元提供によるこの Media Path の説明。"
::= { prtMediaPathEntry 10 }

prtMediaPathStatus OBJECT-TYPE
SYNTAX PrtSubUnitStatusTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この Media Path の現在の状態。"
::= { prtMediaPathEntry 11 }

-- The Print Job Delivery Channel Group
--
-- Print Job Delivery Channel は、印刷データの独立したソースである。
-- ここでの印刷データとは、印刷されるページを構成し、データと制御との両方を持つことを許された情報を表す用語である。
-- チャネルからの出力は、インタープリタの1つへのストリームとしての入力に適した形式である。
-- チャネルは個々に有効(印刷データが流れることを許される)または無効(印刷データの流れを止める)にされて良い。
-- 1つのプリンタは1つ以上のチャネルを持って良い。
--
-- Print Job Delivery Channel テーブルはプリンタの能力を説明しているものであり、プリンタによって現在実行されているものを説明しているのではない。
--
-- 基本的に Print Job Delivery Channel の抽象概念は、印刷データをインタープリタに渡す最終処理段階を説明する。
-- これには、印刷ストリームデータに対する何らかの展開やデコードが含まれても良い。
-- これら全ての特徴は抽象チャネルに隠される。
--
-- Print Job Delivery Chanel には多くの種類が存在する。
-- その幾つかはネットワークを基礎とし、それ以外はそうではない。
-- 例えば、ある種のチャネルはシリアル(またはパラレル)接続にすることが可能で、その場合それは UNIX の Line Printer Daemon(LPD) のようなサービスや、印刷データを挿入されるフロッピーディスクのようなディスクドライブになることが出来るだろう。
-- それぞれの Pint Job Delivery Channel は、電子的なパスや、印刷データをインタープリタに伝えるのに使用されるサービスプロトコルによって識別される。
--
-- チャネルの例: 実装
-- シリアルポートチャネル: 双方向データチャネル
-- パラレルポートチャネル: たいていは単方向チャネル
-- IEEE 1284 ポートチャネル: 双方向チャネル
-- SCSI ポートチャネル: 双方向
-- Apple PAP チャネル : LocalTalk, Ethernet, Takentalk に基づくことが出来る
-- LPD サーバーチャネル: TCP/IP ベース、ポート 515
-- Netware Remote Printer: SPX/IPX ベースのチャネル
-- Netware Print Server: SPX/IPX ベースのチャネル
--
-- これらが思いもかけない組み合わせであることに気付くのは容易だろう。
-- シリアルポートや古いパラレルポートのような、プロトコルが全く(もしくは非常に貧弱なプロトコルしか)適用されない物理的な接続もあれば、しばしば多くのプロトコルスタックが実行されるような複雑なプロトコルを持つサービスも存在する。
-- 結局のところ重要なのは、そのチャネルを通した印刷データの配送である。
--
-- モデル中の Print Job Delivery Channel Group が Print Job Delivery Channel サブユニットを表している。
-- これは現在の印刷ジョブ制御言語(印刷データのために使用されるインタープリタを指定するために使用され、インタープリタ(および管理アプリケーション)によって使用される環境変数を問い合わせたり変更したりする)を持つ。
-- また、制御言語による明示的なインタープリタの指定がなされていない場合に使用されるデフォルトのインタープリタも存在する。

-- Print Job Delivery Channel テーブルの最初の7項目は、その "チャネル" 自身を定義する。
-- 一般にチャネルは、そのチャネルを流れるデータを提供するために、他のプロトコルやインターフェイスに依存する。
--
-- Print Job Delivery Channel の制御は、大抵はチャネル全体の有効化と無効化とに制限される。
-- 時間とともに、印刷データへアクセスする処理の更なる制御が必要とされることはあり得るだろう。
-- そのため、ChannelType によって型特有のデータを各チャネルに対応させることを可能にしている(Interface Group 内の IANAIfType に対応するメディア固有の MIB に似た、ChannelType 固有グループを使用する)。
-- この方法における最初のステップとして、各チャネルは自身が基にしている下層の Interface を識別するだろう。
-- これはテーブルの各行における8番目のオブジェクトである。

-- The Print Job Delivery Channel Table

prtChannel OBJECT IDENTIFIER ::= { printmib 14 }

prtChannelTable OBJECT-TYPE
SYNTAX SEQUENCE OF PrtChannelEntry
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"Channel テーブルは、プリンタ上で利用可能な1つ以上のインタープリタへ印刷データを提供することの出来る入力データソースの集合を表す。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtChannel 1 }

prtChannelEntry OBJECT-TYPE
SYNTAX PrtChannelEntry
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"このテーブルには、デバイスの種類が 'printer' のデバイスインデックス毎にエントリーが存在して良い。Channel テーブルの各エントリーは、固有のプロトコルやアドレス指定によって特徴付けられる。またチャネルは、印刷言語に関連するプリンタ依存の機能を持っても良い。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
INDEX { hrDeviceIndex, prtChannelIndex }
::= { prtChannelTable 1 }

PrtChannelEntry ::= SEQUENCE {
prtChannelIndex Integer32,
prtChannelType PrtChannelTypeTC,
prtChannelProtocolVersion OCTET STRING,
prtChannelCurrentJobCntlLangIndex Integer32,
prtChannelDefaultPageDescLangIndex Integer32,
prtChannelState PrtChannelStateTC,
prtChannelIfIndex InterfaceIndexOrZero,
prtChannelStatus PrtSubUnitStatusTC,
prtChannelInformation OCTET STRING
}

prtChannelIndex OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (1..65535)
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"このデータ Channel を識別するためにプリンタによって使用されるユニークな値。これらの値はデバイスの重要な再設定(例えばプリンタへの新しいデータ Channel の追加)によって変化しても良いが、連続したプリンタの電源サイクルを通して永続性を持つべきである(SHOULD)。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtChannelEntry 1 }

prtChannelType OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759では、この列挙値はこのオブジェクトによって暗黙的に定義されていた。
SYNTAX PrtChannelTypeTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この印刷データチャネルの種類。このオブジェクトは ChannelType 固有グループへのリンクを提供する。(概念上は)この固有グループは、チャネルに関する追加の詳細情報によって prtChannelTable を拡張しても良い。"
::= { prtChannelEntry 2 }

prtChannelProtocolVersion OBJECT-TYPE
SYNTAX OCTET STRING (SIZE(0..63))
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"このチャネル上で使用されるプロトコルのバージョン。バージョン番号の形式は prtChannelType に依存する。"
::= { prtChannelEntry 3 }

prtChannelCurrentJobCntlLangIndex OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (0..65535)
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"このチャネル用の Control Language Interpreter に対応する prtInterpreterIndex の値。このインタープリタは、環境変数の問い合わせや変更、およびジョブの境界(例 PJL、PostScript、NPAP)を識別するなどの制御機能のために使用される文法を定義する。値ゼロは、このチャネル用の現在の Job Control Language Interpreter が存在しないことを示す。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtChannelEntry 4 }

prtChannelDefaultPageDescLangIndex OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (0..65535)
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"このチャネル用の Page Description Language Interpreter に対応する prtInterpreterIndex の値。このインタープリタは、その Control Language が特定のインタープリタ(例 PCL、PostScript Language、自動検出)を選択するために使用されるのではない限り、その印刷データに使用されるデフォルトの Pege Description Language インタープリタを定義する。値ゼロは、このチャネル用のデフォルトのページ記述言語インタープリタが存在しないことを示す。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtChannelEntry 5 }

prtChannelState OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759では、この列挙値はこのオブジェクトによって暗黙的に定義されていた。
SYNTAX PrtChannelStateTC
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"この印刷データチャネルの状態。この値は、制御情報と印刷データとがこのチャネルを通過することを許可されているかどうかを表す。"
::= { prtChannelEntry 6 }

prtChannelIfIndex OBJECT-TYPE
SYNTAX InterfaceIndexOrZero -- RFC 1759 では Integer32 であった
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"ifTable 内の ifIndex の値(このチャネルに対応する Interfaces Group MIB [RFC2863] 参照)。ifTable の2行以上が該当する場合、インターフェイス階層の最上位のレイヤを表す行のインデックスになる。値ゼロは、このチャネルに対応するインターフェイスが存在しないことを示す。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtChannelEntry 7 }

prtChannelStatus OBJECT-TYPE
SYNTAX PrtSubUnitStatusTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"チャネルの現在の状態。"
::= { prtChannelEntry 8 }

prtChannelInformation OBJECT-TYPE
SYNTAX OCTET STRING (SIZE (0..255))
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"印刷アプリケーションがプリンタへのデータ投入にこのチャネルを使用することを可能にするための補助情報。特定の PrtChannelType を使用する能力のあるアプリケーションは、そのチャネルの使用を自力で'開始する(bootstrap)'ために、prtChannelInformation と他のチャネルと Interface Group オブジェクトとからの組み合わされた情報を利用できるべきである。prtChannelInformation は、一般的なチャネルの説明を提供することは意図していないし、そのチャネルの使用中に利用可能な情報を提供することも意図していない。

prtChannelInformation オブジェクトのエンコードと解釈は、チャネルの種類に固有のものとなる。prtChannelInformation が定義されている各 PrtChannelType の列挙値の説明は、他のオブジェクトとの対話も含めた適切なエンコードと解釈とを特定する。prtChannelInformation の値を特定しないチャネルタイプの場合、その値はヌル(長さ0)となるべきである。

新しい PrtChannelType 列挙型の値が登録される場合、それに付属する説明は、そのチャネルタイプのための prtChannelInformation 値のエンコードと解釈とを特定しなければならない。既存の PrtChannelType 用の prtChannelInformation のセマンティクスは、セクション2.4.1で説明されている Type 2 の列挙型の値と同じ方法で追加・削除されることが許される。

prtChannelInformation はチャネル属性の集合値を特定し、以下の規則に従うテキストとして表現される:

1. prtChannelInformation はローカライゼーションには影響されない。

2. prtChannelInformation は属性値を表すエントリーのリストである。各エントリーは以下の要素から構成される。

a. キーワード。NVT ASCII [RFC854] コードで表されるアルファベット文字から構成され、チャネルの属性を識別する。

b. キーワードを区切るための等号(=)を表す NVT ASCII コード(コード61)。

c. その prtChannelInformation が適用された PrtChannelType に特有の規則を使用してエンコードされたデータ値。値10のオクテット(NVT ASCII の Line Feed コード)は許されない。

d. データ値を区切るための Line Feed 文字(コード10)を表す NVT ASCII コード。

その他のオクテットが現れてはならない。

キーワードは大文字・小文字が区別される。慣例的にキーワードは(複合語の各単語を含めて)キャピタライズされる。prtChannelInformation 内のスペースを埋めるため、それらは短く保持される。

3. チャネル属性が複数の値を持つ場合、同じキーワードを持つ複数のエントリーによって表され、各エントリーが1つの値を特定する。そうでない場合、各属性に対して高々1つのエントリーとなるだろう。

4. デフォルトでは、エントリーは任意の順序で現れる。特定のエントリーに順序の制限がある場合、それらの定義において規定されなければならない。

prtChannelInformation の値は、デフォルトでは NVT ASCII グラフィック文字コードで表されるテキストで構成される。しかしながら、その他の表現が規定されても良い:

a. prtChannelInformation の値が一般的なコード化されたテキスト形式ではない値を含む場合、その prtChannelInformation の値のエンコードに使われる情報のための何らかのシンボル表現が使用されるべきである(例えばバイナリの値は NVT ASCII コードを用いた10進数として表現されて良い)。このようなエンコード方法は、その値の定義において規定されなければならない。

b. 値には NVT ASCII グラフィック文字以外の文字セットによるテキスト情報を含んでも良い(例えば識別子は、UTF-8 を使用してエンコードされた ISO 10646 テキストから構成されても良い)。このような文字セットとそのエンコード方法は、その値の定義において規定されなければならない。

prtChannelInformation エントリーが定義されている各 PrtChannelType に対し、PrtChannelType 列挙値に対応する説明テキストは、各エントリー毎に以下の情報を特定するべきである:
Title: 簡潔な説明文。例:'Port name'、'Service Name' など
Keyword: キーワード値。例:'Port' または 'Service'
Syntax: エントリー値が NVT ASCII で直接表現できない場合の、そのエンコード方法
Status: '必須(Mandatory)'、'任意(Optional)'、または '条件により必須(Conditionally Mandatory)'
Multiplicity: そのエントリーが複数の項目を表しているかどうかを示すための、'単一(Single)' または '複数(Multiple)'
Description: エントリーの使用方法と、定義を完成させるために必要とされるその他の情報に関する説明。(例:順序の制約、エントリー間の対話)

prtChannelInformation を解釈するアプリケーションは、新しいエントリーの型が追加されても影響を受けないように、認識できないエントリーを無視するべきである。"
::= { prtChannelEntry 9 }

-- The Interpreter Group
--
-- Interpreter サブユニットは、印刷インスタンスの記述をメディア上に描画されるイメージへと変換する責任を持つ。
-- 1つのプリンタが1つ以上のインタープリタを持つことが出来る。
-- モデル中の Interpreter Group が Interpreter サブユニットを表している。
-- 一般に各インタープリタは、System Controller サブユニット上で実行されるソフトウェアと共に実装される。
-- Interpreter Table はインタープリタ毎に1エントリーを持ち、インタープリタは Page Description Language (PDL) Interpreter と Control Language Interpreter との両方を含む。

prtInterpreter OBJECT IDENTIFIER ::= { printmib 15 }

-- Interpreter Table

prtInterpreterTable OBJECT-TYPE
SYNTAX SEQUENCE OF PrtInterpreterEntry
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"Interpreter Table はプリンタ内のインタープリタを表すテーブルである。Interpreter Table には、プリンタ上の各インタープリタ毎に1エントリーが置かれる。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtInterpreter 1 }

prtInterpreterEntry OBJECT-TYPE
SYNTAX PrtInterpreterEntry
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"このテーブルには、デバイスの種類が 'printer' のデバイスインデックス毎にエントリーが存在して良い。テーブルの各エントリーは、バージョン情報・描画解像度・デフォルト文字セット・出力方向・情報伝達の互換性を含む、そのインタープリタの完全な説明を提供する。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
INDEX { hrDeviceIndex, prtInterpreterIndex }
::= { prtInterpreterTable 1 }

PrtInterpreterEntry ::= SEQUENCE {
prtInterpreterIndex Integer32,
prtInterpreterLangFamily PrtInterpreterLangFamilyTC,
prtInterpreterLangLevel OCTET STRING,
prtInterpreterLangVersion OCTET STRING,
prtInterpreterDescription PrtLocalizedDescriptionStringTC,
prtInterpreterVersion OCTET STRING,
prtInterpreterDefaultOrientation PrtPrintOrientationTC,
prtInterpreterFeedAddressability Integer32,
prtInterpreterXFeedAddressability Integer32,
prtInterpreterDefaultCharSetIn IANACharset,
prtInterpreterDefaultCharSetOut IANACharset,
prtInterpreterTwoWay PrtInterpreterTwoWayTC
}

prtInterpreterIndex OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (1..65535)
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"このプリンタ内にインタープリタまたはエミュレータが存在する各 PDL または制御言語毎のユニークな値。この値はこのインタープリタを識別するために使用される。これらの値はデバイスの重要な再設定(例えばプリンタへの新しいインタープリタの追加)によって変化しても良いが、連続したプリンタの電源サイクルを通して永続性を持つべきである(SHOULD)。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtInterpreterEntry 1 }

prtInterpreterLangFamily OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759では、この列挙値はこのオブジェクトによって暗黙的に定義されていた。
SYNTAX PrtInterpreterLangFamilyTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"プリンタ内のこのインタープリタが解釈またはエミュレート出来る Page Description Language (PDL) または制御言語のファミリー名。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtInterpreterEntry 2 }

prtInterpreterLangLevel OBJECT-TYPE
SYNTAX OCTET STRING (SIZE(0..31))
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"このインタープリタが解釈またはエミュレートする言語のレベル。例えば PCL 言語の 5e をエミュレートするインタープリタの場合は '5e' といった値を含むだろう。また、PostScript 言語のレベル2をエミュレートするインタープリタの場合は '2' を含むだろう。同じようにHPGL 言語のレベル2をエミュレートするインタープリタの場合にも、'2' を含むだろう。"
::= { prtInterpreterEntry 3 }

prtInterpreterLangVersion OBJECT-TYPE
SYNTAX OCTET STRING (SIZE(0..31))
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"このインタープリタが解釈またはエミュレートする言語の日付コードまたはバージョン。"
::= { prtInterpreterEntry 4 }

prtInterpreterDescription OBJECT-TYPE
-- RFC 1759 では SYNTAX は OCTEC STRING であった。オブジェクトのローカライゼーションのより良いサポートのために TC へと変更された。
SYNTAX PrtLocalizedDescriptionStringTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"解釈されている言語ではなく prtGeneralCurrentLocalization によって特定されるローカライゼーションにおける、このインタープリタを識別する文字列。この文字列により製造者が彼らのインタープリタを明らかに識別することを期待される。"
::= { prtInterpreterEntry 5 }

prtInterpreterVersion OBJECT-TYPE
SYNTAX OCTET STRING (SIZE(0..31))
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"このインタープリタに関連する日付コード、バージョン番号、またはその他の製品固有情報。この値は、解釈またはエミュレートされる言語のバージョンではなく、インタープリタに関連する。"
::= { prtInterpreterEntry 6 }

prtInterpreterDefaultOrientation OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759では、この列挙値はこのオブジェクトによって暗黙的に定義されていた。
SYNTAX PrtPrintOrientationTC
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"このインタープリタのデフォルトの用紙方向。この値は特定のジョブ(例えば入力データストリームのコマンド)によって上書きされても良い。"
::= { prtInterpreterEntry 7 }

prtInterpreterFeedAddressability OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (-2..2147483647)
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"10000 prtMarkerAddressabilityUnits (prtMarkerDefaultIndex によって指定される)で表された、このインタープリタのこの給紙方向における位置指定可能数の最大値。値 (-1) はその他を意味し、特にこのサブユニットがこのパラメータに制限を課さないことを意味する。値 (-2) は不明(unknown)を表す。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtInterpreterEntry 8 }

prtInterpreterXFeedAddressability OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (-2..2147483647)
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"10000 prtMarkerAddressabilityUnits (prtMarkerDefaultIndex によって特定される)で表された、このインタープリタのこの横給紙方向における位置指定可能数の最大値。値 (-1) はその他を意味し、特にこのサブユニットがこのパラメータに制限を課さないことを意味する。値 (-2) は不明(unknown)を表す。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtInterpreterEntry 9 }

prtInterpreterDefaultCharSetIn OBJECT-TYPE
SYNTAX IANACharset
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"Page Description Language がオクテットの解釈を確立したコンテキストの外で遭遇する入力オクテットのためのデフォルト文字セット。(入力オクテットはチャネルグループで定義されたパスを通してインタープリタへと渡される。)"
::= { prtInterpreterEntry 10 }

prtInterpreterDefaultCharSetOut OBJECT-TYPE
SYNTAX IANACharset
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"プリンタの出力チャネルを通してこのインタープリタから出力されるデータのためのデフォルト文字セット(例 'バックチャネル(backchannel)')。"
::= { prtInterpreterEntry 11 }

prtInterpreterTwoWay OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759では、この列挙値はこのオブジェクトによって暗黙的に定義されていた。
SYNTAX PrtInterpreterTwoWayTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"このインタープリタがホストに情報を返すかどうかを表す。"
::= { prtInterpreterEntry 12 }

-- The Console Group
--
-- 多くのプリンタは、プリンタの状態を表示したり変更したりするためのコンソール(オペレータコンソール)をプリンタ上に持つ。
-- コンソールは数個のインジケータとスイッチだけといった簡単なものでも良いし、フルスクリーンディスプレイとキーボードといった複雑なものでも良い。
-- このようなコンソールは高々1つだけ存在する。

-- The Display Buffer Table

prtConsoleDisplayBuffer OBJECT IDENTIFIER ::= { printmib 16 }

prtConsoleDisplayBufferTable OBJECT-TYPE
SYNTAX SEQUENCE OF PrtConsoleDisplayBufferEntry
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"プリンタのコンソールディスプレイまたはオペレータパネル用の物理ディスプレイバッファ。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtConsoleDisplayBuffer 5 }

prtConsoleDisplayBufferEntry OBJECT-TYPE
SYNTAX PrtConsoleDisplayBufferEntry
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"このテーブルは、ディスプレイ上の物理行毎に1つのエントリーを持つ。行の追加や削除は出来ない。このテーブルには、デバイスの種類が 'printer' のデバイスインデックス毎にエントリーが存在して良い。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
INDEX { hrDeviceIndex, prtConsoleDisplayBufferIndex }
::= { prtConsoleDisplayBufferTable 1 }

PrtConsoleDisplayBufferEntry ::= SEQUENCE {
prtConsoleDisplayBufferIndex Integer32,
prtConsoleDisplayBufferText PrtConsoleDescriptionStringTC
}

prtConsoleDisplayBufferIndex OBJECT-TYPE
SYNTAX Integer32 (1..65535)
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"プリンタ上の各コンソールの行毎のユニークな値。この値はコンソール行を識別するために使用される。これらの値はデバイスの重要な再設定(例えばプリンタへの新しいコンソール行の追加)によって変化しても良いが、連続したプリンタの電源サイクルを通して永続性を持つべきである(SHOULD)。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtConsoleDisplayBufferEntry 1 }

prtConsoleDisplayBufferText OBJECT-TYPE
-- RFC 1759 では SYNTAX は OCTEC STRING であった。オブジェクトのローカライゼーションのより良いサポートのために TC へと変更された。
SYNTAX PrtConsoleDescriptionStringTC
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"プリンタのオペレータコンソールが持つ論理ディスプレイバッファ内の1行の内容。LineText 文字列の1つへの書込み操作(通常は致命的なメッセージ)が発生したとき、物理ディスプレイが存在するならば、エージェントはその行を表示可能な状態にするべきである。ある行がクリアされる前に上書きされることをエージェントが許可するかどうかは、実装固有の問題である。プリンタが生成する文字列は、prtConsoleLocalization で特定されるローカライゼーションに従うべきである。管理アプリケーションが生成する文字列は、その管理アプリケーションによってローカライズされるべきである。"
::= { prtConsoleDisplayBufferEntry 2 }

-- The Console Light Table

prtConsoleLights OBJECT IDENTIFIER ::= { printmib 17 }

prtConsoleLightTable OBJECT-TYPE
SYNTAX SEQUENCE OF PrtConsoleLightEntry
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"コンソールライトテーブルは、プリンタコンソール上に存在している各ライト毎の説明と状態の情報とを提供する。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtConsoleLights 6 }

prtConsoleLightEntry OBJECT-TYPE
SYNTAX PrtConsoleLightEntry
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"このテーブルには、デバイスの種類が 'printer' のデバイスインデックス毎にエントリーが存在して良い。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
INDEX { hrDeviceIndex, prtConsoleLightIndex }
::= { prtConsoleLightTable 1 }

PrtConsoleLightEntry ::= SEQUENCE {
prtConsoleLightIndex Integer32,
prtConsoleOnTime Integer32,
prtConsoleOffTime Integer32,
prtConsoleColor PrtConsoleColorTC,
prtConsoleDescription PrtConsoleDescriptionStringTC
}

prtConsoleLightIndex OBJECT-TYPE
SYNTAX Integer32 (1..65535) -- RFC 1759 では下限値が不正であった
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"このライトを識別するためにプリンタによって使用されるユニークな値。これらの値はデバイスの重要な再設定(例えばプリンタへの新しいライトの追加)によって変化しても良いが、連続したプリンタの電源サイクルを通して永続性を持つべきである(SHOULD)。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtConsoleLightEntry 1 }

prtConsoleOnTime OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (0..2147483647)
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"このオブジェクトは、prtConsoleOffTime と連携してライトの現在の状態を定義する。prtConsoleOnTime と prtConsoleOffTime の両方がゼロではない場合、ランプは点滅しており、それぞれの値は点灯時間と消灯時間をミリ秒単位で定義している。prtConsoleOnTime がゼロで prtConsoleOffTime がゼロではない場合、ランプは消灯している。prtConsoleOffTime がゼロで prtConsoleOnTime がゼロではない場合、ランプは点灯している。両方の値がゼロの場合、ランプは消灯している。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtConsoleLightEntry 2 }

prtConsoleOffTime OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (0..2147483647)
MAX-ACCESS read-write
STATUS current
DESCRIPTION
"このオブジェクトは、prtConsoleOffTime と連携してライトの現在の状態を定義する。prtConsoleOnTime と prtConsoleOffTie の両方がゼロではない場合、ランプは点滅しており、それぞれの値は点灯時間と消灯時間をミリ秒単位で定義している。prtConsoleOnTime がゼロで prtConsoleOffTime がゼロではない場合、ランプは消灯している。prtConsoleOffTie がゼロで prtConsoleOnTime がゼロではない場合、ランプは点灯している。両方の値がゼロの場合、ランプは消灯している。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtConsoleLightEntry 3 }

prtConsoleColor OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759では、この列挙値はこのオブジェクトによって暗黙的に定義されていた。
SYNTAX PrtConsoleColorTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"このライトの色。"
::= { prtConsoleLightEntry 4 }

prtConsoleDescription OBJECT-TYPE
-- RFC 1759 では SYNTAX は OCTEC STRING であった。オブジェクトのローカライゼーションのより良いサポートのために TC へと変更された。
SYNTAX PrtConsoleDescriptionStringTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"prtConsoleLocalization で特定されるローカライゼーションにおける、このライトのベンダーによる説明またはラベル。"
::= { prtConsoleLightEntry 5 }

-- The Alerts Group
--
-- このテーブルは、深刻度・コンポーネント・コンポーネント内の詳細な場所・警告コード・プリンタ内で現在アクティブな致命的警告毎の説明を含む。
-- 警告テーブルの完全な説明とその管理に付いては 2.2.13 を参照して欲しい。
-- -- Each parameter in the Trap PDU is a full OID which itself is -- indexed by the host resources MIB "hrDeviceIndex" object. In -- order for a management station to obtain the correct -- "hrDeviceIndex" associated with a particular Trap PDU, the -- "hrDeviceIndex" value can be extracted from the returned OID -- value in the Trap PDU when the PDU is received by the -- Management station. -- Trap PDU 内の各パラメータは、それ自身が Host Resources MIB の "hrDeviceIndex" によってインデックスを付けられている完全な OID である。
-- 管理ステーションが特定の Trap PDU に対応する正しい "hrDeviceIndex" を取得できるように、"hrDeviceIndex" の値は、Trap PDU が管理ステーションによって受け取られた時にその PDU 内で返される OID から抽出可能である。

prtAlert OBJECT IDENTIFIER ::= { printmib 18 }

prtAlertTable OBJECT-TYPE
SYNTAX SEQUENCE OF PrtAlertEntry
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"prtAlertTable は、プリンタ内で現在アクティブな致命的警告と非致命的警告の全てをリストする。致命的警告とは、即座に印刷処理を停止し、その致命的警告が除かれるまで印刷を続行することが出来ない警告である。非致命的警告とは、印刷は停止しないが、近い将来停止させるかもしれない警告である。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtAlert 1 }

prtAlertEntry OBJECT-TYPE
SYNTAX PrtAlertEntry
MAX-ACCESS not-accessible
STATUS current
DESCRIPTION
"このテーブルには、デバイスの種類が 'printer' のデバイスインデックス毎にエントリーが存在して良い。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
INDEX { hrDeviceIndex, prtAlertIndex }
::= { prtAlertTable 1 }

PrtAlertEntry ::= SEQUENCE {
prtAlertIndex Integer32,
prtAlertSeverityLevel PrtAlertSeverityLevelTC,
prtAlertTrainingLevel PrtAlertTrainingLevelTC,
prtAlertGroup PrtAlertGroupTC,
prtAlertGroupIndex Integer32,
prtAlertLocation Integer32,
prtAlertCode PrtAlertCodeTC,
prtAlertDescription PrtLocalizedDescriptionStringTC,
prtAlertTime TimeTicks
}

prtAlertIndex OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
-- MAX-ACCESS は、オブジェクトをトラップバインディングの中に含めることを可能にするため、RFC 1759でのアクセス不可から変更された。
SYNTAX Integer32 (1..2147483647)
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"警告テーブルに対してどの警告が追加・削除されたのかを決定するために使用されるインデックス値。これは増加する整数で、プリンタのリセット時に1に初期化される(したがって、プリンタリセット後に最初に警告テーブルに置かれるイベントは、インデックス値が必ず1になる)。プリンタがこの警告テーブルに警告を追加するとき、その警告には最後に追加された警告よりも大きい次の整数が割り当てられる。インデックス値が最大値に達した場合、次のインデックス値は1でなければならない。

注意:管理アプリケーションは、トラップやイベント通知が発生した時または定期的に警告テーブルを参照し、最後に取得したインデックス値とそれより大きい現在のインデックス値を比較することで新しいエントリーが追加されたかどうかを判断するために、このテーブルを解析するだろう。その後、管理アプリケーションは警告テーブルのコピーを更新するだろう。警告がすでにアクティブではないことを発見した場合、プリンタは警告テーブルからその警告に対応する行を削除し、テーブルの行数を削減するべきである。プリンタは警告テーブルに対し、いつでも任意の行数を追加・削除して良い。管理ステーションは各警告の属性を要求し、取得が不可能だった場合には警告が削除されたと記録することで、双変化警告が削除されたことを検出できる。'prtGeneralTable' 内のオブジェクト 'prtAlertCriticalEvents' と 'prtAlertAllEvents' は、管理アプリケーションが 'prtAlertTable' を読み取る必要性を削減する。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtAlertEntry 1 }

prtAlertSeverityLevel OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759では、この列挙値はこのオブジェクトによって暗黙的に定義されていた。
SYNTAX PrtAlertSeverityLevelTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この警告テーブルエントリーの深刻性のレベル。プリンタはテーブル内の各エントリー毎に深刻性のレベルを決定する。"
::= { prtAlertEntry 2 }

prtAlertTrainingLevel OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759では、この列挙値はこのオブジェクトによって暗黙的に定義されていた。
SYNTAX PrtAlertTrainingLevelTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
" TEXTUAL-CONVENTION PrtAlertTrainingLevelTC 参照。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtAlertEntry 3 }

prtAlertGroup OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759では、この列挙値はこのオブジェクトによって暗黙的に定義されていた。
SYNTAX PrtAlertGroupTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"プリンタモデル内の、この警告が関係するサブユニットの種類。Input、Output、Marker などがプリンタモデルグループの例(言い換えると、サブユニットの種類の例)である。可能であれば常に、これらの列挙値は、printmib 内の関連するテーブルを識別するサブ識別子(sub-identifier)と一致する。"
::= { prtAlertEntry 4 }

prtAlertGroupIndex OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (-1..2147483647)
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この警告の原因となったプリンタのサブユニットを表す prtAlertGroup を識別するテーブル内の行の下位インデックス(low-order index)、または適用されない場合は -1。prtAlertGroup と prtAlertGroupIndex との組み合わせは、警告の原因となったプリンタサブユニットを正確に定義する(例 Input #3、Output #2、Marker #1)。この MIB 内の全てのオブジェクトは、hrDeviceIndex と任意のもう1つのインデックス変数でインデックス付けされる。このもう1つのインデックス変数が警告を生成したテーブル内に現れる場合、それはこのオブジェクトのための値として使用されるだろう。その他の場合、この値は -1 になる。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtAlertEntry 5 }

prtAlertLocation OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759 では範囲は定義されていなかった。
SYNTAX Integer32 (-2..2147483647)
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"指定されたサブユニット内のこの警告の位置をさらに絞り込むために、プリンタの製造者によって定義されたサブユニットの位置。位置は Group と GroupIndex の値と併用して使用される(例えば、位置番号 7 のInput #2 における警告)。値 (-2) は不明(unknown)を表す。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtAlertEntry 6 }

prtAlertCode OBJECT-TYPE
-- 注意:RFC 1759では、この列挙値はこのオブジェクトによって暗黙的に定義されていた。
SYNTAX PrtAlertCodeTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"関連する TTUAL-CONVENTION PrtAlertCodeTC を参照して欲しい。

注意:明確化のために、上記の説明は RFC 1759 から変更されている。"
::= { prtAlertEntry 7 }

prtAlertDescription OBJECT-TYPE
-- RFC 1759 では SYNTAX は OCTEC STRING であった。オブジェクトのローカライゼーションのより良いサポートのために TC へと変更された。
SYNTAX PrtLocalizedDescriptionStringTC
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"prtGeneralCurrentLocalization によって特定されるローカライゼーションにおける、この警告エントリーの説明。この説明は、列挙された警告をさらに詳しく述べたり、コードが 'その他(other)' または '不明(unknown)' に分類される場合にさらなる情報を提供したりするために、プリンタによって提供される。プリンタは説明の文字列を返すことを要求されるが、その文字列はヌル文字列であっても良い。"
::= { prtAlertEntry 8 }

prtAlertTime OBJECT-TYPE
SYNTAX TimeTicks
MAX-ACCESS read-only
STATUS current
DESCRIPTION
"この警告が生成された時点の sysUptime の値。"
::= { prtAlertEntry 9 }

printerV1Alert OBJECT-IDENTITY
STATUS current
DESCRIPTION
"prtAlertTable 内の致命的イベントを送った SNMPv1 トラップ内の、企業固有の OID の値。"
::= { prtAlert 2 }

printerV2AlertPrefix OBJECT IDENTIFIER ::= { printerV1Alert 0 }

printerV2Alert NOTIFICATION-TYPE
OBJECTS { prtAlertIndex, prtAlertSeverityLevel, prtAlertGroup, prtAlertGroupIndex, prtAlertLocation, prtAlertCode }
STATUS current
DESCRIPTION
"このトラップは、prtAlertTable に致命的警告が追加されたときに常に送信される。

注意:オブジェクト prtAlertIndex は、たとえその値が他の全てのバインディングのインスタンス限定子の中に存在していたとしても、RFC 1759 の 'printerV2Alert' 通知のバインディング中に重複して含まれていた。このオブジェクトは既存の RFC 1759 実装との互換性を提供するために保持されている。"
::= { printerV2AlertPrefix 1 }

-- SNMPv2 から SNMPv1 への変換規則が、以前の構造が以下の形式の SNMPv1 トラップに帰着するものと決め付けていることに注意して欲しい。
--
-- printerAlert TRAP-TYPE
--   ENTERPRISE printerV1Alert
--   VARIABLES { prtAlertIndex, prtAlertSeverityLevel,
--         prtAlertGroup, prtAlertGroupIndex,
--         prtAlertLocation, prtAlertCode }
--   DESCRIPTION
--     "このトラップは致命的イベントが prtAlertTable に追加された場合に常に送信される。"
-- ::= 1

-- 適合性情報 (Conformance Information)

prtMIBConformance OBJECT IDENTIFIER ::= { printmib 2 }

-- コンプライアンス宣言 (compliance statements)

prtMIBCompliance MODULE-COMPLIANCE

STATUS current
DESCRIPTION
"RFC 1759 で定義されているPrinter MIB を実装するエージェントのためのコンプライアンス宣言。"
MODULE -- this module
MANDATORY-GROUPS {
prtGeneralGroup, prtInputGroup,
prtOutputGroup,
prtMarkerGroup, prtMediaPathGroup,
prtChannelGroup, prtInterpreterGroup,
prtConsoleGroup, prtAlertTableGroup }
OBJECT prtGeneralReset
SYNTAX INTEGER {
notResetting(3),
resetToNVRAM(5)
}
DESCRIPTION
"このオブジェクト内のこれら2つの状態を実装するだけで適合する。追加の状態はすべて任意である。"

OBJECT prtConsoleOnTime
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtConsoleOffTime
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"
::= { prtMIBConformance 1 }

prtMIB2Compliance MODULE-COMPLIANCE
STATUS current
DESCRIPTION
"プリンタ MIV V2 を実装するエージェントのためのコンプライアンス宣言。"
-- RFC 1759 からの変更は2つのカテゴリに分けられる:
-- 1. read-only の MIN-ACCESS を持つ新規オブジェクトと既存オブジェクト。
-- 既存オブジェクトは、実装者からのフィードバックと相互運用性のテストのために、このカテゴリに含まれる。
-- これにより、製品をより高い SNMP セキュリティを持つように設計することを可能にしている。
-- 2. 新しいオブジェクトグループは、この MIB の全ての新しいオブジェクトを含むために追加された。
-- 全ての新しいオブジェクトグループは任意である。
--
-- RFC 1759 に適合する全ての MIB は、このバージョンの MIB にも適合するだろう。
MODULE -- this module
MANDATORY-GROUPS {
prtGeneralGroup, prtInputGroup,
prtOutputGroup,
prtMarkerGroup, prtMediaPathGroup,
prtChannelGroup, prtInterpreterGroup,
prtConsoleGroup, prtAlertTableGroup }
OBJECT prtGeneralReset
SYNTAX INTEGER {
notResetting(3),
resetToNVRAM(5)
}
DESCRIPTION
"このオブジェクト内のこれら2つの状態を実装するだけで適合する。追加の状態はすべて任意である。"

OBJECT prtGeneralCurrentLocalization
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtGeneralCurrentOperator
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtGeneralServicePerson
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtGeneralPrinterName
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtGeneralSerialNumber
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtInputDefaultIndex
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtInputMediaDimFeedDirDeclared
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtInputMaxCapacity
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtInputCurrentLevel
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtInputMediaName
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtInputName
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtInputSecurity
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtInputMediaWeight
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtInputMediaType
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtInputMediaColor
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtInputMediaFormParts
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtOutputDefaultIndex
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtOutputMaxCapacity
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtOutputRemainingCapacity
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtOutputName
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtOutputSecurity
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtOutputMaxDimFeedDir
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtOutputMaxDimXFeedDir
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtOutputMinDimFeedDir
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtOutputMinDimXFeedDir
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtOutputStackingOrder
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtOutputPageDeliveryOrientation
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtOutputBursting
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtOutputDecollating
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtOutputPageCollated
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtOutputOffsetStacking
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtMarkerDefaultIndex
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtMarkerSuppliesMaxCapacity
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtMarkerSuppliesLevel
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtMediaPathDefaultIndex
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtChannelCurrentJobCntlLangIndex
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtChannelDefaultPageDescLangIndex
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtChannelState
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtChannelIfIndex
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtInterpreterDefaultOrientation
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtInterpreterDefaultCharSetIn
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtInterpreterDefaultCharSetOut
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtConsoleLocalization
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtConsoleDisable
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtConsoleDisplayBufferText
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtConsoleOnTime
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtConsoleOffTime
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtAlertIndex
MIN-ACCESS accessible-for-notify
DESCRIPTION
"このオブジェクトを accessible-for-notify として実装すれば適合する。"

GROUP prtResponsiblePartyGroup
DESCRIPTION
"このグループは無条件で任意である。"

GROUP prtExtendedInputGroup
DESCRIPTION
"このグループは無条件で任意である。"

GROUP prtInputMediaGroup
DESCRIPTION
"このグループは無条件で任意である。"

GROUP prtExtendedOutputGroup
DESCRIPTION
"このグループは無条件で任意である。"

GROUP prtOutputDimensionsGroup
DESCRIPTION
"このグループは無条件で任意である。"

GROUP prtOutputFeaturesGroup
DESCRIPTION
"このグループは無条件で任意である。"

GROUP prtMarkerSuppliesGroup
DESCRIPTION
"このグループは無条件で任意である。"

GROUP prtMarkerColorantGroup
DESCRIPTION
"このグループは無条件で任意である。"

GROUP prtAlertTimeGroup
DESCRIPTION
"このグループは無条件で任意である。"

-- prtResponsiblePartyGroup, prtExtendedInputGroup,
-- prtInputMediaGroup, prtExtendedOutputGroup,
-- prtOutputDimensionsGroup, prtOutputFeaturesGroup,
-- prtMarkerSuppliesGroup, prtMarkerColorantGroup,
-- prtAlertTimeGroup は、完全に任意である。
-- しかし、prtAlertTieGroup を実装することは強く推奨される(RECOMMENDED)。

-- Printer MIB バージョン2での新規項目:
OBJECT prtAuxiliarySheetStartupPage
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtAuxiliarySheetBannerPage
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtInputMediaLoadTimeout
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

OBJECT prtInputNextIndex
MIN-ACCESS read-only
DESCRIPTION
"このオブジェクトを read-only として実装すれば適合する。"

GROUP prtAuxiliarySheetGroup
DESCRIPTION
"このグループは無条件で任意である。"

GROUP prtInputSwitchingGroup
DESCRIPTION
"このグループは無条件で任意である。"

GROUP prtGeneralV2Group
DESCRIPTION
"このグループは無条件で任意である。"

GROUP prtAlertTableV2Group
DESCRIPTION
"このグループは無条件で任意である。"

GROUP prtChannelV2Group
DESCRIPTION
"このグループは無条件で任意である。"

GROUP prtAlertTrapGroup
DESCRIPTION
"このグループは無条件で任意である。"
::= { prtMIBConformance 3 }

prtMIBGroups OBJECT IDENTIFIER ::= { prtMIBConformance 2 }
-- これらのグループは RFC 1759 由来であり、Printer MIB V2 に適合する。

prtGeneralGroup OBJECT-GROUP
OBJECTS {
prtGeneralConfigChanges,
prtGeneralCurrentLocalization,
prtGeneralReset, prtCoverDescription,
prtCoverStatus,
prtLocalizationLanguage, prtLocalizationCountry,
prtLocalizationCharacterSet, prtStorageRefIndex,
prtDeviceRefIndex }
STATUS current
DESCRIPTION
"General Printer Group。"
::= { prtMIBGroups 1 }

prtResponsiblePartyGroup OBJECT-GROUP
OBJECTS { prtGeneralCurrentOperator, prtGeneralServicePerson }
STATUS current
DESCRIPTION
"プリンタの責任者への連絡情報を含む、関係者グループ。"
::= { prtMIBGroups 2 }

prtInputGroup OBJECT-GROUP
OBJECTS {
prtInputDefaultIndex, prtInputType, prtInputDimUnit,
prtInputMediaDimFeedDirDeclared,
prtInputMediaDimXFeedDirDeclared,
prtInputMediaDimFeedDirChosen,
prtInputMediaDimXFeedDirChosen, prtInputCapacityUnit,
prtInputMaxCapacity, prtInputCurrentLevel, prtInputStatus,
prtInputMediaName }
STATUS current
DESCRIPTION
"The input group." "Input Group。"
::= { prtMIBGroups 3 }

prtExtendedInputGroup OBJECT-GROUP
OBJECTS {
prtInputName, prtInputVendorName, prtInputModel,
prtInputVersion, prtInputSerialNumber,
prtInputDescription, prtInputSecurity }
STATUS current
DESCRIPTION
"The extended input group." "拡張された Input Group。"
::= { prtMIBGroups 4 }

prtInputMediaGroup OBJECT-GROUP
OBJECTS {
prtInputMediaWeight, prtInputMediaType,
prtInputMediaColor, prtInputMediaFormParts }
STATUS current
DESCRIPTION
"Input Media Group。"
::= { prtMIBGroups 5 }

prtOutputGroup OBJECT-GROUP
OBJECTS {
prtOutputDefaultIndex, prtOutputType,
prtOutputCapacityUnit, prtOutputMaxCapacity,
prtOutputRemainingCapacity, prtOutputStatus }
STATUS current
DESCRIPTION
"Output Group。"
::= { prtMIBGroups 6 }

prtExtendedOutputGroup OBJECT-GROUP
OBJECTS {
prtOutputName, prtOutputVendorName, prtOutputModel,
prtOutputVersion, prtOutputSerialNumber,
prtOutputDescription, prtOutputSecurity }
STATUS current
DESCRIPTION
"拡張された Output Group。"
::= { prtMIBGroups 7 }

prtOutputDimensionsGroup OBJECT-GROUP
OBJECTS {
prtOutputDimUnit, prtOutputMaxDimFeedDir,
prtOutputMaxDimXFeedDir, prtOutputMinDimFeedDir,
prtOutputMinDimXFeedDir }
STATUS current
DESCRIPTION
"Output Dimensions Group。"
::= { prtMIBGroups 8 }

prtOutputFeaturesGroup OBJECT-GROUP
OBJECTS {
prtOutputStackingOrder,
prtOutputPageDeliveryOrientation, prtOutputBursting,
prtOutputDecollating, prtOutputPageCollated,
prtOutputOffsetStacking }
STATUS current
DESCRIPTION
"Output Features Group。"
::= { prtMIBGroups 9 }

prtMarkerGroup OBJECT-GROUP
OBJECTS {
prtMarkerDefaultIndex, prtMarkerMarkTech,
prtMarkerCounterUnit, prtMarkerLifeCount,
prtMarkerPowerOnCount, prtMarkerProcessColorants,
prtMarkerSpotColorants, prtMarkerAddressabilityUnit,
prtMarkerAddressabilityFeedDir,
prtMarkerAddressabilityXFeedDir, prtMarkerNorthMargin,
prtMarkerSouthMargin, prtMarkerWestMargin,
prtMarkerEastMargin, prtMarkerStatus }
STATUS current
DESCRIPTION
"Marker Group。"
::= { prtMIBGroups 10 }

prtMarkerSuppliesGroup OBJECT-GROUP
OBJECTS {
prtMarkerSuppliesMarkerIndex,
prtMarkerSuppliesColorantIndex, prtMarkerSuppliesClass,
prtMarkerSuppliesType, prtMarkerSuppliesDescription,
prtMarkerSuppliesSupplyUnit,
prtMarkerSuppliesMaxCapacity, prtMarkerSuppliesLevel }
STATUS current
DESCRIPTION
"Marker Supplies Group。"
::= { prtMIBGroups 11 }

prtMarkerColorantGroup OBJECT-GROUP
OBJECTS {
prtMarkerColorantMarkerIndex, prtMarkerColorantRole,
prtMarkerColorantValue, prtMarkerColorantTonality }
STATUS current
DESCRIPTION
"Marker Colorant Group。"
::= { prtMIBGroups 12 }

prtMediaPathGroup OBJECT-GROUP
OBJECTS {
prtMediaPathDefaultIndex, prtMediaPathMaxSpeedPrintUnit,
prtMediaPathMediaSizeUnit, prtMediaPathMaxSpeed,
prtMediaPathMaxMediaFeedDir,
prtMediaPathMaxMediaXFeedDir,
prtMediaPathMinMediaFeedDir,
prtMediaPathMinMediaXFeedDir, prtMediaPathType,
prtMediaPathDescription, prtMediaPathStatus}
STATUS current
DESCRIPTION
"Media Path Group。"
::= { prtMIBGroups 13 }

prtChannelGroup OBJECT-GROUP
OBJECTS {
prtChannelType, prtChannelProtocolVersion,
prtChannelCurrentJobCntlLangIndex,
prtChannelDefaultPageDescLangIndex, prtChannelState,
prtChannelIfIndex, prtChannelStatus
}
STATUS current
DESCRIPTION
"Channel Group。"
::= { prtMIBGroups 14 }

prtInterpreterGroup OBJECT-GROUP
OBJECTS {
prtInterpreterLangFamily, prtInterpreterLangLevel,
prtInterpreterLangVersion, prtInterpreterDescription,
prtInterpreterVersion, prtInterpreterDefaultOrientation,
prtInterpreterFeedAddressability,
prtInterpreterXFeedAddressability,
prtInterpreterDefaultCharSetIn,
prtInterpreterDefaultCharSetOut, prtInterpreterTwoWay }
STATUS current
DESCRIPTION
"Interpreter Group。"
::= { prtMIBGroups 15 }

prtConsoleGroup OBJECT-GROUP
OBJECTS {
prtConsoleLocalization, prtConsoleNumberOfDisplayLines,
prtConsoleNumberOfDisplayChars, prtConsoleDisable,
prtConsoleDisplayBufferText, prtConsoleOnTime,
prtConsoleOffTime, prtConsoleColor,
prtConsoleDescription }
STATUS current
DESCRIPTION
"Console Group。"
::= { prtMIBGroups 16 }

prtAlertTableGroup OBJECT-GROUP
OBJECTS {
prtAlertSeverityLevel, prtAlertTrainingLevel,
prtAlertGroup, prtAlertGroupIndex, prtAlertLocation,
prtAlertCode, prtAlertDescription }
STATUS current
DESCRIPTION
"Alert Table Group。"
::= { prtMIBGroups 17 }

prtAlertTimeGroup OBJECT-GROUP
OBJECTS { prtAlertTime }
STATUS current
DESCRIPTION
"Alert Time Group。prtAlertTime の実装は強く推奨される(RECOMMENDED)。"
::= { prtMIBGroups 18 }

prtMIB2Groups OBJECT IDENTIFIER ::= { prtMIBConformance 4 }
-- これらのグループは Printer MIB V2 に固有のものである。

prtAuxiliarySheetGroup OBJECT-GROUP
OBJECTS {
prtAuxiliarySheetStartupPage,
prtAuxiliarySheetBannerPage }
STATUS current
DESCRIPTION
"Auxiliary Sheet Group。"
::= { prtMIBGroups 19 }

prtInputSwitchingGroup OBJECT-GROUP
OBJECTS { prtInputMediaLoadTimeout, prtInputNextIndex }
STATUS current
DESCRIPTION
"Input Switching Group。"
::= { prtMIBGroups 20 }

prtGeneralV2Group OBJECT-GROUP
OBJECTS { prtGeneralPrinterName, prtGeneralSerialNumber }
STATUS current
DESCRIPTION
"新しい v2 のオブジェクトを持つ General Printer Group。"
::= { prtMIBGroups 21 }

prtAlertTableV2Group OBJECT-GROUP
OBJECTS { prtAlertIndex, prtAlertCriticalEvents, prtAlertAllEvents }
STATUS current
DESCRIPTION
"新しい v2 オブジェクトと、トラップバインディングに含まれるように MAX-ACCESS が 'read-only' に変更された prtAlertIndex (元々 RFC 1759 で定義されていた)とを持つ Alert Table Group。"
::= { prtMIBGroups 22 }

prtChannelV2Group OBJECT-GROUP
OBJECTS { prtChannelInformation }
STATUS current
DESCRIPTION
"新しい v2 オブジェクトを持つ Channel Group。"
::= { prtMIBGroups 23 }

prtAlertTrapGroup NOTIFICATION-GROUP
NOTIFICATIONS { printerV2Alert }
STATUS current
DESCRIPTION
"The alert trap group." "Alert Trap Group。"
::= { prtMIBGroups 24 }

END

7. IANA 考察

この文書のセクション5で定義されている初期バージョンの IANA Printer MIB は IANA によってアーカイブに保管されており、この文書のセクション 2.4.1 で規定されているプロセスに従って引き続き保守されている。最新で権威のあるバージョンの IANA Printer MIB は以下のURLから入手可能である:

http://www.iana.org/assignments/ianaprinter-mib

8. 国際化考察

セクション 2.2.1.1 '国際化考察' を参照して欲しい。

9. セキュリティ考察

MIB モジュールには MAX-ACCESS 節が read-write や read-create である管理オブジェクトが数多く定義されている。このようなオブジェクトは、ある種のネットワーク環境において脆弱または細心の注意を要すると考えられ得る。セキュアではない環境において適切な保護手段なしに SET オペレーションをサポートすることは、ネットワーク運用にマイナスの影響を与え得る。ここにテーブルとオブジェクト、そしてそれらの過敏性/脆弱性に付いて示す:

prtGeneralTable:
prtGeneralCurrentLocalization - データ損失の可能性
prtGeneralReset - データ損失の可能性
prtGeneralCurrentOperator - 深刻な不都合の可能性
prtGeneralServicePerson - 深刻な不都合の可能性
prtInputDefaultIndex - データ損失の可能性
prtOutputDefaultIndex - 軽微な不都合の可能性
prtMarkerDefaultIndex - 軽微な不都合の可能性
prtMediaPathDefaultIndex - 軽微な不都合の可能性
prtConsoleLocalization - 軽微な不都合の可能性
prtConsoleDisable - 深刻な不都合の可能性
prtAuxiliarySheetStartupPage - 軽微な不都合の可能性
prtAuxiliarySheetBannerPage - 軽微な不都合の可能性
prtGeneralPrinterName - 深刻な不都合の可能性
prtGeneralSerialNumber - 深刻な不都合の可能性
prtInputTable:
prtInputMediaDimFeedDirDeclared - データ損失の可能性
prtInputMediaDimXFeedDirDeclared - データ損失の可能性
prtInputMaxCapacity - 軽微な不都合の可能性
prtInputCurrentLevel - 軽微な不都合の可能性
prtInputMediaName - 軽微な不都合の可能性
prtInputName - 軽微な不都合の可能性
prtInputSecurity - 軽微な不都合の可能性
prtInputMediaWeight - 軽微な不都合の可能性
prtInputMediaType - 軽微な不都合の可能性
prtInputMediaColor - 軽微な不都合の可能性
prtInputMediaFormParts - 軽微な不都合の可能性
prtInputMediaLoadTimeout - 軽微な不都合の可能性
prtInputNextIndex - 軽微な不都合の可能性
prtOutputTable
prtOutputMaxCapacity - 軽微な不都合の可能性
prtOutputRemainingCapacity - 軽微な不都合の可能性
prtOutputName - 軽微な不都合の可能性
prtOutputSecurity - 軽微な不都合の可能性
prtOutputMaxDimFeedDir - 軽微な不都合の可能性
prtOutputMaxDimXFeedDir - 軽微な不都合の可能性
prtOutputMinDimFeedDir - 軽微な不都合の可能性
prtOutputMinDimXFeedDir - 軽微な不都合の可能性
prtOutputStackingOrder - 軽微な不都合の可能性
prtOutputPageDeliveryOrientation - 軽微な不都合の可能性
prtOutputBursting - 軽微な不都合の可能性
prtOutputDecollating - 軽微な不都合の可能性
prtOutputPageCollated - 軽微な不都合の可能性
prtOutputOffsetStacking - 軽微な不都合の可能性
prtMarkerSuppliesTable
prtMarkerSuppliesMaxCapacity - 軽微な不都合の可能性
prtMarkerSuppliesLevel - 軽微な不都合の可能性
prtChannelTable
prtChannelCurrentJobCntlLangIndex - データ損失の可能性
prtChannelDefaultPageDescLangIndex - データ損失の可能性
prtChannelState - 軽微な不都合の可能性
prtChannelIfIndex - 軽微な不都合の可能性
prtInterpreterTable
prtInterpreterDefaultOrientation - データ損失の可能性
prtInterpreterDefaultCharSetIn - データ損失の可能性
prtInterpreterDefaultCharSetOut - 軽微な不都合の可能性
prtConsoleDisplayBufferTable
prtConsoleDisplayBufferText - 軽微な不都合の可能性
prtConsoleLightTable
prtConsoleOnTime - 軽微な不都合の可能性
prtConsoleOffTime - 軽微な不都合の可能性

SNMPv3 より前のバージョンの SNMP は適切なセキュリティを含んでいない。たとえネットワーク自体が(例えば IPSec の利用により)セキュアであったとしても、MIB モジュールのオブジェクトにアクセスしたり GET/SET (読み取り/変更/生成/削除)したりすることを、そのセキュアなネットワーク上の誰が許可するのかに関しては規制が存在しない。

実装者は、SNMPv3 の(認証とプライバシーのための)暗号化メカニズムの完全なサポートを含め、そのセキュリティ機能が SNMPv3 のフレームワーク([RFC3410], セクション 8 参照)によって提供されていると見なすことが推奨される(RECOMMENDED)。

さらに、SNMPv3 より前のバージョンの SNMP の採用は推奨されない(NOT RECOMMENDED)。代わりに SNMPv3 を採用し、暗号化セキュリティを利用可能にすることが推奨される(RECOMMENDED)。その結果、この MIB モジュールのインスタンスへのアクセス権を与える SNMP エンティティが、オブジェクトを実際に GET または SET (変更/作成/削除)する正当な権限を持つ本人(ユーザー)だけにそのアクセス権を与えるように適切に構成されることを保証するのは、顧客/オペレータの責任となる。

プリンタデバイスの操作上の能力が、管理するには著しく脆弱または困難な場合、この MIB 内の特定のオブジェクトは、変更を防止するために READ-ONLY としてタグ付けされている。さらに、この MIB 内の READ-WRITE オブジェクトのためにこのワーキンググループは、ベンダーがそれらのオブジェクトを READ-ONLY として実装することが自由であると述べている特別な適合ガイドラインを含んでいる。この適合性の許容は、特定のベンダーの脆弱性が製品ごとに異なる場合もカバーするべきである(MIN-ACCESS 節に関する適合性セクションを参照してほしい)。

10. 参考文献

10.1. 引用規格

[ASCII] ANSI, "Coded Character Set - 7-bit American Standard Code for Information Interchange", ANSI X3.4-1986.

[CHARSET] IANA Character Set Registry: http://www.iana.org/assignments/character-sets

[CHARMIB] IANA Character Set MIB: http://www.iana.org/assignments/ianacharset-mib

[ISO10175] ISO, "Document Printing Application (DPA)", ISO 10175, 1996.

[ISO10646] ISO, "Universal Multiple-Octet Coded Character Set (UCS) - Part 1: Architecture and Basic Multilingual Plane", ISO 10646-1, September 2000. ISO, "Universal Multiple-Octet Coded Character Set (UCS) - Part 2: Supplemental Planes", ISO 10646-2, January 2001.

[PWGMEDIA] IEEE-ISTO PWG "The Printer Working Group Standard for Media Standardized Names", IEEE-ISTO PWG 5101.1-2002.

[RFC1213] McCloghrie, K. and M. Rose, "Management Information Base for Network Management of TCP/IP-based internets: MIB-II", STD 17, RFC 1213, March 1991.

[RFC2119] Bradner, S., "Key words for use in RFCs to Indicate Requirement Levels", BCP 14, RFC 2119, March 1997.

[RFC2277] Alvestrand, H., "IETF Policy on Character Sets and Languages", BCP 18, RFC 2277, January 1998.

[RFC3629] Yergeau, F., "UTF-8, a transformation format of ISO 10646", RFC 3629, November 2003.

[RFC2434] Narten, T. and H. Alvestrand, "Guidelines for Writing an IANA Considerations Section in RFCs", BCP 26, RFC 2434, October 1998.

[RFC2578] McCloghrie, K., Perkins, D., and J. Schoenwaelder, "Structure of Management Information Version 2 (SMIv2)", STD 58, RFC 2578, April 1999.

[RFC2579] McCloghrie, K., Perkins, D., and J. Schoenwaelder, "Textual Conventions for SMIv2", STD 58, RFC 2579, April 1999.

[RFC2580] McCloghrie, K., Perkins, D., and J. Schoenwaelder, "Conformance Statements for SMIv2", STD 58, RFC 2580, April 1999.

[RFC2790] Waldbusser, S. and P. Grillo, "Host Resources MIB", RFC 2790, March 2000.

[RFC2863] McCloghrie, K. and F. Kastenholz, "The Interfaces Group MIB", RFC 2863, June 2000.

[RFC3806] Bergman, R., Lewis, H., and I. McDonald, "Printer Finishing MIB", RFC 3806, June 2004.

10.2. 参考規格

[APPLEMAC] Apple staff, "Inside MacIntosh: Networking", 1994.

[RFC854] Postel, J. and J. Reynolds, "Telnet Protocol Specification", STD 8, RFC 854, May 1983.

[RFC959] Postel, J. and J. Reynolds, "File Transfer Protocol", STD 9, RFC 959, October 1985.

[RFC1179] McLaughlin, L., "Line printer daemon protocol", RFC 1179, August 1990.

[RFC1350] Sollins, K., "The TFTP Protocol (Revision 2)", STD 33, RFC 1350, July 1992.

[RFC1945] Berners-Lee, T., Fielding, R., and H. Frystyk, "Hypertext Transfer Protocol - HTTP/1.0", RFC 1945, May 1996.

[RFC2246] Dierks, T. and C. Allen, "The TLS Protocol Version 1.0", RFC 2246, 1999.

[RFC2396] Berners-Lee, T., Fielding, R., and L. Masinter, "Uniform Resource Identifiers (URI): Generic Syntax", RFC 2396, August 1998.

[RFC2616] Fielding, R., Gettys, J., Mogul, J., Frystyk, H., Masinter, L., Leach, P., and T. Berners-Lee, "Hypertext Transfer Protocol - HTTP/1.1", RFC 2616, June 1999.

[RFC2821] Klensin, J., Ed., "Simple Mail Transfer Protocol", RFC 2821, April 2001.

[RFC2822] Resnick, P., Ed., "Internet Message Format", RFC 2822, April 2001.

[RFC2910] Herriot, R., Ed., Butler, S., Moore, P., Turner, R., and J. Wenn, "Internet Printing Protocol/1.1: Encoding and Transport", RFC 2910, September 2000.

[RFC2911] Hastings, T., Ed., Herriot, R., deBry, R., Isaacson, S., and P. Powell, "Internet Printing Protocol/1.1: Model and Semantics", RFC 2911, September 2000.

[RFC2978] Freed, N. and J. Postel, "IANA Charset Registration Procedures", BCP 19, RFC 2978, October 2000.

[RFC3232] Reynolds, J., Ed., "Assigned Numbers: RFC 1700 is Replaced by an On-line Database", RFC 3232, January 2002.

[RFC3285] Gahrns, M. and T. Hain, "Using Microsoft Word to create Internet Drafts and RFCs", RFC 3285, May 2002.

[RFC3410] Case, J., Mundy, R., Partain, D., and B. Stewart, "Introduction and Applicability Statements for Internet- Standard Management Framework", RFC 3410, December 2002.

Appendix A - 用語集

位置指定可能性(Addressability) - マーカーにおいて、位置指定可能性単位(addressability unit)当たりの独立して描画可能な単位(pel)の数。例えばインチ当たり300ドットであれば、1000 千分の一インチ当たり 300 (300 per 1000 Thousandths Of Inches)と表現され、ミリメートル当たり4ドットであれば、1000 マイクロメートル当たり 4 (4 per 1000 Micrometers)と表現される。アドレス可能な別々の位置は、描画エリア内のゲインにより重なったりほとんど同じ位置になるといった要因のために目視では確認が出来ないかもしれない。そのため、位置指定可能性は解像度ではない。

警告(Alert) - 警告テーブルにエントリーが存在する報告可能なイベント。

ビン(Bin) - Output サブユニットの1つで、取り外しが可能でも良いし、可能でなくても良い。

双変化イベント(Binary Change Event) - リーディングエッジイベントとトレイリングエッジイベントの組で現れるイベント。リーディングエッジイベントは出口が1つだけの状態に入る。双変化イベントは致命的でも非致命的でも良い。参照:単変化イベント。

バースティング(Bursting) - 連続するメディアを個々の束に分ける処理。典型的には、事前に形成された打ち抜き穴に沿って分けられる。

チャネル(Channel) - プリンタに提供されるデータの単独ソースを説明するために使用される用語。プリンタを説明するために私たちが使用するモデルは、任意の数のチャネルを許可している。同じ物理ポート上に複数のチャネルが存在することが出来る。一般にこれは、単一プリンタの同じ物理ポート上で、EtherTalk・TCP/IP・SPX/IPX プロトコルが同時に異なるデータストリームを提供できる Ethernet ポート上で実現される。

丁合(Collation) - 複数部の出力において、個々のコピーのページを、いつでも束ねることができる別々の束に配置すること。

制御言語(Control Language) - 印刷データチャネルを通してプリンタを制御するためのデータの文法または言語。

致命的警告(Critical Alert) - プリンタが利用不能な状態(プリンタは停止する)になるイベントによって引き起こされる警告。

デコレーティング(Decollating) - マルチパート形式の個々のパートを、各パート毎に別々のスタックに分割・ソートさせる処理。

説明(Description) - プリンタおよびその様々なサブユニットの構成と能力とに関する説明。

DPA - ISO 10175 Document Printing Application standard。(1) スプーラに印刷ジョブを投入したり、(2)スプーラ内の印刷ジョブを管理することを含む、印刷システムのためのクライアントサーバープロトコルの標準。

イベント(Event) - プリンタ内の状態変化。

グループ(Group) - プリンタのサブユニットの種類を表すオブジェクトの集合。

Host Resources MIB - [RFC2790] 参照。

IANA - Internet Assigned Numbers Authority。[RFC3232] 参照。

冪等(べきとう)(Idempotent) - 冪等とは、1回以上何度実行しても同じ状態になるような操作の属性である。これは、正しいデータベースにおいてデータ項目の状態を変更するだけで、その他の副作用を持たないようなデータ項目に対する操作に共通の属性である。SNMP のデータモデルはデータベースに対する操作のデータモデルであるため、SNMP MIB オブジェクトは冪等であると見なされるべきである。MIB が冪等ではない方法で定義された場合、パケット損失や複数のマネージャー、およびその他の一般的条件に直面したとき、そのデータモデルは些細なことで壊れてしまう可能性がある。

SNMP の Set 操作の結果として起こるべき動作に対する一般的な要求を満たすため、SNMP MIB は、ある状態から別の状態への変化が何らかの動作を引き起こす副作用を持つようにモデル化されても良い。このモデルでは、現在の値と等しい値をセットする SNMP 操作は何の動作も引き起こさないことに注意することは重要である。これは、SNMP SET リクエスト により何らかの動作が開始されることを可能にしながら、単独コマンドの冪等性を維持する。

給紙(Input) - Media Path へ搬送されるメディアのインスタンスが調達されるトレイまたはビン。

インタープリタ(Interpreter) - Page Description Language (PDL) や Control Language から構成されるデータストリームを処理するアルゴリズムの実体。

ローカライゼーション(Localization) - 現地語での情報を提供するために必要とされる自然言語・国・文字セットの仕様。

管理アプリケーション(Management Application) (別名:マネージャ(Manager)) - 1つ以上の被管理ノードに対して問い合わせや管理を行うプログラム。

管理ステーション(Management Station) - 1つ以上の管理アプリケーションを実行可能な物理的コンピュータ。

メディアパス(Media Path) - メディアのインスタンスを Input から マーカー へと通し、場合によってはメディアバッファや両面パスを通し、任意でフィニッシングを適用して Output へと搬送するメカニズム。Input と Output は Media Path の一部ではない。

非致命的警告(Non-critical Alert) - 印刷不可能な状態にはならない報告可能イベントによって引き起こされた警告。この種の警告は、例えばトナー不足のような印刷が将来利用不可能になるかもしれない状態につながっても良いし、プリンタの構成変更のような純粋な情報提供であっても良い。

排紙(Output) - プリンタによって処理されたメディアのインスタンスを受け取るビンまたはスタッカー。

ページ記述言語(Page Description Language (PDL)) - ページイメージのシーケンスとしての文書の電子的表現のための文法または言語。

プリンタ(Printer) - 給紙元からメディアを取り出し、メディア上に何らかのページ記述言語またはページ制御言語に従って描画を行い、場合によってはフィニッシングを適用しながら何らかの排紙先に結果を出す物理デバイス。

印刷(Printing) - 印刷されるファイルの生成に始まり、印刷属性の選択、プリンタの選択、ルーティング、キューイング、リソース管理、スケジューリング、ユーザーへの通知を含む最終的な印刷までの、印刷文書を生成するプロセス全体。

報告可能イベント(Reportable event) - プリンタを監視している管理ステーションにとって興味深いと考えられるイベント。

状態(Status) - プリンタおよびその様々なサブユニットの現在の動作状態に関する情報。これはプリンタの正確な物理的状態の抽象である。

サブメカニズム(Sub-mechanism) - サブユニットの区別可能なパーツ。

サブユニット(Sub-unit) - プリンタのパーツ。給紙ソースのような物理的なパーツでも、インタープリタのような論理的なパーツでも良い。

トレイ(Tray) - 一般的には取り外し可能な給紙サブユニット。

単変化イベント(Unary Change Event) - プリンタの状態変化(ただし、(しばしば)抜け出した状態と同じくらい有効で復帰を必要としない状態への変化)を表すイベント。参照:双変化イベント

可視状態 - プリンタの状態のうち、管理アプリケーションが調べることの出来る状態。

ワーニング(Warning) - 非致命的警告。参照:非致命的警告

Appendix B - メディアサイズ名称

PWG Standardized Media Names 仕様の section 5 Self Describing Names は、現在推奨されているメディアサイズ名を含んでいる。この付録では、RFC 1759 同様、ISO/IEC 10175 Document Printing Application (DPA) [ISO10175] 由来の標準化されているメディアサイズ名称を示す。管理アプリケーションは PWG 標準由来の名称を使用することが推奨される。しかしながら DPA を使用する多くのレガシーシステムが存在するため、開発者の便宜のためにそれらも示されている。

Printer MIB を実装するプリンタはこれらの名称の知識を持たない。しかしながら Printer MIB における全てのメディアサイズは、prtInputMediaDimFeedDirChosen と prtInputMediaDimXFeedDirChosen における値としてのメディアサイズを与えられる。

文字列での名称 説明
other
unknown
na-letter or letter North American letter size: 8.5 by 11 inches
na-legal or legal North American legal size: 8.5 by 14 inches
na-10x13-envelope North American 10x13 envelope size: 10 by 13 inches
na-9x12-envelope North American 9x12 envelope size: 9 by 12 inches
na-number-10-envelope North American number 10 business envelope size: 4.125 by 9.5 inches
na-7x9-envelope North American 7x9 size: 7 by 9 inches
na-9x11-envelope North American 9x11 size: 9 by 11 inches
na-10x14-envelope North American 10x14 envelope size: 10 by 14 inches
na-number-9-envelope North American number 9 business envelope size: 3.875 by 8.875 inches
na-6x9-envelope North American 6x9 envelope size: 6 by 9 inches
na-10x15-envelope North American 10x15 envelope size: 10 by 15 inches
a engineering A size 8.5 inches by 11 inches
b engineering B size 11 inches by 17 inches
c engineering C size 17 inches by 22 inches
d engineering D size 22 inches by 34 inches
e engineering E size 34 inches by 44 inches
iso-a0 ISO A0 size: 841 mm by 1189 mm
iso-a1 ISO A1 size: 594 mm by 841 mm
iso-a2 ISO A2 size: 420 mm by 594 mm
iso-a3 ISO A3 size: 297 mm by 420 mm
iso-a4 ISO A4 size: 210 mm by 297 mm
iso-a5 ISO A5 size: 148 mm by 210 mm
iso-a6 ISO A6 size: 105 mm by 148 mm
iso-a7 ISO A7 size: 74 mm by 105 mm
iso-a8 ISO A8 size: 52 mm by 74 mm
iso-a9 ISO A9 size: 37 mm by 52 mm
iso-a10 ISO A10 size: 26 mm by 37 mm
iso-b0 ISO B0 size: 1000 mm by 1414 mm
iso-b1 ISO B1 size: 707 mm by 1000 mm
iso-b2 ISO B2 size: 500 mm by 707 mm
iso-b3 ISO B3 size: 353 mm by 500 mm
iso-b4 ISO B4 size: 250 mm by 353 mm
iso-b5 ISO B5 size: 176 mm by 250 mm
iso-b6 ISO B6 size: 125 mm by 176 mm
iso-b7 ISO B7 size: 88 mm by 125 mm
iso-b8 ISO B8 size: 62 mm by 88 mm

Appendix C - メディア名称

管理アプリケーション開発者への便宜のため、この付録では、ISO/IEC 10750 Document Printing Application (DPA) [ISO10175] 由来の標準化されたメディア名称を示す。メディア選択ダイアログを表示する管理アプリケーションは、ダイアログでサイズ・色・種類を別々に指定する代わりに、これらの名称を使用しても良い。このフォーマットと PWG Standardized Media Names 仕様 [PWGMEDIA] で定義されている名前とを使用して、新しい名称が作成されても良い。

標準化されたメディア名称を使用するということは、異なるシステム管理者の管理下の異なるベンダーのプリンタを扱う単独の管理アプリケーションが、同じメディアに対して同じ名称を使う傾向があることを意味する。名称によるメディア選択を使用する場合、その名称が意図する属性(サイズ、色、種類)は、MIB の適切なオブジェクト(prtInputMediaDimFeedDirDeclared、 prtInputMediaDimXFeedDirDeclared、 prtInputMediaType、 prtInputMediaColor)に明示的にマップされなければならない。prtInputMediaName オブジェクトはオペレータに対して表示されることを意図しており、純粋に説明的である。そのため、prtInputMediaName の値は他のメディア属性を変更することはなく、また、Input サブユニット内のメディアがその名称と一致していなくても警告を出すこともない。

名称 説明
other
unknown
iso-a4-white Specifies the ISO A4 white medium with size: 210 mm by 297 mm as defined in ISO 216
iso-a4-coloured Specifies the ISO A4 colored medium with size: 210 mm by 297 mm as defined in ISO 216
iso-a4-transparent Specifies the ISO A4 transparent medium with size: 210 mm by 297 mm as defined in ISO 216
iso-a3-white Specifies the ISO A3 white medium with size: 297 mm by 420 mm as defined in ISO 216
iso-a3-coloured Specifies the ISO A3 colored medium with size: 297 mm by 420 mm as defined in ISO 216
iso-a5-white Specifies the ISO A5 white medium with size: 148 mm by 210 mm as defined in ISO 216
iso-a5-coloured Specifies the ISO A5 colored medium with size: 148 mm by 210 mm as defined in ISO 216
iso-b4-white Specifies the ISO B4 white medium with size: 250 mm by 353 mm as defined in ISO 216
iso-b4-coloured Specifies the ISO B4 colored medium with size: 250 mm by 353 mm as defined in ISO 216
iso-b5-white Specifies the ISO B5 white medium with size: 176 mm by 250 mm as defined in ISO 216
iso-b5-coloured Specifies the ISO B5 colored medium with size: 176 mm by 250 mm as defined in ISO 216
jis-b4-white Specifies the JIS B4 white medium with size: 257 mm by 364 mm as defined in JIS P0138
jis-b4-coloured Specifies the JIS B4 colored medium with size: 257 mm by 364 mm as defined in JIS P0138
jis-b5-white Specifies the JIS B5 white medium with size: 182 mm by 257 mm as defined in JIS P0138
jis-b5-coloured Specifies the JIS B5 colored medium with size: 182 mm by 257 mm as defined in JIS P0138

北米のメディアのために、以下の標準値が定義されている:

na-letter-white Specifies the North American letter white medium with size: 8.5 inches by 11 inches
na-letter-coloured Specifies the North American letter colored medium with size: 8.5 inches by 11 inches
na-letter-transparent Specifies the North American letter transparent medium with size: 8.5 inches by 11 inches
na-legal-white Specifies the North American legal white medium with size: 8.5 inches by 14 inches
na-legal-coloured Specifies the North American legal colored medium with size: 8.5 inches by 14 inches

封筒のために、以下の標準値が定義されている:

iso-b5-envelope Specifies the ISO B5 envelope medium with size: 176 mm by 250 mm as defined in ISO 216 and ISO 269
iso-b4-envelope Specifies the ISO B4 envelope medium with size: 250 mm by 353 mm as defined in ISO 216
iso-c4-envelope Specifies the ISO C4 envelope medium with size: 229 mm by 324 mm as defined in ISO 216 and ISO 269
iso-c5-envelope Specifies the ISO C5 envelope medium with size: 162 mm by 229 mm as defined in ISO 269
iso-designated-long-envelope Specifies the ISO Designated Long envelope medium with size: 110 mm by 220 mm as defined in ISO 269
na-10x13-envelope Specifies the North American 10x13 envelope medium with size: 10 inches by 13 inches
na-9x12-envelope Specifies the North American 9x12 envelope medium with size: 9 inches by 12 inches
na-number-10-envelope Specifies the North American number 10 business envelope medium with size: 4.125 inches by 9.5 inches
na-7x9-envelope Specifies the North American 7x9 inch envelope
na-9x11-envelope Specifies the North American 9x11 inch envelope
na-10x14-envelope Specifies the North American 10x14 inch envelope
na-number-9-envelope Specifies the North American number 9 business envelope 3.875 by 8.875 inches
na-6x9-envelope Specifies the North American 6x9 inch envelope
na-10x15-envelope Specifies the North American 10x15 inch envelope

あまり一般的ではないメディアのために、以下の標準値が定義されている(白色のみ):

iso-a0-white Specifies the ISO A0 white medium with size: 841 mm by 1189 mm as defined in ISO 216
iso-a1-white Specifies the ISO A1 white medium with size: 594 mm by 841 mm as defined in ISO 216
iso-a2-white Specifies the ISO A2 white medium with size: 420 mm by 594 mm as defined in ISO 216
iso-a6-white Specifies the ISO A6 white medium with size: 105 mm by 148 mm as defined in ISO 216
iso-a7-white Specifies the ISO A7 white medium with size: 74 mm by 105 mm as defined in ISO 216
iso-a8-white Specifies the ISO A8 white medium with size: 52 mm by 74 mm as defined in ISO 216
iso-a9-white Specifies the ISO A9 white medium with size: 39 mm by 52 mm as defined in ISO 216
iso-a10-white Specifies the ISO A10 white medium with size: 26 mm by 37 mm as defined in ISO 216
iso-b0-white Specifies the ISO B0 white medium with size: 1000 mm by 1414 mm as defined in ISO 216
iso-b1-white Specifies the ISO B1 white medium with size: 707 mm by 1000 mm as defined in ISO 216
iso-b2-white Specifies the ISO B2 white medium with size: 500 mm by 707 mm as defined in ISO 216
iso-b3-white Specifies the ISO B3 white medium with size: 353 mm by 500 mm as defined in ISO 216
iso-b6-white Specifies the ISO B6 white medium with size: 125 mm by 176 mm i as defined in ISO 216
iso-b7-white Specifies the ISO B7 white medium with size: 88 mm by 125 mm as defined in ISO 216
iso-b8-white Specifies the ISO B8 white medium with size: 62 mm by 88 mm as defined in ISO 216
iso-b9-white Specifies the ISO B9 white medium with size: 44 mm by 62 mm as defined in ISO 216
iso-b10-white Specifies the ISO B10 white medium with size: 31 mm by 44 mm as defined in ISO 216
jis-b0-white Specifies the JIS B0 white medium with size: 1030 mm by 1456 mm
jis-b1-white Specifies the JIS B1 white medium with size: 728 mm by 1030 mm
jis-b2-white Specifies the JIS B2 white medium with size: 515 mm by 728 mm
jis-b3-white Specifies the JIS B3 white medium with size: 364 mm by 515 mm
jis-b6-white Specifies the JIS B6 white medium with size: 257 mm by 364 mm
jis-b7-white Specifies the JIS B7 white medium with size: 182 mm by 257 mm
jis-b8-white Specifies the JIS B8 white medium with size: 128 mm by 182 mm
jis-b9-white Specifies the JIS B9 white medium with size: 91 mm by 128 mm
jis-b10-white Specifies the JIS B10 white medium with size: 64 mm by 91 mm

工学メディア(engineering media)のために、以下の標準値が定義されている:

a Specifies the engineering A size medium with size: 8.5 inches by 11 inches
b Specifies the engineering B size medium with size: 11 inches by 17 inches
c Specifies the engineering C size medium with size: 17 inches by 22 inches
d Specifies the engineering D size medium with size: 22 inches by 34 inches
e Specifies the engineering E size medium with size: 34 inches by 44 inches

Appendix D - ユーザーの役割

背景

"役割モデル(Role Models)" の必要性の大部分は、MIB に提案されている任意のオブジェクトの重要性を理解する必要性に由来する。提案されているオブジェクトに対する実世界の必要性について、グループ内で何度も議論されてきた。大抵の場合その議論は、何らかの種類の印刷関係のタスクを実行する "活動的な(live)" 人から見た潜在的な利用法を説明する必要性に帰着する。

提案されているオブジェクトの値をそれに関連する人間のユーザーの認識を通して決定することは、一貫性のためにより形式化されたモデルが必要であるという、良く見られるものであることが分かった。人間指向のタスクの分類を記述するモデルは、この文書において "役割モデル(Role Models)" と呼ばれる。

役割モデルの開発においてプリンタやそれに関連する印刷システムに接する際、一般的に人が直面する共通かつ主要なタスクを識別する必要があった。ある種のタスクは様々な役割を識別するのに役立つであろうと期待された。

役割モデルの集合を提示する場合、まず最初に "代表的なプリントシステムタスク(Common Print System Tasks)" が提示され、次に役割モデルの定義の集合が続く。最後に、役割モデルとタスクを比較した単純な行列が提示される。

代表的なプリントシステムタスク(Common Print System Tasks)

プリンタや印刷システムを扱う中で人が遭遇する多くのタスクの調査により、任意の操作環境において以下のタスクが普及していることが分かった:

プリンタジョブ状態(Printer job state) - プリンタを含まないジョブの状態を決定する。

プリンタ能力(Printer capabilities) - プリンタの現在の能力を決定する。例えば利用可能なメディアサイズ、両面印刷、特定の種類のインタープリタなど。

プリンタジョブ投入(Printer job submission) - プリンタに印刷ジョブを投入する。

プリンタジョブ削除(Printer job removal) - プリンタからジョブを削除する。

イベント通知(Notification of events) - 定義済みプリンタイベントの存在通知を受け取る。イベントは、警告・エラー・ジョブステージ完了(例 "ジョブ終了(job done)")を含め、多くの種類であることが可能である。

プリンタ構成(Printer configuration) - プリンタの現在の構成を問い合わせる。

プリンタ消耗品(Printer consumables) - プリンタ内の何れかまたは全ての消耗品の現在の状態を決定する。

印刷ジョブ識別(Print job identification) - プリンタ内のジョブの識別を決定する。

プリンタ内部状態(Internal printer status) - プリンタの現在の状態を決定する。

プリンタ識別(Printer identification) - プリンタの識別を決定する。
プリンタ位置(Printer location) - プリンタの物理的な位置を決定する。

ローカルシステム構成(Local system configuration) - プリンタの操作に関する現在のローカルシステムの様々な局面を決定する。

これらの "タスク" は、ネットワーク環境におけるプリンタの操作を取り巻く要求事項の大部分を網羅する。このリストは、以下に記述する様々な役割モデルの定義の原則として提供されている。

提案されている役割モデル

以下に示すのは、任意の特定の Printer MIB オブジェクトに対する要求を評価するために使用される "役割モデル" の一覧である。カッコ内のキーワードは、この文書の後で説明されるマトリクスにおける特定の役割モデルの略称を表していることに注意してほしい。

ユーザー(User) (USER) - プリンタに印刷ジョブを投入する人またはアプリケーション。一般に、印刷環境における"エンドユーザー"と見なされる。

オペレータ(Operater) (OP) - 空のメディアトレイへの補充、満杯の出力トレイの排出、トナーカートリッジの交換、単純な紙詰まりの解消などを含む、日々のプリンタ保守に責任を持つ人。

技術者(Technician) (TECH) - 故障したプリンタの修理や定期的な予防保守、また一般にプリンタ内部に関する高度な訓練を必要とするようなその他のタスクを行う責任を持つ人。"技術者" の例としては、メーカーのフィールドサービスの代表者や、メーカーまたは類似の代理店による公式の訓練を受けた人などがあるだろう。

システム管理者(System Manager) (MGR) - プリンタ・印刷キュー・ネットワーク接続問題を含む、総合的な印刷環境に関連するコンポーネントの構成とトラブルシューティングに責任を持つ人。一般にこの人物は印刷システムコンポーネントの総合的な運用の完全性を確実にする責任を持ち、典型的にはその他の全ての役割モデルにおける関連の中心と見なされる。

ヘルプデスク(Help Desk) (HELP) - ユーザーの訓練や、ユーザーの印刷問題の解決を含む、印刷要求に関するユーザーのサポートに責任を持つ人。

資産管理者(Asset Manager) (AM) - 組織の印刷システム資源(主にプリンタ)の管理に責任を持つ人。このような人物は、印刷資源の位置を継続的に追跡・識別可能である必要がある。

収納可能数計画者(Capacity Planner) (CP) - プリンタの取得や利用傾向に基づいたプリンタの配置を計画する目的のために、プリンタ資源の利用を継続的に追跡する責任を持つ人。

インストーラ(Installer) (INST) - ローカルシステム上の印刷システムコンポーネントのインストールや構成に責任を持つ人またはアプリケーション。

監査者(Accountant) (ACCT) - 使用された資源を補充するために、印刷資源の利用を継続的に追跡する責任を持つ人。

代表的なプリントシステムタスクと役割モデルのマトリクス

以下のマトリクスは、定義済みの "代表的なプリントシステムタスク(Common Print System Tasks)" と様々な "役割モデル(Role Models)" との間の関係をより良く理解するために提供されている。

多くのタスクが多くの役割モデルに適用可能なように見えることを認識することは重要である。しかしながら、タスクの実際のコンテキストを考える場合、タスクの実際のコンテキストはしばしば役割モデルによって変更可能なものであると認識することは非常に重要である。

例えば "システム管理者" がプリンタに印刷ジョブを投入することが可能でなければならないのは明らかであるが、印刷ジョブを投入する場合、"システム管理者" と認識されているその人物は実際には "ユーザー" のコンテキストで動作している。そのため、印刷ジョブを投入するという要求は、システム管理者の要求事項としてはリストされていない。

反対に、"ユーザー" は自分が以前にプリンタに投入したジョブを削除可能でなければならない一方で、"オペレータ" はしばしば任意のプリンタから任意のジョブを削除することが可能であることを期待される。従って印刷ジョブの削除は、"ユーザー" と "オペレータ" の両方のための(微妙に異なる)要求事項である。

Role Models 役割モデル -----------

要求分野 USEROPTECHMGRHELPAMCPINSTACCT
印刷ジョブステータス xxxxxxxxxx
プリンタ能力 xx xxxx
印刷ジョブ投入 xx
印刷ジョブ削除 xxxx
イベント通知 xxxx
プリンタ設定 xx xx
プリンタ消耗品 xx xxxx
印刷ジョブ識別 xx xxxx xx xx
プリンタ内部ステータス xxxxxx
プリンタ識別 xxxxxxxxxxxxxx
プリンタ位置 xx
ローカルシステム構成 xx xx

Appendix E - 全プリンタステータス一覧

ステータステーブルは、上位25のプリンタエラーのための慣例を確立している。このテーブルは、様々なプリンタの状態と、変数 Printer hrDeviceStatus・ hrPrinterStatus・ hrPrinterDetectedErrorState・ prtAlertGroup・ prtAlertCode、および様々なサブユニットステータス変数(prtInputStatus、 prtOutputStatus、 prtMarkerStatus、 prtMediaPathStatus、 prtChannelStatus)との間の推奨されている関係を定義している。このテーブルはこれらの変数の推奨される実装である。これは、その状態の結果として提供されることを期待される状態と様々な変数の集合の例を提供することで、この MIB の利用者と実装者とをガイドするために提供されている。この情報は、セクション 2.2.13.2 "総合的なプリンタステータス" を補完する。これはガイドラインであり、網羅的なリストではない。

PrtSubUnitStatusTC の定義は、SubUnitStatus が5つの独立した値/状態(可用性、致命的、非致命的、オンライン、移行中)の合計の整数であることを規定している。従って非致命的警告が示される場合、可用性・オンライン・移行中の値に非致命的警告の値(8)が合計された値になるだろう。

テーブルはランドスケープの書式で作成されており、以下に置かれている。
ftp://ftp.pwg.org/pub/pwg/pmp/contributions/Top25Errors.pdf.

Appendix F - 参加者

この文書のレビューを行い改善のための多数の示唆を提供する重要な成果を提出してくれた以下の個人に対し、Printer MIB Working Group は特別な感謝の意を表したい。

David Harrington - Enterasys Networks
Juergen Schoenwaelder - TU Braunschweig
Bert Wijnen - Lucent Technologies and IETF Op & Mngmt, Area Director

RFC 1759 を完成させた以前の作業が無ければ、このバージョンの MIB は不可能であっただろう。Printer MIB version 2 の著者は、この文書の基礎を開発した以下の個人に感謝したい。また、Printer MIB のアーキテクチャ開発における重要な技術的ガイドラインを提供してくれた Steve Waldbusser には、特別な感謝の意を示したい。

Joel Gyllenskog - Microworks
Tom Hastings - Xerox
Jay Martin - Underscore, Inc.
Ron Smith - Texas Instruments
Steve Waldbusser - Lucent Technologies
Don Wright - Lexmark
Steve Zilles - Adobe

以下の人々は、少なくとも一度は Printer MIB Working Group の会議に参加した(その多くはほとんどの会議に参加した)。

Ron Bergman - Hitachi Printing Solutions
Luis Cubero - Hewlett-Packard
Jay Cummings - Novell
Andy Davidson - Tektronix
Lee Farrell - Canon
Tom Hastings - Xerox
Scott Isaacson - Novell
Binnur Al-Kazily - Hewlett-Packard
Rick Landau - Digital Equipment Corporation
David Kellerman - Northlake Software
Harry Lewis - IBM
Pete Loya - Hewlett-Packard
Jay Martin - Underscore, Inc.
Bob Pentecost - Hewlett-Packard
Dave Roach - Unisys
Stuart Rowley - Kyocera
Bob Setterbo - Adobe
Mike Timperman - Lexmark
Randy Turner - 2Wire, Inc.
Bill Wagner - NETsilicon, Inc.
Chris Wellens - Interworking Labs
Craig Whittle - Sharp Labs
Don Wright - Lexmark
Lloyd Young - Lexmark
Atsushi Yuki - Kyocera
Steve Zilles - Adobe

重要な貢献者

Ray Casterline
Lighthouse Solutions, LLC

Phone: (716) 218-9910
EMail: RayCasterline@lhsolutions.com

Gary Gocek

Phone: (585) 223-3826
EMail: gary@gocek.org

Thomas N. Hastings
Xerox Corporation

Phone: (310) 333-6413
EMail: hastings@cp10.es.xerox.com

Scott Isaacson
Novell

Phone: (801) 861-7366
EMail: sisaacson@novell.com

Binnur Al-Kazily
Hewlett-Packard, Inc.

Phone: (208) 396-6372
EMail: binnur_al-kazily@hp.com

David Kellerman
Northlake Software

Phone: (503) 228-3383
EMail: kellerman@nls.com

Matt King
Lexmark International

Phone: (859) 232-6907
EMail: emking@lexmark.com

Jay Martin
Underscore, Inc.

Phone: (603) 889-7000
EMail: jkm@underscore.com

Mike McKay
Novell, Inc.

Bob Pentecost
Hewlett-Packard

Phone: (208) 396-3312
EMail: bpenteco@boi.hp.com

Stuart Rowley
Kyocera

Phone: (510) 299-7206
EMail: stuart.rowley@kyocera.com

Gail Songer
Peerless Systems Networking

Phone: (650) 569-4414
EMail: gsonger@peerless.com

Randy Turner
2Wire, Inc.

Phone (408) 895-1216
EMail: rturner@2wire.com

William Wagner
NETsilicon, Inc.

Phone: (781) 398-4588
EMail: WWagner@NetSilicon.com

Chris Wellens
Interworking Labs

Phone: (408) 685-3190
EMail: chrisw@iwl.com

F.D. Wright
Lexmark International

Phone: (859) 232-4808
EMail: don@lexmark.com

Lloyd Young
Lexmark International

Phone: (859) 232-5150
EMail: lpyoung@lexmark.com

Stephen N. Zilles
Adobe Systems, Inc.

Phone: (415) 962-4766
EMail: szilles@adobe.com

著者のアドレス

Ron Bergman (Chairman)
Hitachi Printing Solutions America
2635 Park Center Drive
Simi Valley, CA 93065-6209

Phone: (805) 578-4421
EMail: Ron.Bergman@hitachi-ps.us


Harry Lewis
IBM
6300 Diagonal Hwy.
Boulder, CO 80301

Phone (303) 924-5337
EMail: harryl@us.ibm.com


Ira McDonald
High North Inc
P.O. Box 221
Grand Marais, MI 49839

Phone: (906) 494-2434 or (906) 494-2697
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